やじうまミニレビュー

飛び出す蝶の栞がブックカバーとひとつになった!

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

開くと飛び出し、閉じれば引っ込む「蝶の栞」がキュート

アッシュコンセプト「ポップアップブックカバー」

  電車の中で本を読んでいる時など、降りる駅が近づいてきて、でもまだ続きが読みたい、キリがいいところまでもう少し……なんてこと、よくあります。あわてて本を閉じてうっかりマークし忘れ、結果、どこまで読んだかわからなくなってしまう。続きを読む際、前回の読み終わりがすんなりわからないと、結構ストレスですよね。

 そんな小さな問題を解決するアイデアとして考案されたのがこの“美しく楽しい”一品。アッシュコンセプトの「ポップアップブックカバー」です。

メーカー名 アッシュコンセプト
製品名 ポップアップブックカバー
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 各540円

 ポップアップとは、飛び出すこと。つまり、飛び出す栞が一体化したブックカバーなのです! 本を開けば蝶が飛び立ち、本を閉じれば読んでいたそのページに蝶が飛び込むという、なんとも楽しいブックカバーです。

 ブックカバーと一体化しているため、栞を落としてなくしてしまう心配もありません。また、本を閉じるだけで蝶が自動的にブックマークをしてくれるので、ワンアクションで済みます。

 どうしてそんなことができるのか? とちょっと不思議に思いましたが、紙を折るだけで作るシンプルな構造は、なかなか魅力的です。

自分で折ってサイズを合わせられるように、最初はロールの状態です。こんなパッケージも新しい!?
蝶の部分がブックカバーから飛び出しています。ここが栞になります
広げてみました。幅は37cmで、本に合わせて折って使います。上辺の位置は変わらないので、ここだけは最初から折られています。リバーシブルの色合いもきれいですね

 基本は、本屋さんでくれる紙カバーの要領で内側に折り込んで使います。文庫本から新書までカバーできるサイズなので、読みたい本の大きさに合わせて使えますし、折り直せば何度でも使用可能。本の厚さ2cmまで対応しています。

 栞になる部分は、蝶の真ん中を折り、カバーとつながっているブリッジ部を少しずつ曲げながらクセをつけていきます。すると、本の開閉に合わせて、蝶が出たり入ったりするのです。

だいたいの折り目のガイドラインがエンボス加工でつけられています。白いラインは、デザインのアクセント
文庫本につけてみましょう。あらかじめ折ってある上辺部分に表紙を差し込み、背表紙の位置を見極めます。蝶を必ずセンターにするため、始めにブックカバーの背幅部に軽く折り目をつけておくと失敗がありません
文庫本の高さに合わせて下辺を折ります。かなりハリがある紙質なので、しっかりピリッと折りたい
本に合うように左右も折り込み、ブックカバー部分は完成です
この段階で文庫本をセットしてみても、まだ蝶は飛び出したまま。これがどうやってポップアップになるのかというと……
蝶の中央に1本、ブリッジ部分に入った5本の折り目のラインが見えます。これがポイント
まず蝶の真ん中にある折り目を山折りにして、しっかり折り目をつけます
次に、ブリッジ部分にある5本のラインを軽く折りながら、蝶が本に出入りするようにクセをつけるのです
ブックカバーを閉じると、このように蝶が中に入り込みます。折るだけなのに、なんだかすごい!

 折り紙をするような気分で手を動かしながら、実際に蝶が飛び出したり引っ込んだりするのを見ると、「おぉ〜!」と感心してしまいました。

本にカバーをセット。開いた時には蝶は本から飛び出していて、読書の邪魔はしません。リバーシブルの色のコントラストが効いていますね
本を閉じようとすると、こんなふうに蝶が下のほうに向かってきて……
読んでいたページのところに入り込むようになり……
本を閉じると、蝶はページにはさまれた状態に。ここがブックマークされたページになるのです

色、デザイン、アイデアを感じながら使いたい

 そして、ここがまた心をくすぐる部分なのですが、なんと、リバーシブル! 表と裏で色が違い、そのコントラストもとても美しい組み合わせ。気分に合わせて色も着替えられるというわけです。

 バリエーションは6種類あり、今回は「ピンク×ミントブルー」と「ブラウン×ライトブルー」を購入しました。

表裏の色を変えて、ピンクからミントブルーのほうを表にしてみます。結構、印象が変わりますね。1枚で2通り楽しめてうれしい!
「ブラウン×ライトブルー」のほうは新書に合わせてみます。文庫本に比べると、下辺の折り返しが少なくなります
新書だと高さがあるので、下のほうの白いライン模様が見える仕上がりに。上部にもあるラインとあいまってシャープな感じ
フレキシブルなサイズ、楽しめるリバーシブルカラー、飛び出す蝶の栞、とアイデアが感じられるブックカバー。ツルツルしているので、よごれは水で湿らせたティッシュなどで拭き取れます

 素材は紙ですが、かなりハリがあるしっかりしたものなので、傷や破れなどにも強そう。多少濡れても問題ないくらいのツルツル感です。

 ただし栞の部分は、本を閉じた状態でもブリッジが少し出っ張っているので、バッグの中で乱暴に扱うと、そこが何かに引っかかって傷つくこともありそうです。

 蝶が示してくれる本の世界への道しるべ。今日はどんな未知の世界と出会えるのか、本を開くたびに飛び出す蝶に案内されて、期待に満ちたスタートがきれる気がします。

(座間 佳子)