やじうまミニレビュー
今年のバレンタインデー、予定がないなら手作りチョコレートはいかが?
by 阿部 夏子(2014/2/6 07:00)
ウン十年ぶりの手作りチョコレートに挑戦
あっという間に1月が終わって、気がつけば2月も5日を過ぎている。節分も終わって、次のイベントといえば2月14日のバレンタインデーだ。三姉妹の我が家では毎年この時期は「キャーキャー、ワーワー」言いながらチョコレートを作っていたものだ。あれからウン十年……手作りチョコレートからはすっかり離れてしまったが、今回、無印良品の「自分でつくる」シリーズを試してみることにした。
「自分でつくる」シリーズは、無印良品が以前から展開しているもので、材料やラッピンググッズがセットになった手作りキットだ。クリスマス用のお菓子だったり、バレンタインデー用のチョコレートだったり、数もかなり充実している。その中から今回選んだのは初心者でも簡単にできる「チョコタルト」と、オーブンを使ったちょっと本格的な「プチパウンドケーキ」の2つを選んだ。
メーカー名 | 無印良品 | |
---|---|---|
製品名 | 自分でつくる プチパウンドケーキ | 自分でつくる チョコタルト |
販売価格 | 780円 | 680円 |
久しぶりのお菓子作りは自分でも意外なほど楽しく、できあがりも上々! 夫を始め、同僚からも「おいしい!」の太鼓判をもらった。
簡単で、迷うところは一切なし!
ではさっそく工程を見ていこう。まずはチョコタルトから。といっても、かなり簡単。材料は全て箱の中に入っているので、ほかに必要なものといえば、チョコレートを湯せんするときに使う60℃前後のお湯くらいだ。チョコレートを溶かして、ハートのタルト型に入れて、上からナッツをトッピングして固める。これで終わり。
ナッツを事前にフライパンで炒める、チョコレートの湯せんなどの工程を含めても、30分以内で十分終わる。本当に簡単で、これなら小さい子供も一緒に作れる。工程が短く単純なので、飽きることもないだろう。
プチパウンドケーキは混ぜるだけ~なのに、ふっくら!
チョコタルトをあっという間に仕上げた後は、オーブンを使って作る本格的なプチパウンドケーキに挑戦だ。プチパウンドケーキの場合、キットに入っている材料のほかに、無塩バター(20g)、卵1個、牛乳(大さじ1.5)が必要になる。卵、牛乳はともかく、無塩バターは家に常備している人はそれほどいないと思うので、必ず用意しよう。もう1つ、注意点としてはバタ-、卵はあらかじめ常温に戻しておくこと。
ここまで準備したら、さっそくスタートだ。室温に戻したバターを柔らかくなるまで泡立て器で攪拌する。その後、卵を入れる。ここで、卵が冷たいと、せっかく柔らかくなったバターがまた固まってしまうので、くれぐれも注意。さらに、付属のチョコレートパウダーを加えて、ざっくりと混ぜる。これで生地が完成だ。
あとは170℃のオーブンで15~17分ほど焼けば完成。仕上げにチョコレートとナッツをトッピングする。ちなみに、このチョコレートも湯せんが必要。しかも、焼き上がって直ぐにトッピングすると、チョコレートが溶けて流れ落ちてしまうので、しばらく時間をおいてからトッピングするのがポイントだ。
プチパウンドケーキは、オーブンを使うということもあって、自分で作るシリーズでは比較的上級者向けだが、実際作ってみると簡単! 仕上げのトッピングをすることで、グーンとリッチな見た目になる。
ラッピングもセットになっているのがイイ!
タルトもパウンドケーキもできあがったところで、仕上げにもう1つ重要なことがある。そう、ラッピングだ。女性にとって、このチョコレートはあくまで「人にあげるもの」。そのまま渡すという訳にはいかないのだ。自分でつくるシリーズでは、ここらへんの女心もしっかりカバーしていて、専用のクリアバッグと、ラッピングタイもキットに含まれている。
クリアバッグに入れて、タイを結べばいよいよ完成。そのままでももちろん問題ないのだが、透明なだけだと少し寂しく思えたので、私は自宅にあった柄モノのペーパーナプキンを小さく切って、中に入れてみた。色がそのまま出るので、カラフルなものを使うのがオススメだ。
手作りってやっぱりいい
久しぶりのチョコレート作りは単純に楽しかった。チョコレートのあまーい香りが家中に広がるのはなんともいえず幸せな気分になる。特にオススメなのは、家族やお友達と一緒に作ること。トッピングやラッピングのアイディアが広がって、盛り上がること間違いなしだ。男性が彼女にプレゼントして、一緒に作るというのもまたロマンティックかもしれない。