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やじうまミニレビュー

イスルギ「soil バスマット」

〜あっと言う間に乾く、土でできた新感覚バスマット
by 小林 樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


イスルギ「soil バスマット」

 家族よりもあとにお風呂に入った時、ちょっと気になるのが、びっしょり濡れたバスマットだ。せっかくお風呂で心身ともにリラックスしたのに、湯上りに踏むマットがヒヤッと冷たいと、なんだか気持ちが悪い。いつもはつま先立ちで手早く体を拭いて、逃げるように脱衣所を後にしているのだが、今回はそんな心地悪さとおさらばできそうな、めずらしいバスマットを見つけた。

 


メーカー イスルギ
製品名 soil バスマット
希望小売価格 5,250円
購入場所 楽天市場
購入価格 5,250円

 この「soil バスマット」は、珪藻土という特殊な土を素材としたバスマットだ。左官技術で職人が一つ一つ手作業で作ったものだという。

 珪藻土とは、海底や湖底に沈殿した藻の死骸の殻や植物性プランクトン類が、化石となって堆積した粘土状の泥土のことである。マイクロメートル単位の微細な孔が無数に開いており、空気中の湿度を調整する効果があるので、「呼吸する素材」とも言われている。防カビ対策や、シックハウス対策としても期待されているほか、濾過素材、吸収剤にも利用されている。

 このバスマットは、珪藻土の優れた吸水性を活かして、湯上りの足の水分がすばやく吸い取れる特徴がある。さらに、時間が経てば自然と乾燥して、手入れの手間がかからないという。毎日使うものだから、乾きが早かったり、手入れが楽というのは助かる。

 さっそくインターネットで注文した現物が届いた。サイズは500×300×25mm(幅×奥行き×高さ)で、見た目は非常に薄い石板という感じ。持ってみると、とても重く、重量は約6kgあった。

想像以上に薄く、まさに石板、という印象 珪藻土という素材にこだわったsoilシリーズのロゴ 表面にはマイクロメートル単位の微細な孔が無数にあいている

 脱衣所に敷いてみる。選んだのは、無垢なオフホワイト色のもので、脱衣所になじむ。カラーは全部で3種類あって、ホワイトが秋田県産珪藻土、ピンクが石川県産珪藻土、グリーンが秋田県産珪藻土と石川県産浅黄土のミックスである。どれも素材の風合いを活かした自然な色味だ。この色によって多少、吸水率が異なってくるらしい。

これまで使っていた布のバスマット soilのバスマット

 風呂上がりに踏んでみた。足の裏に、硬くて、さらっとすべすべした感触が伝わってきた。表面はツルツルというよりも、マットな感触だ。最初の一歩はひんやりとしたが、冷めたお湯でビショビジョになった布のバスマットとはまた違うひんやり感で、気持ち悪さは感じない。

 そのままバスマットの上で体を拭いていると、すぐにバスマットに体温が伝わって、冷えも感じなくなった。中肉中背の私には、この上で体を拭いたり、着替えたり、一通りできる広さだ。

 本当に、乾かさなくても平気なのだろうか。髪を乾かしたあとに、脱衣所に戻って様子を覗いてみた。すると、そこに敷いてあるバスマットから、さっきの自分の足跡が跡形もなくなって消えている。ものの30分程度で、しれっと乾いているのだ。予想を上回る早さに驚いた。

濡れているのに、感触はサラッとすべすべしている。冬場でなければ、冷たさもそう感じないだろう 水に濡れた様子 30分後には跡形もなく消えていた

 実際にはいったい何分ほどで乾いた状態に戻るのか、経過観察してみた。

風呂をでた直後の足跡 10分後には足跡がほとんど消えていた 20分後には乾いていた

 10分程度でだいぶ乾き、20分程度で、バスマットの表面が乾いて元に戻った。

 確かに、布のバスマットに比べたら圧倒的に乾きが早い。家族で続けて入る場合に重宝すると思う。

 手入れは、吸収率が悪くなってきたと思ったら、たまに天日干しすれば良い。ちょっと持ち運ぶには重たいのが難点ではある。また、水染みが気になる場合は薄めた漂白剤をしみこませたタオルで軽く叩くと良い、と取扱説明書には書いてある。

 値段は、通販サイトで5,250円。正直、結構高いけれども、布のバスマットと違って何度も買い替える必要もないし、長い目で見れば十分にもとは取れるのではないだろうか。

 バスマットとしての機能面と、手入れのしやすさのバランスがとれていて、家にずっと置いておきたいアイテムだ。



2010年 11月 19日   00:00