やじうまミニレビュー

大きな袋もスイッと封できるスライド式スティックジッパー「エニーロック」

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エニーロック スケルトンタイプ 3本セット DPS-234

 我が家の粉モノや材料ストッカーは、ときおり粉だらけになって大変だ。出し入れする拍子に口を止めていたクリップがはずれ、口が開いていることがあるのだ。倒してこぼしたり、圧力で粉がブワッと舞い上がる。ジッパーのない袋は、開封時点で意識して綺麗にカットしないと、斜めに破れて収拾がつかなくなるようなものも多い。

 何かいい方法はないものかと思っていたところ、口の大きな袋でも楽に封ができるアイテムを見つけた。「エニーロック」と呼ばれるスティック型のジッパーである。

メーカークラレトレーディング(輸入代理店)
製品名エニーロック スケルトンタイプ 3本セット DPS-234
購入場所Amazon.co.jp
購入価格586円

スライドさせるだけ。着脱も簡単でしっかり封ができる

2号(285mm)、3号(225mm)、4号(185mm)の3本セットを購入した

 「エニーロック」は曲がるわけでもなければ、ねじれるわけでもない。スティックでどうやって封をするか。やり方はとても簡単。スティックを構成する中芯とそれをつつむカバーの間に袋を通すだけだ。開封するときは「エニーロック」を引き抜くだけなので、はさみも不要。セットする際は、中の空気をできるだけ抜いておくと湿気を防ぎ、鮮度を保ちやすくなる。

 実際、緑豆の袋に使ってみたところ、あっと言う間に封ができてしまった。それまで洗濯ばさみで封をしていたのだが、洗濯ばさみと違って袋が動いても外れることはなく、振ろうが逆さまにしようが全く問題がなかった。パウダーシュガーやグルテンなどの袋も留めてみたが、しっかり封ができた。これならストッカーに入れておいても口が開いてしまう心配はない。なかなかのアイデア商品だと感心した次第だ。

洗濯ばさみで留められた緑豆。我が家でよくあるパターン
長さを確認したところ、オレンジ色の「エニーロック」がよさそうだ
袋の口を1回折り曲げる
折り曲げた山の部分に、「エニーロック」の中芯を入れる
そのまま中芯をスルスルとスライドさせる
封ができた
このような状態になっている
逆さまにしても安心

 気になるのは、袋のサイズと「エニーロック」の長さが合うかどうかだろう。今回のパッケージは3サイズが1セットになっている。海苔、鰹節などの大袋には285mmの2号、ポテトチップス、菓子類などの中袋には225mmの3号、コーヒーやお茶などの小袋には185mmの4号がおすすめのようだ。1セットあればどれかに合うはずである。

3サイズあるので、袋に合わせて使い分けられる
ストッカーの中でも安心

 クルクル巻いて洗濯ばさみで留めるよりも、なんとなくおしゃれ感も醸し出してくれる「エニーロック」。今回は3サイズを使用したが、もっと短い5号や、ブラウンカラーのコーヒー用、取っ手付きタイプなどラインナップは豊富だ。ストッカーの中を粉だらけにしないためにも、探して早速導入したいと考えているところである。

すずまり