やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「お風呂用Ag+除菌フロート」
アイリスオーヤマ「お風呂用Ag+除菌フロート AGH-200」 |
気候が暖かくなるにつれ、気になるのが“ニオイだ”。出しっぱなしにしておいた食材などはもちろん、部屋干しが続く季節は洗濯物のニオイも気になる。部屋に干すときの環境を整えるのは、もちろんだが、意外と盲点になっているのが、洗濯機で使用する水。水道水をそのまま使っているのならいいが、風呂の残り水を使用している場合など、ニオイの原因になってしまっている場合がある。そこをフォローしてくれるアイテムはないかと探してみたところ、アイリスオーヤマ「お風呂用Ag+除菌フロート AGH-200」を発見した。
メーカー | アイリスオーヤマ |
製品名 | お風呂用Ag+除菌フロート AGH-200 |
希望小売価格 | 3,220円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,898円 |
「お風呂用Ag+除菌フロート AGH-200」はフロートという名前の通り、使用後の浴槽に浮かべて使用するアイテムだ。サイズは86×86×約11mm(幅×奥行×高さ)、重量約180gとこぶし大ほどの大きさである。電源は単三形乾電池3本。
除菌の仕組みは、銀イオン。銀ユニットには2枚の銀板が備えられており、この間に電流を流して銀イオンを発生させて、雑菌に付着してたんぱく質構造を破壊、それを無力化する。もちろん、銀は人体に無害。また薬品を使用しているわけではないので、除菌した水をお洗濯に使っても、追い炊きしてもキレイな水が保てるというわけだ。こう聞くと、何度でも追い炊き可能なのかと思ってしまうが、レジオネラ菌を完全に除菌できるわけではないとして、説明書では、2日に1回はお湯の入れ替えを推奨している。
なお、使用回数は約90回で、銀ユニットは「お風呂用Ag+除菌フロート用取り替え銀ユニット」として、1,500円程度で別途販売されている。
左が本機、右が「お風呂用Ag+除菌フロート用取り替え銀ユニット」 | 灰色のパーツが銀ユニット。開封直後はキレイな銀版が見られる | 銀ユニットを外すと電池挿入スロットがある |
使い方はカンタン。入浴後の浴槽に本機を浮かべるだけで、電源が自動的にONになり、内蔵したマイコンが除菌を行なってくれる。駆動音がまったくないため、ちゃんと動いているか不安になるが、そこは頂点部のランプで確認可能だ。通常運転を開始するとランプが8回連続で光り、運転中は15秒に1度の間隔で点灯する。そして、約2~3時間の運転で除菌が終了すると、うっすらと点灯。操作らしい操作がいっさいなく、実に使い勝手がいい。
実際に使用するまでは「ほんとかなぁ?」という疑問が強かったが、除菌後の水はヌメリもニオイもなかった。入浴剤がNGなところがネックだが、筆者の場合だと毎日洗濯しないので、翌日洗濯すると決めたときだけ、浴槽に入浴剤を使わないようにしている。また銀イオンが発生していたと分かるのは、銀版部分の変化だ。この部分は徐々に消耗していき、横から覗いてほとんど見えなくなったときが交換タイミングとなる。
というわけで、使用しているところ。浮かべるだけでOKなのだ | 除菌が終わった水を洗濯機に移しているところ。洗濯機が屋外にあるので、ちょうどいい運動にもなった | 2回使用時の銀版。表面が変化しているのがよくわかる |
電源ON/OFFの意識をしなくてもよく、とても使い勝手のいいアイリスオーヤマ「お風呂用Ag+除菌フロート AGH-200」。水道代節約の一助として大活躍してくれるため、お風呂の水を再利用したいと考えているなら、オススメの一品である。
2009年 6月 1日 00:00
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