やじうまミニレビュー
ハリオグラス「ワンカップ カフェオール」
~オフィスで使える小型ドリッパーで、ささやかな一服を
ハリオグラス「ワンカップ カフェオール」のパッケージ |
しかし、社外のコーヒー店に行くのも面倒くさいし、ましてやデスク上にコーヒーメーカーを設置するわけにもいかない。できれば、もう少し手軽で簡単にドリップコーヒーが味わえれば、と思っていた。
そんなところ、ガラス製のキッチン雑貨でお馴染みのハリオグラスから、デスク上で使うのにピッタリの小型コーヒードリッパー「ワンカップ カフェオール」が発売されたことを知った。これは渡りに船、さっそく購入した。
メーカー | ハリオグラス |
製品名 | ワンカップ カフェオール |
希望小売価格 | 2,625円 |
購入店 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,502円 |
この製品、1人分のコーヒーが作れるコンパクトなコーヒーメーカーだ。耐熱ガラス製のコーヒーサーバー/ドリッパー/フタという構成だが、コーヒーサーバーはそのままコーヒーカップとして使用できる。ドリッパー内にはステンレスメッシュフィルターが備られており、ペーパーフィルターを使う必要がない。フィルターは“コーヒーオイル”(香りや味を含んだコーヒー豆の油分)が抽出できる特殊な素材を使用しているという。
ドリッパー(中央)とフタ(左)、コーヒーサーバー兼カップ(右)という3つのパーツから成る | ドリッパー内にはメッシュフィルターが用意されており、紙フィルターを用意する必要はない。“コーヒーオイル”も抽出できるとのこと |
カップの上にドリッパーを載せ、お湯を注ぐ。小型なので注ぎすぎに注意 |
できあがりをいただくと、メッシュフィルターのせいかやや薄めではあるが、味と香りはこれぞまさにドリップコーヒー。柔らかな香りとすっきりとした味わいが、仕事続きですっかり凝り固まっていた心を優しく解きほぐすようだ。
ところで、コーヒーを飲む際に、使用済みのドリッパーをどこに置くか迷ってしまいそうだが、実はフタがドリッパーの受け皿となっており、フタの上に少しの間避けておけば問題ない。細かいようだが、なかなかうれしい配慮だ。
片付けも簡単で、ドリッパーを水洗いするだけで、フィルターのコーヒーの粉はすぐに取れる。保管する際も、サーバーの中にドリッパーを逆さに入れ、フタをすればコンパクトに収納できる。小さいが、いろいろ考えてデザインされているのだな、と感心してしまった。
すぐにドリップが完了 | カップはこのまま飲める。フタはドリッパーが載せられるので、テーブル上が汚れない | 収納する際は、ドリッパーを逆にすれば、カップにすっぽりと収まる |
デスク上で使も使えるコンパクトサイズ。仕事に疲れた時の一服として | スイーツと一緒ならもっと疲れが取れそうだ |
読者の中には、付属のガラスのカップではなく、自前のマイカップで飲みたいという人も居るだろう。その場合は、ドリッパーのみの「カフェオール ドリッパー」という姉妹品も出ているので、こちらを選ぶと良いだろう。
とにかく小型なので、机に置いても特に邪魔になることはなさそうだ。職場はもちろん家庭でも、“1杯だけ飲みたい”、“ちょっと一息入れたい”という時に活躍してくれることだろう。慌しく過ぎる一日も、ささやかな休息があれば乗り切れるはずである。
2009年 10月 13日 00:00
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