やじうまミニレビュー

マーベラス「Myホームサインライト」

~リアルになって帰ってきた! 壁掛けできる駅名ライト
by 林 佑樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです



マーベラス「Myホームサインライト」
 このところ、鉄道関係のアイテムをよく見るようになった。以前にも紹介した貯金箱「電車銀行」を筆頭に、目覚まし時計やキーホルダーなどなど……。生活において接する機会の多い鉄道なだけに、鉄道好きな人だけでなく、幅広い層に馴染みやすいことが人気の高さだろう。

 そんな鉄道グッズのラインナップを見てみると、“車両モノ”や“発車メロディモノ”など、さまざまなジャンルがある。今回紹介するのは“駅モノ”。駅のホームにある駅名標を小さくしたインテリアライト「Myホームサインライト」だ。

メーカーマーベラス
製品名Myホームサインライト
購入場所ヨドバシカメラ
購入価格1.157円


 駅名標とは、駅名が大きく書かれた案内標識のこと。本製品では、1,200×900mm(幅×高さ)の「第2種駅名標」というのがモデルとなっているが、プラットホームで誰もが目にしたことがあるはずだ。本体のサイズは、約158×50×77mm(幅×奥行×高さ)とコンパクトではあるものの、中央には大きく駅名が書かれ、前後の駅や列車の進路方向を示す矢印も入っており、非常に再現度が高い。

 駅名のラインナップは多数用意されており、東京駅を筆頭に、舞浜駅や大宮駅、御茶ノ水駅などがある。筆者が購入したのは、秋葉原駅・総武線各駅停車バージョン……というか、選ぶ以前に店にはそれしかなかったのだが、調べてみたところ、山手線仕様の秋葉原駅もあるようだ。

 実は「Myホームサインライト」は昨年も発売されており、今回紹介するのは5月から発売開始となった2代目となる。この新モデルで大きく変わったところは「フォント(字体)」。前モデルは、お世辞にもそっくりなフォントを使用していなかったため、雰囲気を台無しにする見た目だった。しかし、新モデルはフォントに違和感がなく、とてもそれっぽい雰囲気が出ている。このほかにも引っ張り式のスイッチが押しボタンに変更、キーフックが新たに用意された点も、使いやすさの面で着目すべきだが、やはり再現性が命なアイテムである以上、フォントの変更がもっとも大きなポイントだ。

 では機能を見てみよう。駅名標は夜になると点灯するところを再現しており、本体上部のスイッチを押すと、内部の蛍光灯が点灯する。意外に明るく、フットライトにも十分使える明るさだ。電源は単三乾電池4本で、連続使用可能時間は3時間。

本体上部のスイッチは蛍光灯のON/OFFスイッチ点灯したときの様子。駅のプラットホームっぽい雰囲気だ光量が意外とあり、フットライトとしての性能も十分だ

 本体下部にはキーフックが3つあり、カギをぶら下げておける。背面には壁掛け用フック穴があり、しっかりしたフックなら、カギだけでなく、折りたたみ傘などの重いアイテムの設置も可能だ。また貼り付け用のマグネットも内蔵されているため、壁掛け用フックがなくてもスチール製デスクや棚に設置できる。この場合は、耐荷重性能が低くなるため、重量の軽いカギやペンライト程度が限界だろう。

使わないフックは収納可能。荷重制限はないようだが、あまり重い物は当然故障の原因となる背面には壁掛け用フック穴以外にマグネットが内蔵されているため、スチール棚に貼り付けることもできる

筆者の使用風景。必ず持ち歩くケータイとデジカメの引っかけスペースにしている友人に渡してみたところ、折りたたみ傘と六角レンチを引っかけていた

 インパクトのある見た目でありつつも実用性は極めて高い。電車好きな人だけでなく、お土産としてもなかなかいいビジュアルで、「舞浜駅といえばディズニーランド」というように、ご当地アイテム的な側面もある。個人的には東京ビッグサイトの玄関口である、りんかい線「国際展示場駅」バージョンの登場を期待したいところだ。



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2009年 5月 26日   00:00