国際 文具・紙製品展 2012
マークス、手のひらにすっぽり収まるスマホサイズのダイアリー「ED!T」

 文具の商談市「国際 文具・紙製品展 ISOT」が、7月4日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6日までの3日間。一般および18歳未満の入場はできない。時間は10時から18時まで。

 家電Watchでは、会場で気になった文具・雑貨を中心に紹介する。

 マークスのブースでは、スマートフォンに近いB7サイズの日記帳「ED!T Souple(エディット スープル)」を展示していた。希望小売価格は1,890円で、秋口からの発売となる。

 1日1ページの日記帳「ED!T」の新モデルとして、来シーズンより発売する。従来はB6サイズのみを用意していたが、「日常的に携帯するもの」としてスマートフォンに近いB7サイズをラインナップに追加した。

B7サイズの日記帳「ED!T」iPhoneと比べたところ。ちょうど、記者のiPhoneケースと似た色の「ED!T」もあった

 1月始まりの日記帳で、月ごとの予定を管理する「マンスリーページ」と、日付と時間軸が記された「デイリーページ」のほか、年間のプランや目標を書き込める「年間ビジョンページ」、年間のイベントを一覧で確認できる「マンスリーイベントページ」が用意されている。1日1ページをフルに使えるため、そのときのアイディアやインスピレーションを自由に書き記すことができるとしている。

 B7サイズのED!T Soupleは、全10色を展開。表紙の素材には手触りの良いイタリア製ポリウレタンを採用。ゴールドやシルバーなどの高級感のある色をコバ(ページの側面部。本を閉じた時に横から見える場所)に採用したモデルのほか、カバーとコバの色を揃えたシリーズも展開。本体サイズは70×120mm(幅×高さ)。

カラーは10色展開コバ(ページの側面部。本を閉じた時に横から見える場所)にゴールドを採用したモデル1日1ページ用意されているデイリーページ。自由にアイディやインスピレーションを書き込めるようになっている

 実際に手にもってみると、B7サイズの良さがわかる。片手にすっと収まるサイズ感はスマートフォンになれきっている世代には馴染みのあるものだ。片手で持って、片手で書き込めるので、メモ帳としても重宝しそう。今回はダイアリーとしての展開だが、個人的にはノートタイプの展開も期待している。






(本誌:阿部 夏子)

2012年7月4日 16:02