やじうまミニレビュー

鏡の曇りはコレで解消! レックのくもり止めリキッド

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
レック「塗りやすい くもり止めリキッド B-856」

 風呂場でヒゲを剃る人にとって、鏡が曇るのはかなりやっかい。そんな悩みを解消してくれるのが、ガラス製の鏡が湯気で曇るのを防ぐ、レックの「塗りやすい くもり止めリキッド B-856」(以下、くもり止めリキッド)だ。

メーカー名レック
製品名塗りやすい くもり止めリキッド B-856
購入場所Amazon.co.jp
購入価格719円

 くもり止めリキッドは、ガラス製の鏡に塗った後、鏡を濡らすことで曇り止めの効果を発揮するアイテムだ。湯気や鏡の状態によって使える回数は変わるが、縦横50cmの鏡で40回ほど塗れるという。樹脂製の鏡やくもり止め加工の効果が残っている鏡には使えない。

ヘッドが斜めになっているので塗りやすい
キャップを取ると塗り面が出てくる
塗り面はフェルト生地で、液体がよく染み込む

鏡をきれいにしてから塗る

 くもり止めリキッドは、鏡を洗ってきれいにして、完全に乾かしてから塗る。鏡にうろこが付いているなら、専用のウロコ取りグッズなどを使って落としておこう。

 では、早速塗ってみよう。塗り方はとても簡単。塗り面を下にして持ち、ボトルを押す。すると液体が出てくるので、塗り面のフェルトに染み込ませながら上下に動かし、鏡の表面に塗り広げていくだけだ。

 鏡全体に塗り終えたら、あとは、液体が乾くまで待つだけ。ただし、より長く効果を持続させたい場合は、ティッシュなどを使って抵抗を感じるまで塗り広げると良いという。

 今回は、曇り止めの効果を確かめるために鏡の上半分(縦45cm、横37.5cm)にのみ塗り、ティッシュで塗り広げてみた。

まずは鏡をきれいにする
フェルトに液体を染み込ませながら、隅々までしっかり塗る
ティッシュで抵抗を感じるまで塗り広げる

 最初は、ボトルを強く押しすぎて液体が大量に出てしまい、急いで上や斜め上に塗り広げるはめになった。そこで、失敗を繰り返さないように、フェルトに液体を染み込ませることに専念して、少しずつ力を入れるようにしたら、液体の出る量をうまく調整できた。

 ボトルを押す力加減さえつかめば、鏡に液体を塗り広げるのはとても簡単で、手間もかからない。鏡の上半分だけなら、20秒あればきれいに塗れる。

 だが、鏡に塗った液体をティッシュで塗り広げるのは、気を遣うので結構疲れる。力加減が難しく、強く押しつけすぎるとティッシュが破れるし、力を抜きすぎると液体だけ拭き取ってしまう感じになり、無駄にしている感じがする。

 コツは、あまり気にせず、サッとティッシュを動かすことだ。それを繰り返していれば、自然に抵抗を感じるようになる。それでも上手くいかないなら、キッチンペーパーを使っても良い。

鏡を濡らすと曇り止めの効果を発揮

 この製品の曇り止めの効果は、液体を塗った鏡にシャワーなどで水やお湯をかけて、鏡の表面に水の層を作ることで発揮される。なので、入浴時には必ず鏡を濡らそう。鏡を濡らさないと、曇って自分の姿が見えなくなる。

 というわけで今回は、鏡をしっかり濡らしたあと、60℃のお湯をシャワーから出しっ放しにしてみた。5分後にシャワーを止めたが、くもり止めリキッドを塗った鏡の上半分は、まったく曇っていなかった。

くもり止めリキッドを塗る前の鏡。鏡全体が湯気で真っ白になった
くもり止めリキッドを塗った鏡の上半分は曇っていない

鏡を濡らせば1カ月以上は曇り止め効果が持続

 縦90cm、横37.5cmの鏡全体にくもり止めリキッドを塗り、1カ月以上が経過した。鏡をしっかり濡らして入浴すれば、今でも効果が残っていて鏡は曇らない。浴室の鏡の曇りが気になる人は、ぜひ一度試してみて欲しい。

中野 信二