やじうまミニレビュー
買って良かった! 形が変わるビーズソファ「ヨギボー」に癒される
2017年6月9日 07:30
引っ越しをしてから8カ月ほど経つのですが、引っ越した直後に導入したものがあります。その1つがヨギボーという形が変わるソファ。今回は、8カ月使い倒しているヨギボーをご紹介します。
まず、引っ越しをしてリビングが広くなるにあたり、ソファの類を新規に導入しようという議論が夫婦間でありました。その際の夫の希望は、「ローソファー」「家族で一緒に座れるもの」。対して私の希望は、「リビングでスペースを取りすぎないもの」「形を変えられるビーズクッション」。
様々な店を見て回りましたがなかなかこの要件を満たせるものがありません。そんな中、とあるショッピングセンターのイベントスペースで見つけたのが、このアメリカ生まれのヨギボーです。これならビーズクッションでありながら、家族で一緒に座れるし、使わない時は立てて置けば省スペースになります。
さらに移動させるのも簡単な上に、一人掛けのソファにも簡易ベッドにも子供の遊び場にもなるという万能アイテム! 衝撃的に出会い、当然そのままお買い上げです。
メーカー名 | ヨギボー ジャパン |
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製品名 | Yogibo Max(マックス) |
実売価格 | 32,184円 |
8カ月使っての感想はズバリ「買って良かった!」。家族でくつろぐ時はもちろん、ひとりで使う時も形が自由自在なので使い方にバリエーションがかなり豊富にあります。購入直後はシンナーのような匂いがありましたが、窓を開けてしばらく使用しているうちに、すぐに気にならなくなりました。
まずは横にして座ります。ぼすっ! ざぁっ! という音と共にお尻が沈みこみます。一人用のビーズクッションとは違い、ビーズが横に広がるためお尻のホールド感はあまりありませんが、ゆっくりくつろぐにはもってこいの感触。まさに柔らかいローソファといった感じです。
単体では背もたれがあまりない状態になりますが、後ろに壁や柱などビーズが動くことを止めるものがあれば背もたれも作りやすくなります。この状態のときに隣に人が座ると、中のビーズが圧縮されてヨギボー自体が固くなり、さらに姿勢の固定がしやすいです。細かいビーズを入れる中袋も外カバーもかなり伸縮性がありますが、それを超えてかちっとなる瞬間が個人的に好きだったりします。
次に、縦にして使ってみます。円筒形のヨギボーを立てて背中を向けて立ち、真ん中あたりを後ろ手に掴んでそのまま思い切って後ろに座ります。すると縦長のヨギボーが折れるような形でビーズが固定され、一人用のハイソファに。これはこれで快適!
ただ、ビーズが流動的なので前屈みになって物を取ると形が崩れ、改めて座り直す必要があるので少し面倒。この姿勢を取りたい時はスマホやテレビのリモコン、ティッシュ、飲み物など、すべてを手の届く範囲に置いてからをお勧めします。
一人用の時も後ろに壁があると固定しやすいですが、壁がない場合、そのままずるずるーっと後ろに倒れて寝そべってしまうのもかなり気持ちがいいです。横置きにしているところに寝そべるのももちろん良いのですが、ハイソファ状態から寝そべると足が少し持ち上がり、むくみ予防にもなるのでとても気に入っています。
唯一ヨギボーに難点があるとすれば、それは立ち上がる時。ハイソファ状態以外の場合、お尻が足よりも低くなり、さらに固定された肘置きなどもないため、立ち上がる時に苦労します。
床に手をついてしまえばいいのですが、健常な若者はともかく腰や膝を痛めた方やお年を召した方は少し厳しいかもしれません。
子供の遊び場にも! 安心して遊ばせられるやわらかさ
そして、子供の遊び場としても抜群。ショッピングセンターの展示場でも子供たちがワイワイキャーキャーとはしゃいでいましたが、先日ホームパーティをしたときには、子供たちがこれに自然と群がっていました。ある子はまたがり、ある子は下にもぐり、またある子は飛び込みを無限に楽しんだりと、大はしゃぎでした。
堅いパーツがないため怪我をする心配もありませんし、布団と違って飛び込んでも大きな埃がたたないので、親としても安心して遊ばせられるアイテムです。
しばらく使っているとさすがにへたりが気になってきますが、外カバーを丸洗いすることで生地の伸びがしまり、ある程度復活してくれます。洗濯に際しては、外カバーも非常に柔らかく伸縮性があるため、洗濯機の一番弱い設定で洗い日陰に平干しをすること、とありました。サイズが大きいため平干しには苦労しますが、今のところ洗濯でダメージを負った様子はありません。
なお、拙宅ではまだ試したことありませんが、ビーズを足すこともできるとのこと。いよいよへたってきたなと思った際にはそれも試して、できるだけ長く使いたいと思います。
家族それぞれの要望を満たし、子供の遊び場にもなるこのヨギボー。我が家には欠かせないアイテムとなってくれました。サイズはマックスの他、さらに大きなダブル、一人用のミディ、小さなクッションなど豊富にあります。自分に一番合うアイテムをぜひ探してみてください!