ソニーのブースで目を惹いたのは、参考出展されていた電動アシスト自転車「Xperia Bike」とスマートハウス展示だ。
Xperia Bikeは、ハンドル部分に同社のスマートフォンXperiaを備えたモデルで、ロングライドに必要な音楽、地図、ログ(記録)を全てカバーできるというもの。本体前方と後方には、それぞれ魚眼レンズが搭載されており、走行中に画面でそれらの映像を確認できるほか、地図を表示させることもできる。また、ハンドル中央部には小型のスピーカーも備えており、走行しながら音楽を楽しむこともできる。
バッテリーを備えた電動アシスト自転車で、坂道を難なく上ることもできる。本体デザインは、アクティブなイメージで「完全にデザイナーの趣味。山道を電動アシスト機能で登って、頂上から勢いよくおりてくるなど、これまでにない楽しみ方ができる。大人が楽しめる“おもちゃ”感覚を大事にした」(製品担当者)という。
参考出展されていた電動アシスト自転車「Xperia Bike」 ハンドル中央部にソニーのスマートフォンXperiaが配置されている 前方にはライトとライド中の映像を撮影する魚眼レンズが備えている アクティブなデザインは「完全にデザイナーの趣味」だという 未来の暮らしを提案する「Life Space UX」
会場で多くの人が訪れていたのが、ソニーが考える未来の暮らしを提案した「Life Space UX」。同社の技術を集結したスマートハウスで、テーブルや冷蔵庫にはモニターが内蔵されており、お風呂やリビングのテレビは全てプロジェクターのように投影される。
未使用時はごくコンパクトで目立たないが、大画面を楽しむことができるほか、絵を投影することもできる。また、寝室の天井にもプロジェクターが搭載されており、オーロラや宇宙のイメージを楽しむことができる。
未来の暮らしを提案する「Life Space UX」カップルの生活をデモンストレーションする 食事しながら、今日あったことをテーブルに内蔵されているモニターも見ながら説明 これも、モニターが内蔵されており、リアルタイムでこの場所に写真を送ることができる 浴室には小型のプロジェクターを配置。お風呂に入りながら映画を見たり、雑誌を読んだりすることができる 寝室の壁には、その日の天気やニュースを教えてくれるモニターを配置 リビングにテレビはなく、あるのは大型のプロジェクター 部屋全体を宇宙のイメージで統一したところ。リビングのプロジェクターだけでなく、寝室のモニターも連動している