やじうまミニレビュー
飛び出す蝶の栞がブックカバーとひとつになった!
by 座間 佳子(2016/2/16 07:00)
開くと飛び出し、閉じれば引っ込む「蝶の栞」がキュート
電車の中で本を読んでいる時など、降りる駅が近づいてきて、でもまだ続きが読みたい、キリがいいところまでもう少し……なんてこと、よくあります。あわてて本を閉じてうっかりマークし忘れ、結果、どこまで読んだかわからなくなってしまう。続きを読む際、前回の読み終わりがすんなりわからないと、結構ストレスですよね。
そんな小さな問題を解決するアイデアとして考案されたのがこの“美しく楽しい”一品。アッシュコンセプトの「ポップアップブックカバー」です。
メーカー名 | アッシュコンセプト |
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製品名 | ポップアップブックカバー |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 各540円 |
ポップアップとは、飛び出すこと。つまり、飛び出す栞が一体化したブックカバーなのです! 本を開けば蝶が飛び立ち、本を閉じれば読んでいたそのページに蝶が飛び込むという、なんとも楽しいブックカバーです。
ブックカバーと一体化しているため、栞を落としてなくしてしまう心配もありません。また、本を閉じるだけで蝶が自動的にブックマークをしてくれるので、ワンアクションで済みます。
どうしてそんなことができるのか? とちょっと不思議に思いましたが、紙を折るだけで作るシンプルな構造は、なかなか魅力的です。
基本は、本屋さんでくれる紙カバーの要領で内側に折り込んで使います。文庫本から新書までカバーできるサイズなので、読みたい本の大きさに合わせて使えますし、折り直せば何度でも使用可能。本の厚さ2cmまで対応しています。
栞になる部分は、蝶の真ん中を折り、カバーとつながっているブリッジ部を少しずつ曲げながらクセをつけていきます。すると、本の開閉に合わせて、蝶が出たり入ったりするのです。
折り紙をするような気分で手を動かしながら、実際に蝶が飛び出したり引っ込んだりするのを見ると、「おぉ~!」と感心してしまいました。
色、デザイン、アイデアを感じながら使いたい
そして、ここがまた心をくすぐる部分なのですが、なんと、リバーシブル! 表と裏で色が違い、そのコントラストもとても美しい組み合わせ。気分に合わせて色も着替えられるというわけです。
バリエーションは6種類あり、今回は「ピンク×ミントブルー」と「ブラウン×ライトブルー」を購入しました。
素材は紙ですが、かなりハリがあるしっかりしたものなので、傷や破れなどにも強そう。多少濡れても問題ないくらいのツルツル感です。
ただし栞の部分は、本を閉じた状態でもブリッジが少し出っ張っているので、バッグの中で乱暴に扱うと、そこが何かに引っかかって傷つくこともありそうです。
蝶が示してくれる本の世界への道しるべ。今日はどんな未知の世界と出会えるのか、本を開くたびに飛び出す蝶に案内されて、期待に満ちたスタートがきれる気がします。