やじうまミニレビュー
Joseph Joseph「Elavate レードル」
Joseph Joseph「Elavate レードル」 |
自炊し始めてから早約10年。最近は調理器具も少しづつ「良いもの」を選ぶようになってきた。たとえば、1人暮らしを始めた当初は、ほとんど全ての調理雑貨を100円均一ショップで買ったりしていたが、10年も経つと、それもいい加減ボロボロに――包丁やまな板など少しずつではあるが、ちゃんとしたものを揃えはじめている。
今回紹介するのは、調理器具の中でも使用頻度が高い「お玉」だ。選んだのはJoseph JosephのElavate(エレベート)シリーズの「レードル」。持ちやすさと使いやすさを配慮した独自の構造が特徴で、形も一般的なお玉とはちょっと違っている。
メーカー | Joseph Joseph |
製品名 | Elavate レードル |
希望小売価格 | 1,260円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,260円 |
レードルの最大の特徴は、本体背面部分に設けられた出っ張り部分にある。ここが出っ張っていることで、本体をシンクに置いたりしても、食材と直接触れる先端部分がシンク部分につくことがなく、衛生的に使えるというのだ。
製品本体 | 本体正面 | 壁に掛けたときも本体が浮く |
また、この出っ張り部分は鍋などに立てかけて置くのにも役立つ。鍋のフチにでっぱり部分が引っ掛かるので、カレーの中にお玉が沈没する……なんてことも防ぐことができるのだ。
本体背面に出っ張りがあるため、シンクなどに置いても先端部分が下につかない | 出っ張りが鍋のフチ部分に引っ掛かる |
Joseph Josephというと、カラフルで使いやすいまな板のシリーズが有名だが、このレードルもブラックにグリーンが映えるおしゃれなデザインを採用。持ちやすさを重視して、重心を本体上部に持ってきているため、持ち手部分はがっしりとした構造になっている。
カレーをすくったところ |
“汁物などをすくう”といったお玉本来の使いやすさも、もちろん兼ね備える。先端のお玉部分はやや深めの構造で、味噌汁をお椀に入れる時なら2回ほどで並々とよそうことができる。ちなみに、食器洗い乾燥機にも対応している。
昔は、お玉なんて汁物がすくえて、ちゃんと移動できさえすれば良いという気持ちもあったが、レードルのようなきちんとした製品を使うと、そういう考えは変わる。計算しつくされた確かな使いやすさが実感できる製品だ。
Elavateシリーズでは、今回のレードル以外にもフライ返しやスパゲッティサーバーなどの製品もラインナップしている。実は調べてみたら、これらの調理器具がセットになった「Elavate マルチカラー」という製品もあった。6つの調理器具がセットになっていて、本体カラーがそれぞれ違うというものだ。価格的に見ると、こっちの方が断然お得なので、正直少しショックを受けているところ――お玉は2つくらいあっても良いから、改めてこちらのセットを購入しようと思っている。
2011年 6月 9日 00:00
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです