やじうまミニレビュー

冷蔵庫の製氷機をキレイにする専用クリーナー

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

 氷を作っても作っても追いつかないというこれからの季節。お手入れするなら今のうち! 氷に黒いツブツブが見えるという場合、氷が少し臭うという場合も、一日放置しておくだけで、簡単にお手入れができるグッズを紹介する。

アイリスオーヤマの「自動製氷機クリーナー 氷キレイ! JSC-150」
分解清掃ができない水タンクから製氷機までのパイプもしっかり洗浄!
メーカー名アイリスオーヤマ
製品名自動製氷機クリーナー 氷キレイ!
購入場所Amazon.co.jp
購入価格466円

食物由来の成分だから安心でキレイ!

 とにかく簡単に製氷機をまるごとキレイにできるのが特徴。製氷用の水タンクに300ccの水を残し、「自動製氷機クリーナー 氷キレイ!」を1本入れるだけで準備OK。

水タンクが空っぽなら、クリーナーを注いで水道水を300cc入れてもOK!
これで水タンクから製氷皿までの経路すべてをきれいにできる
製氷ポケットの氷はビニール袋などに入れて冷凍庫へ一時退避
ボトルについている「洗浄中!」シールを製氷ポケットに張っておくといい。もちろん剥がしやすいシールになっている

 製氷機にキレイな氷がある場合は、ビニール袋などに入れて冷凍庫に保存しておくといい。

 あとは水タンクを元に戻し、一日製氷すれば水タンクから、途中のパイプ、製氷皿まできれいに洗浄してくれる。ボトルには「洗浄中」のシールが付いているので、これを製氷機のドアに貼り付けておく。

 なお洗浄中にできる氷はオレンジ色になるので、誤って食べてしまうことはない。もし食べてしまっても、洗浄成分はクエン酸(お酢)、リンゴ酸、梅酢、酸性イオン化水(甘くないポカリスウェット)なので、ただの酸っぱい氷だ。オレンジの色素も、赤シソエキスとクチナシ黄。すべて食物由来成分なので小さい子どもが誤って食べてしまったとしても安心・安全だ。

汚れをとったクリーナー液は、氷となって製氷ポケットにたまる
食物由来成分なので食べてしまっても害はない
水タンクに余っている水を捨てて、お手入れ終了

 1日放っておくと製氷機やパイプ周りの汚れを落としたオレンジ色の氷が製氷機にたまっている。これらの氷と水タンクに残った水は流しに捨てればOK。

 念には念を入れたいという人は、製氷機の分解清掃できる部分をお手入れしてあげると、よりキレイな氷が作れるだろう。

分解清掃できる部分は、軽く水でゆすぐといい。もしくは1-2回水道水で製氷した氷を捨ててもいいだろう

分解清掃できない古い冷蔵庫は定期的なお掃除を!

 一見キレイに思える冷蔵庫。でも頻繁に掃除することもなく、飲み物や水分を多く含んだ食べ物が庫内には多く、湿度が高く汚れやすい。脅すようで申し訳ないが、冷蔵庫にはそれなりに菌がいる。冷たいから繁殖しないだけの話なのだ。それゆえ冷蔵庫が壊れて常温になってしまうと、菌が繁殖して例えようのない匂いが充満する。

キレイになった製氷機で作った氷はおいしさもアップ!
今年のカキ氷は去年よりも美味しいかも

 夏になると庫内はモノでいっぱいになるので、掃除をするなら今のうち。そして庫内の掃除とともに、なかなか清掃できない自動製氷機の奥まった部分まで、本製品であわせて清掃してはいかがだろう?

 今年の夏に食べるかき氷は、去年と一味変わるかもしれない?

藤山 哲人