【インテリアライフスタイル リビング2010】
不思議の国のアリスをモチーフにしたシャンデリアなど

 デザイン家電や雑貨の展示会「インテリアライフスタイル リビング(interiorlifestyle living)」が、11月24日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は26日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。商談を目的とした商業見本市のため、一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活雑貨を中心に紹介する。

不思議の国のアリスをモチーフにしたシャンデリア

コーヒーポットをモチーフにしたシャンデリア「Alice in Wonderland」

 「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」という名の不思議なシャンデリアを展示していたのは、韓国の若手デザイナーの製品を一堂に展示していたブース。Alice in Wonderlandは、コーヒーポットをモチーフにしたシャンデリアで、デザイナーはKim Hayoon氏。コーヒーポットという生活感のあるグッズをモチーフとしながらも、独特の存在感で会場を圧倒していた。

 会場ではこのほか、フォークやナイフをモチーフにした照明器具「teaspoon-fork-teaspoon」も展示していた。いずれも日本での発売は未定。韓国での価格はAlice in Wonderlandが150万韓国ウォン(約105,000円)、teaspoon-fork-teaspoonが90万韓国ウォン(約65,000円前後)。

「Alice in Woderland」は、それぞれ独立したコーヒーポット型の照明器具を集めるような形で成り立っているフォークやナイフをモチーフにした照明器具「teaspoon-fork-teaspoon」光源の回りにぐるりとフォークやナイフが並べられている

 そのほか、ブースにはカレンダーと照明器具が一体化した「Poster Lamp(ポスターランプ)」も参考出品されていた。製品化は未定だというが、自分の好きなイラストなどと組み合わせて使うことも可能だという。

カレンダーと照明器具が一体化した「Poster Lamp」横から見るとランプの笠の部分だけが前に飛び出している

聖新陶芸、インテリアとして楽しめる家庭菜園キット

小型の家庭菜園キットがずらりと並んだ聖新陶芸のブース

 聖新陶芸のブースでは、ベランダや室内で手軽に楽しめる家庭菜園のキットを多数展示していた。リビングやキッチンに手軽に置けるコンパクトなものが中心で、いずれもインテリアのアクセントになるようなデザイン性の高いものが並ぶ。

 また、デザインだけでなく家庭菜園初心者の人でも手軽に始められるように水やりが不要なタイプのものや、水やりした日付を鉢に直接書き込める黒板付きのもの、ケーキやコーヒーカップをイメージしたものなど、ユニークで工夫が施されたものが目立つ。

カップの下にあらかじめ水を張っておくことで、定期的な水やりが不要な「底面給水」を搭載したシリーズ。写真はFresh Herb(フレッシュハーブ)シリーズのバジル。価格は400円食べられる花「Edible FLOWER(エディブルフラワー)」を育てるキット。花が咲くので見た目も鮮やか。価格は750円鉢に小さな黒板を搭載し、日付や種類などをチョークで書き込める「Sign&Date(サイン&デイト)」。価格は1,200円
ショートケーキをモチーフとした「Sweet Succulant Cake(スィートサキュレントケーキ)」価格は750円卵に見立てた陶器の鉢が付属する「育てるたまご」シリーズ。価格は580円~1,280円まで古紙100%のリサイクルポットを使用している「エコサット」シリーズ。価格は450円~1,000円まで

 中でも来場者の注目を集めていたのは、大根を育てられるという栽培キット「自分大根」。大根というと、大きいイメージがあってとてもマンションの一室で育てられるような野菜ではないと思っていたが、自分大根は種植えから収穫までを体験できるという。価格は950円。

 大根以外にも、にんじんが育てられる「一本でもにんじん」、かぶが育てられる「私のおかぶ」も用意する。価格はいずれも750円。

大根を種から育てられる「自分大根」ニンジンやかぶなどの根菜も揃える



(本誌:阿部 夏子)

2010年11月24日 16:17