やじうまミニレビュー

1日を数10秒で振り返れるインターバルレコーダー「レコロ」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
キングジム レコロ「IR7」

 最近はインターバル撮影ができるデジカメが増えてきた。iPhoneなどのスマートフォンでも、対応アプリをインストールすれば、その楽しさを簡単に体感できる。だが丸々1日、風景を撮りたい時などには、デジカメやスマートフォンでは不安だ。

 そこで、インターバル撮影専用のカメラ、キングジムの「レコロ」を試してみた。

メーカー名 キングジム
製品名 レコロ「IR7」
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 8,826円

外観をチェック

 iPhone 5sと比べると、厚みがあるものの、正面の面積は同じくらい。ちょっとペンギンのような、愛嬌のあるデザインがかわいい。長時間どこかに置いておいてもデジカメのような威圧感や、撮られているという印象を感じさせなさそうだ。

本体の前面。ちょっとペンギンっぽい
大きさをスマートフォンと比べてみた
背面にはディスプレイと操作ボタン類を配置
正面上方にレイアウトされたレンズ部
本体底部には、三脚穴が用意されている
底部の脚の部分を取っ掛かりにして、裏蓋を開ける
電源は単三形乾電池4本
メモリーは内蔵せず、SDメモリーカードに記録していく
別途、電源ケーブルを用意すれば、それも使える

花が開く様子を撮ってみたかった

 インターバル撮影と言えば、製品のWebページにもあるように、植物が徐々に成長していく様子を撮影するのが定番だ。筆者がレコロを手にしたのも、花が開く様子を撮影したかったから。

 ということで、さっそく花びらが開きそうな花を探す。ちょうど彼岸花が咲き始めた頃だったので、庭に伸びた彼岸花を撮ることにした。

三脚を持っていないので、脚立に載せて置いておくことに
プレビュー画面で画角を確認して撮影スタート!

 撮ってみたのが下の動画だ。予測では、花びらがポッ! ポッ! ポッ! と咲いていくはずだったのだが、実際にはまったく咲いてくれなかった……残念。ただし、12時間くらい撮影し続けたので、陽の光が動いていく様子が早送りで見られて楽しい。

撮影間隔は10秒、フレームレートは16fpsに設定

 手入れしていないウッドデッキの隙間から、ニョキっと伸びた待宵草(だと思う)も数時間撮ってみた。こちらは、真ん中の花がわずかに開いていくのが分かる。ただし、近づけすぎたようでピンが背景に来ている。

撮影間隔は10秒、フレームレートは16fpsに設定

電源をONにして、スタートボタンを押せば、あとは待つだけ

 撮影の仕方は簡単だ。「電源ボタン」を押すと、一般的なデジカメと同じようにディスプレイに景色が映るので、画角を調整。画角が決まったら、背面の一番右の「スタートボタン(▲が右を向いている)」を押せば撮影が始まる。

 唯一分かりづらいなと感じたのは、このスタートボタンのマークが、「再生ボタン」にしか見えない点。これだけ単純な操作なのに、しばらく使っていないと、どのボタンを押せば撮影が始まるのか迷ってしまった。

電源ボタンで画面を表示させ、撮影ボタンを押せば撮影開始
どんな間隔で撮影していくか、フレームレートなども設定可能
コントラストを高めた「Vivid(ビビッド)」や、インスタントカメラ風にも撮れる

 動きのある場所を撮るのであれば、撮影間隔と撮影時間を短くしても良い。例えば、雲の動きが速い日の空や、交通量の多い道路を撮る時などは、撮影間隔を短くしても良いだろう。

 試しに撮影間隔を3秒にして、撮ってみたのが下の動画。歩道橋の上から、5分くらいかけて撮影した。

撮影間隔を3秒、フレームレートを30fpsに設定した動画。歩道橋の上から、ジ〜っとレコロを押さえながら撮影

ドライブレコーダー風に使ってみても楽しい

 ドライブに出かける時には、ダッシュボードの上に固定させておけば、ドライブの様子が数秒の動画にまとめられる。

撮影間隔は10秒、フレームレートは16fpsに設定

インターバル撮影を気軽にできるのがポイント

撮影映像は、「avi」フォーマットの動画として保存される

 撮影した映像は、「avi」フォーマットの動画として保存される。SDカード内のデータをパソコンに取り込めば、何もしなくとも動画として再生できる。

 冒頭でも書いたように、インターバル撮影ができるデジカメは増えているし、スマートフォンでも撮れる。だが長時間、目の届かないところにスマートフォンなどを置いておくのは不安だろう。それに電話がかかって来たら、それまでの苦労が水の泡に、ということもある。

 レコロは、IPX4等級の防水性を備えているので、小雨や朝露程度であれば心配もない。レンズ性能や画質など物足りなさを感じる面もあるが、インターバル撮影の楽しさを気軽に味わえる点は、他には代えがたい。

 最後に、これからレコロで撮ってみたいシーンを列記しておく
 ・みんなでバーベキューやキャンプをしているところを上から撮る
 ・北アルプスが一望できる峠からの景色
 ・息子が昼寝している時の寝相
 ・スカイツリーや東京タワーを前景にした空模様
 ・隅田川の花火大会
 ・しなの鉄道の車窓
 ……などなど

(河原塚 英信)