イベントレポート

文具

【国際 文具・紙製品展2013】
書類を3つ折りしてスリムに持ち運ぶファイルや、書類をまとめるシリコンバンド

 文具の商談市「国際 文具・紙製品展 ISOT」が、6月26日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は28日までの3日間。一般および18歳未満の入場はできない。時間は10時から18時。

 家電Watchでは、オフィスや家庭で便利に使える文具を中心に取り上げる。

書類を3つ折りしてコンパクトに持ち運べるファイル

キングジム「オレッタA4三つ折りホルダー」

 キングジムの「オレッタA4三つ折りホルダー」は、A4の紙を入れて畳むと、きれいな3つ折りになって、スリムに管理できるファイルフォルダー。外回りのビジネスシーンや、チケットなどを持ち歩く旅行の際に便利という。

 持ってみると、長財布ぐらいのサイズで、バッグの隙間にも入れやすい。きれいな3つ折りになるので、例えば手紙を3つ折りにして出す際にも使えそうだ。

 内側にはポケットを備えており、ハガキや名刺など小さな書類もまとめられる。収納枚数はA4サイズで最大5枚。

書類を入れる
順に畳んでいく
畳んだあとは、きれいな折り目が付いている

 本体サイズは110×225mm(幅×高さ)。カラーは中身が確認できる透明タイプが5色、不透明タイプが3色を揃える。発売は7月26日を予定。希望小売価格は525円。

カラーは全8色
ブースには同社のキャラクター「キングファイル君」も現れ、盛り上げていた
先日発表されたバッテリー内蔵型ブックカバー「バテリオ」も展示されていた。詳細はニュースでご確認いただきたい

リヒトラブ、厚さ9mmの超薄型クリップボード

リヒトラブ「超薄型クリップボード」

 リヒトラブの「超薄型クリップボード」は、その名の通り、クリップ部の厚さが9mmと非常に薄いクリップボードだ。一般的なクリップボードが厚さ約17mmであるのに比べ約53%、つまり約半分の厚さとなる。

 一方で、紙を挟んだ時に下敷きとなる板の部分は、一般的なクリップボードより約1.2倍厚くして、書きやすさや安定感を向上させた。

 薄型化したクリップ部できちんと書類をはさめるのか不安だったが、クリップをつまんでみるとしっかり開いて、紙を挟めた。オフィスのデスクの書類立てにおさまりやすそうだ。

一般的なクリップボードの半分の厚さ
クリップは薄型だがしっかり開いた

 サイズは「大」と「小」を用意する。挟める紙の枚数は、大で20枚、小で10枚。希望小売価格は順に451円、241円。発売は8月末を予定。カラーはクリア、ブルー、イエロー、グリーン、ピンクを用意する。

左から、サイズ「小」と「大」
カラーは5色

書類や手帳をひとまとめにできるシリコンバンド

マーナ「シリコーンブックバンド M」

 マーナの「シリコーンブックバンド」は、書類や本、小物類を簡単にまとめられるシリコン素材の紐だ。サイズはSとMの2種類があり、希望小売価格は順に380円、480円。既に発売されている。

 シリコーンブックバンドは、柔軟に伸びるシリコンの素材感を活かし、複数の輪に、書類や本、ペンなどの筆記具を挟んで、ひとまとめに持ち歩けるようにする。取りはずせば再び縮み、繰り返し使える。本体はすべすべとして、軽い力で伸び縮みする。

 オフィス内で打ち合わせや会議などのため移動する際や、ペンや小物をまとめてベッグに入れる際などに便利という。SサイズはA5やB6、MサイズはA4に対応する。

 マーナはこれまでキッチングッズを中心に扱ってきたが、今春からステーショナリーも展開を始めた。

4つの輪が付いたものがMサイズ。2つの輪が付いたものがSサイズ
伸び縮みするシリコン素材

小林 樹