“めくる”作業をスイスイこなせるリング型の紙めくり「メクリン」

指サックの不満をすべて解消!

コクヨ「メクリン」。20個入り M・Lミックス

　紙をめくるために指につける道具といえば、「指サック」でしたが、どうも“使いたい”とは思い難い現実でした。ゴムの臭いも気になるし、使っていると中が蒸れるのも不快。小さいと圧迫感があるし、大きいと抜けてしまう……ちょうどいいサイズってものがなかなかない。何より、なんだかかっこ悪いんだもん、ですよね。

　そんな不満の声から生まれたのが、この「メクリン」。従来のサック型ではなくリング型なので、つけやすく蒸れにくい。シリコンゴム製だから嫌な臭いもなく、やさしく伸びてソフトなフィット感。サイズはS・M・Lの3種類あり、色も選べます。人前でつけていても気にならない姿かたちに、紙めくりの進歩を感じます!

滑らないって素晴らしい! めくるめく楽しみを実感!

　使い方は簡単で、リング型のメクリンを指にはめるだけ。3サイズあるので、指によって使い分けるのもOK。色も半透明のクリアタイプだから、つけていることがそれほど気になりません。

　大量の書類や伝票を処理するときなどはもちろんですが、メモ帳や便せん、本のページや新聞をめくるときなども、メクリンをつけるだけで、格段にやりやすくなります。

今回購入したのは、1袋にサイズM(ピンク)とL(ブルー)がミックスで入っているタイプ。各サイズ10個ずつ入っています。Mは13×11mm(内径×高さ)、Lは15×12.5mm(同)

参考として、Mは女性の人差指や中指程度、Lは女性の親指程度とのことですが、個人差があるので、使いやすいサイズを選ぼう。リング型であることに加えて穴が開いているのも、蒸れにくくするための工夫

ソフトな肌触りで、圧迫感もありません。ゴムの嫌な臭いもしないので、指サックに比べると何倍も使いやすい感じ。半透明なので、つけていることがそれほど気になりません。人前でも気にせずつけられそうです

メクリンをつけた親指で雑誌をめくってみると……。おお! 想像以上のめくりやすさ! 紙の上でまったく指が滑らずに、しっかりページをとらえます

中指や薬指でめくってみます。親指よりは軽い感じで、なんとなくページをめくるようにしても、1ページずつ、しっかりめくれます。もう、どんどんめくりたくなるような気持ちよさ!

　もちろん、めくるのは紙に限りません。スーパーマーケットなどでもらうビニール製の袋がなかなかあけられずに、イラッとした経験、ありませんか? そんなときも、これさえあれば、まったくストレスなしにスイスイ買ったものを袋に入れられます!

　考えてみると、日常生活の中で、このメクリンが活躍できそうな場面が結構ありそう。こんなかわいいデザインなら、バッグのポケットやポーチなどに入れて常に持ち歩いても邪魔にならないし、電車の中やカフェなどでも、人目を気にせず使えます。

　小さなアイテムだけど、これを使うことによって、日々の些細なストレスから解放されること間違いなし。財布の中に、ペンケースと一緒に、本と共に……などなど、あったら便利という場面に合わせて、あちこちにひとつずつセットしておくのもよさそうです。

　これからの季節、寒くなると指も乾燥しがちです。滑らず確実にめくれる気持ちよさを、この小さな働き者でぜひ、味わってください。

新品のメモ帳で試してみます。未使用なので1冊全体がしっとりかたまっているような状態。でも、無理なく1枚だけがめくれます

本のページもサクサクと。電車内では、片手でつり革、片手で文庫本……なんてことも少なくありません。でもこれなら、片手でもストレスなく、本も固定しつつきっちり1ページずつ読み進められます

ビニールの袋って、ぴったり張り付いていてなかなかずらしにくいものです。でもメクリン使いの指なら何のその。すぐにハラリと開きます。この快感、経験した人にしかわからない!