【東京おもちゃショー2012】
タカラトミー、焚き火のように“炎”が揺らめくインテリアライト

 おもちゃの見本市「東京おもちゃショー 2012」が、6月14日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は17日までの4日間。前半2日間は商談見本市で一般の入場は制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日間が9時半から18時まで、16日は9時から17時まで、17日は9時から16時まで。

 家電Watchでは、大人も一緒に楽しめるような製品を中心に紹介する。

自然に揺らぐ“焚き火”のインテリアライト

タカラトミーアーツの「FireWood」

 タカラトミーアーツのブースでは、焚き火の明かりを再現したインテリアライト「FireWood(ファイヤーウッド)」を公開していた。発売は11月の予定で、希望小売価格は7,140円。

 焚き火の炎を再現したインテリアライト。本体上に薪のようなデザインの棒が5本ほど横たわっており、この内部にある赤いLEDライトが点灯することで、焚き火が燃えている様子を再現している。光は一定ではなく、自然に近い不規則で揺らぐ「1/fゆらぎ」となる。また点灯中は、パチパチと炭がはぜる音が鳴る。

ブースでは真っ暗な場所で展示されていたが、揺れる光とパチパチ音は、まさに焚き火そのもの

 使用モードは「インテリアモード」「アウトドアモード」「ミュージックモード」の3つが用意されている。インテリアモードは、通常のインテリアライトとして使用するモードで、本体のタッチセンサー部を左から右になぞることで、明るさが強くできる。その逆で、右から左になぞると、光は弱まる。

 「アウトドアモード」は、実際に焚き火をするような演出が込められたモード。点灯するには、まずタッチセンサー面をマッチでするようになぞる。“火”が付いたら、本体のボタンを押しながら息を吹きかけると、“薪”に火が移る。タッチセンサーを左右繰り返してなぞると、“消火”する。

 「ミュージックモード」では、iPodなど外部音楽機器を接続することで、その音楽に合わせて光を演出する。

「アウトドアモード」で息を吹きかけているところ。火が燃え盛る音の演出も加わっている音楽プレーヤーを接続すれば、再生される曲に合わせて光が揺らぐ

 ブースでは周囲を暗くした場所で展示されていたが、ゆらゆらと揺らぎ、息を吹きかけると燃え上がる赤い光は、コンパクトではあるが焚き火そのものといった印象だった。

 本体サイズは190×190×130mm(幅×奥行き×高さ)。電源は単三アルカリ乾電池が3本。

光源は中央に1つだけまるでアウトドア用品のようなポスターがおもしろい
FireWoodのストラップ仕様「FireWood pocket」は12月発売

 このほか、FireWoodのストラップ仕様「FireWood pocket」も展示されていた。発売は12月で、希望小売価格は1,260円。こちらも薪から赤い光が漏れる焚き火仕様のライトで、息を吹きかけることで明るさの調節ができる。






(正藤 慶一)

2012年6月15日 00:00