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やじうまミニレビュー
タルガ「電車銀行」

~コイン投入で発車ベルが鳴り響く電車型貯金箱
Reported by 林 佑樹

タルガ「電車銀行」
 最近の貯金箱は面白い。ゲーム要素があったり、何かしらのアクションがあったりと「貯金」したいマインドを喚起する仕掛けが満載なのだ。中のお金を取り出すために、かわいらしいブタさんの焼き物をカナヅチにて粉砕しなくてはならなかった昔とは大違いである。

 過度の不景気報道が続くつまんないご時世だが、価格の下落でちょっと貯金すれば狙えるアイテムが増えてきた。衝動買いをこよなく愛する筆者からすれば、オアシスが見つかったという気分だったりする。いざというとき颯爽と衝動買いできるよう貯金をしようと、山手線車両をかわいくディフォルメしたタルガ「電車銀行」を手にしてみた。

メーカータルガ
製品名電車銀行
希望小売価格5,198円
購入場所ビックカメラ.com
購入価格4,180円


 タルガというより、チョロQを作っているあのメーカーといったほうがわかる人が多いだろう。おもちゃを作り慣れたメーカーだけあり、ほどよいディフォルメでインテリア感とおもちゃ感のバランスの良さにまず目がいく。サイズは1辺125mmのサイコロ形状で、意外と大きく感じる。貯金最大額は10万円前後とのことだ。またカラーリングからもわかるように、山手線車両を模した形状だが、丸みを強調することでコアになりすぎていない。


正面から。文字位置などは正確に再現している。筆者的にはちゃんとワイパーあるところに意気込みを感じた
側面。車両先頭部と後部だけを切り抜き、ちょっときつめに圧縮した感じ。さりげなく、定員まで書かれている
背面には発車ベル再生用のスピーカーと連結部の扉がある。扉は開閉可能でお金を取り出すときに使用する

連結部のドアを半分開けてみたところ。少し固めなので、移動させようとしてお金が落ちることは少なそうだ
底面は電源スイッチと電池ボックスがある。使用する乾電池は単四3本となっている

 内部はやはり凝っていた。座席もあれば、運転席のパネルまで再現されており、ほどよくツボを突いている。チョロQなどでも見られる、ディフォルメしつつ残すべきところは残すさじ加減は絶妙。小さな子どもから大きなお友達までフォローする勢いの車内の様子はわかるように、窓ガラスがクリアパーツになっているので、ぜひ手に取って車内を見てもらいたい。


運転席は背面の扉を開けるとよく見える
サイドからは座席がよく見える。なんとなくネコのおもちゃを座らせてみたが、意外とオブジェとしても優秀だと感じた

パッケージ正面。中吊り広告が大きく掲載されている。よく見る感じの中吊り広告で見ていて面白い
 次に貯金箱としての機能を見てみよう。パッケージを見てみるとコンセプトとして「きもちいいから貯まる」とある。サイトを見てもわかるように、日常的に電車を使っていると、年間の交通費はけっこうな額だ。例えば、有楽町から立川までは往復580円。1カ月で17,980円、年間で21万円程度になる。日々のちょっとした貯金を考えるによい形状であるといえよう。

 さらにコインを入れると正面のライトが点灯して、発車ベルが鳴るというギミックは図解ではけっこう眉唾ものに思えるのだが、実際にやってみると楽しい。また発車ベルは東京駅「JRSH-1」、上野駅「ベル音」、渋谷「花のほころび」、新宿「トワイライト」、日暮里「春」、品川「せせらぎ」の6種類が収録されており、コインを入れるごとにランダムで再生される。


正面のライト部分に搭載されたLEDはコインの投入で光る
コインの投入は屋根から。スリット内部にスイッチがあり、そこでコインが投入されたかを判定し、ライトの点灯と音楽の再生が行なわれる仕組み

コインの投入は屋根から。スリット内部にスイッチがあり、そこでコインが投入されたことを判定し、ライトの点灯と音楽の再生が行なわれる仕組み

 コインを何枚か投入したころに気がついたのだが、窓ガラスがクリアパーツなので、どれくらい溜まったかよくわかる。しかも四方に窓があるのでわざわざ貯金箱を動かさなくてもいいのだ。またお金の取り出しは、横幅がちょっと500円より小さいから取り出しにくいかもと思ったが、実際はそうではなく、電車銀行を持って振れば難なく取り出すことができた。


正面から内部を覗いてみた
サイドからが一番見やすく感じた
内部のコインを指で引っ張り出してみても、500円玉だけ出しにくいということはなかった

 子どもだけでなく、大人も喜ぶサイズの車両の貯金箱。部屋にあっても落ち着くデザインでありつつ、どれくらい貯まったかがすぐわかる貯金するツボをよく押さえた商品である。なにより、お金を投入したときに音が鳴るのは、日常的に聞いている発車ベルであってもなぜか楽しくなってしまう。

 淡々とコインを投入するだけじゃイヤだという人は、ぜひ手にとってもらいたい。ちなみに1月末より中央線バージョンも発売されるので、山手より中央線に乗っているという人なら、そちらもチェックだ。





URL
  タルガ
  http://www.targa-japan.com/index.html
  製品情報
  http://www.targa-japan.com/dengin/dengintop.html

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2009/02/02 00:01

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