LED電球、どれを買う?

三菱化学「Verbatim(バーベイタム) LDA9L-H/3SK」

~調光器要らず! スイッチON/OFFだけで明るさをコントロールするLED電球
by 藤原 大蔵

暗いのは落ち着かない、点けっ放しは電気代がもったいない……そんな時にコレ

三菱化学メディア「Verbatim (バーベイタム) プルレスタイプLED電球 LDA9L-H/3SK 730lm」

 こまめに明かりを消すことは、節電の基本中の基本だ。しかし、頻繁に通る廊下や階段、家族の帰りを待つ玄関、リビングルームと一間続きのキッチンなど、今すぐ使うわけではないものの、ひとまず点けっぱなしにしておきたい場面もある。

 一方で、明るい居室から一歩踏み出した廊下が真っ暗だったり、ガラス扉の先に漆黒の闇が透けて見えたりするのは、あまり気持ちの良いものではない。快適性という観点から考えた場合、普段の生活の中で頻繁に利用したり目に触れる場所は、多少なりとも明るくしておきたい、というのが心情ではないだろうか。

 そんな時、必要に応じて照明の明るさが変えられれば、点けっぱなしをしてもずいぶん気が軽くなる。とはいうものの、家中の照明のスイッチを、高価な調光器に取り替えるのは非現実的だし、調光に対応する節電効果の高い電球形蛍光灯やLED電球は少ない。あってもかなり高価だ。

 そんな悩みをあっさりと解決してくれるLED電球が発売されている。高価な調光器を使わずに、ありきたりな壁面スイッチを“パチンッ、パチンッ”と、「ON/OFF」を連続操作するだけで、順番に3段階の調光ができるLED電球なのだ。

ドアの隣の部屋が真っ暗なのはあまり気持ちが良いものではないが(左)、かといって、明るすぎるのは使っていないのに電気代がもったいない(中央)。ドアの向こう側がほのかに明るいだけで快適性は向上する(右)調光による明るさの変化。100%時、明るさは730lm(上)。40%時は290lm(中央)、2.5%時は18lm(下)

スイッチだけで調光する様子。2秒以内に「入/切」をすることで、3段階の明るさが変えられる。

 今回は、電球内部に調光機能が搭載された、三菱化学メディアの 「Verbatim (バーベイタム) プルレスタイプLED電球 LDA9L-H/3SK 730 lm」(以下、バーベイタム)を紹介しよう。なお、明るさは100%、40%、2.5%で、それぞれの全光束は、730/290/18lm(ルーメン)。日本電球工業会の基準で「白熱電球の50/20/5W相当」となる。


メーカー名三菱化学メディア
シリーズ名Verbatim (バーベイタム)
プルレスタイプLED電球
品番LDA9L-H/3SK
全光束730lm→290lm→18lm
白熱電球と比較した光量
(ランプ単体)
50W→20W→5W形 相当
定格消費電力9.2W
口金タイプE26
光色電球色相当 (2,900K)
定格寿命40,000時間
調光器対応-
密閉器具対応-
サイズ(高さ×直径)108×60mm
重量128 g
実売価格2,760円
(yodobashi.com)
 
※60W形白熱電球は三菱電機オスラムの 「LW100V57W2PZ」(2個パック143円で購入)を使用
※※電球形蛍光灯は、2008 年の特集で 総合的に性能の高かった
パナソニックの 「パルックボール プレミアQ(クイック)」(1,390円で購入)を使用

【基本スペック編】

サイズ比較

 実測したサイズは107x59mm(高さx直径)。背の高さは白熱電球より13mm、直径は9mm大きいが、全体的なシルエットはとても白熱電球に近い。半透明な樹脂製の光源部は大きめだ。白色の放熱部はフィンレスで、電球らしいくびれも表現され、スッキリとした印象だ。口金付近の直径は32mmで白熱電球と全く同じなので、器具を選ばない。

 重量は実測で128gだった。軽量化が進むLED電球の中ではやや重めではあるが、一般的な重さだ。多灯タイプの器具でない限り、重さはあまり気にしなくてよいだろう。調光機能が搭載されていても、一般的なLED電球と変わらないと言えるだろう。

高さは107mm(中央)で、白熱電球(左)より13mm背が高い。白色の放熱部はくびれもあり、スッキリとした印象。全体的なフォルムは電球らしく、口金付近の直径は白熱電球と同じ32mm。重量は128gとLED電球全体の中では少々重い部類に入る直径は59mm(中央)。半透明な樹脂製のグローブと、先端のロゴが電球らしい。内部のLEDチップはほとんど見えない

器具に取り付けたようす

 器具とのバランスはとても良い。電球らしい半透明に近いグローブ、ロゴと共に、器具から見える様子は白熱電球と印象が変わらない。放熱部は器具をよほど覗き込まない限りみえてこない。見えたとしても白色なので、気になることは少ないだろう。多くの器具に違和感なく取り付けられそうだ。

【白熱電球:60・40W形】
電球の端が少し覗いている程度の角度から撮影した
【電球形蛍光灯】
電球の直径は白熱電球と同じだが、背が高いため、内側のらせん状の蛍光管が透けて見える
【バーベイタム】
大き目の白熱電球を取り付けた印象だ。放熱部はほとんど見えず、たとえ見えても白色なのでほとんど気にならないだろう

光の広がりかたと配光性

 光の広がりは、光源を中心にほぼ球形に拡散するが、直下に強いタイプだけに、ソケット方向や横方向へは強い直接光は届きにくい。一般的なLEDに見られる、直線的な光を放つ印象だ。ただ、真上や斜め方向へは、光が遠くまで力強く届く印象がある。

【白熱電球:60・40W形】
ソケットぎりぎりまで明るい。電球を中心に床面に近いところから光が広がっている
【電球形蛍光灯】
電球の直径は白熱電球と同じだが、背が高いため、内側のらせん状の蛍光管が透けて見える
【バーベイタム】
大き目の白熱電球を取り付けた印象だ。放熱部はほとんど見えず、たとえ見えても白色なのでほとんど気にならないだろう

 電気スタンド型の器具にはあまり向かない。光はシェード(傘)の上方に偏ってしまい、シェードの上下の開口部から漏れる明るさに大きな差ができてしまうからだ。手元に置くような使い方はお勧めしにくい。

【白熱電球:60W形】
シェードは中心からまんべんなく光り、シェードの上下からほぼ同じ明るさの光が漏れている
【電球形蛍光灯】
白熱電球と遜色なく、シェードのほぼ中心からまんべんなく光る。シェードの上下からもほぼ同じ明るさの光が漏れる
【バーベイタム】
器具のシェードは半分ほど明るくなり、ムラができてしまう。器具の上方向に光が集中し、下方向へはあまり届いていない。このような器具との相性は良くない

明るさ(55cm直下の照度)

 調光しない100%時の直下照度は、なんと1,070lx! 全光束値で言えば「50W形白熱電球相当」のはずだが、60W形白熱電球よりも大幅に明るい。直下だけにとどまらず、壁面へも明るさが広範囲に届いている。60W形白熱電球から取り替えて、「暗くなってガッカリ」ということは全くないだろう。

【白熱電球:60W形 800lx】
光源を55mm上方にセットし、直下照度を計測した
【白熱電球:40W形 467lx】【電球形蛍光灯: 475lx】

 調光のようすを見ていこう。スイッチを2秒以内にON/OFFすれば、100%→40%、もう一度2秒以内にON/OFFすれば、40%→2.5%の順で調光できる。

 40%時の直下は462lx。全光束では「20W形相当」のはずが、40W形白熱電球(467lx)と肩を並べられる明るさが得られた。2.5%に調光した直下は30lxで、ぐっと明るさが落ち、ほのかな明るさになった。なお、2秒以上消した後、次にスイッチを入れると、一番明るい状態で点灯する。

【バーベイタム・100%: 1,070lx】
全光束値は「50W形白熱電球相当」にもかかかわらず、直下照度は60W形白熱電球よりも大幅に明るい。取り替えて暗くなる事はないだろう
【バーベイタム・40%: 462lx】
40W形白熱電球の明るさとほぼ同じ明るだ
【バーベイタム・2.5%: 30lx】
肉眼ではもっと明るい印象だが、ほのかな明るさになる

 調光はとても簡単な上、家庭で最も使われている60・40W形と遜色ない明るさが一個のLED電球で得られた。常夜灯にも良さそうなほのかな明るさも楽しめそうなので、多くの生活シーンに利用できそうだ。


【実使用編】

 ここからは実際の生活シーンに取り付けて、よりリアルな使用での実力を探っていく。なお、密閉器具には対応していないので、浴室や密閉型のインテリアライトには使用していない。

玄関

 玄関の明かりとして、大いにお勧めしたい。100%時は、60W形白熱電球よりもさらに明るい印象になる。白熱電球と光色は異なるが、暖かみがあり、床面までしっかり明るくなって気持ち良い。調光40%時でも、40W形白熱電球の明るさの印象と変わらず、とても実用的。もし、玄関のあかりが外からも見えるなら、2.5%に調光した明かりで一晩中つけっぱなしにすれば、防犯にも役立てられるだろう。

【白熱電球:60W形】
床面まで光が届き、十分な明るさがある
【白熱電球:40W形】
玄関としては、もうすこし明るさが欲しいか
【電球形蛍光灯】
比較すると色が不自然に感じる。また、点灯して明るさが安定するまで時間がかかる
【バーベイタム・100%】
60W形白熱電球よりもずっと明るい。影の落ち方はやや強めだが、玄関ふさわしい快適な明るさと暖かみが演出できる
【バーベイタム・40%】
40W形白熱電球とほぼ同じ明るさになった。とりあえず点灯しておきたい時に明るさが選べるのは便利
【バーベイタム・2.5%】
就寝時、玄関の明かりを点けておけば防犯効果も期待できるだろう

トイレ

 トイレにもお勧めしたい。100%時は60W形白熱電球の明るさを超えてしまうので、明るすぎるかもしれないが、暑苦しくない光色は狭い空間にも合い、清潔感が感じられる。

 ところで、夜中にトイレに起きたて明かりを点けた時、眩しくて思わず顔をしかめてしまうことはないだろうか。そんな時は、調光2.5%でずっと点灯しておくのもアリだろう。暗闇に慣れた目にさほどまぶしくなく、十分な視認性も得られるからだ。

【白熱電球:60W形】
明るく気持ちよく過ごせる
【白熱電球:40W形】
少し暗いが、狭い空間なのでまだまだ十分に明るく感じる
【バーベイタム・100%】
60W形白熱電球以上の明るさになるが、清潔感もあり暑苦しくならない光色だ
【バーベイタム・40%】
トイレのような狭い空間にふさわしい明るさも選べる
【バーベイタム・2.5%】
夜中に目が覚めてトイレに行くなら、この明るさは眩しさを感じにくく目にやさしい

 なお、トイレは点滅頻度が高いため、点滅回数が寿命に影響する電球形蛍光灯の写真は割愛する。

リビングルーム

 透過タイプの器具との相性は良い。直下に強いLED電球のため、器具の横方向、天井方向の光はあまり望めないが、十分な明るさが得られる。特に100%時は、テーブル面の明るさが60W形白熱電球を超えるので、勉強や細かな手作業にも十分な明るさが得られる。

 調光して明るさを落とせば団欒に、さらに明るさを落とせば映画の視聴と、多用なリビングルームの過ごし方に対応できそうだ。暖かみのある自然な光色も、リビングルームに適している。白熱電球から取り替えて、不満どころか調光できる利便性を感じる。

【白熱電球:60W形×2 透過タイプのシェード】
光が部屋全体に行き渡り、十分な明るさがある
【電球形蛍光灯×2 透過タイプのシェード】
白熱電球のように上部、側面へも光が広がる。しかし、テーブルはLED電球よりも暗い印象で、色被り(余計な色が加わること)によりくすんで見える
【バーベイタム:100%×2 透過タイプのシェード】
暖かみのある光色がリビングルームに向いている。壁面や天井面にもある程度光が届き、全体的に明るい。テーブル面は白熱電球よりもさらに明るいので細かな手作業、勉強、読書にも向く
【バーベイタム:40%×2 透過タイプのシェード】
くつろぎのシーンには十分な明るさだ。電球形蛍光灯よりも明るく、光色も自然だ
【バーベイタム:2.5%×2 透過タイプのシェード】
あえて暗めにすれば、テレビ画面に集中しやすい明るさが楽しめる。肉眼では手元もしっかり見えた

 非透過タイプの器具でも、同じように良い結果が得られた。天井へもある程度光が届き、全体のコントラストのバランスも良好。調光すれば、さらに落ち着きのある雰囲気が演出できる。調光器が無くても簡単に雰囲気が変えられるのが楽しい。

【白熱電球:60W形×2 非透過タイプのシェード】
十分な明るさが得られ、コントラストのある空間になっている
【電球形蛍光灯×2 非透過タイプのシェード】
白熱電球のように上部へも光が広がるが、透過タイプと同様、色がいまひとつ
【バーベイタム:100%×2 非透過タイプのシェード】
テーブル面が60W形白熱電球よりも大幅に明るく感じられた。全体的な光のコントラストのバランスも良好だ
【バーベイタム:40%×2 非透過タイプのシェード】
テーブル面もまだまだ明るい。部屋全体の明るさ感は落ちるが、落ち着いた雰囲気もより演出できる
【バーベイタム:2.5%×2 非透過タイプのシェード】
透過タイプと同様に、シアターモードとしても活用できる。光源が見えにくければ、うたた寝にもいいだろう

食事の風景

 食事のシーンにも十分に活用できる。色温度は2,900Kと、白熱電球の2,850Kよりもやや高めで、白熱電球と並べて比べると全体がやや黄色味が増すが、それでもおいしそうに見える。色のくすみはほとんど気にならない。食器の材質による白さの違い、ランチョンマットの本来の色合いも自然な見え方だった。調光すれば、気分を変えた食卓が演出できるだろう。

【白熱電球:60W形】
食事は全体的においしそうに見える。ただし赤みが強い光色のため、モスグリーンのランチョンマットが茶色に見える
【電球形蛍光灯】
色味のバランスが崩れ、食卓全体がくすんだ印象になってしまうハムの色味が特に気になる
【バーベイタム】
写真では、若干黄色ぽい色が強調されるが、くすんだ印象はさほどではない。肉眼では、食べ物はおいしそうに見えており、微妙な色も識別できた。明るさを変えて雰囲気を変えられるので、食卓の利用もいいだろう

60W形白熱電球と交換して、元が取れるのは10カ月

 100%時の消費電力は実測でたった8Wだった。明るさは60W形白熱電球よりも明るく、電気代に限って言えば消費電力が56Wの60W形白熱電球と交換したなら、1/7も電気代が節約できる。調光40%時の消費電力はたったの2Wで、40W形白熱電球と比較しても、明るさを変えずに1/18以上も節約できる。なお、今回は5Wの白熱電球と比較していないが、スペック値(2.5%時の0.23W)を考慮すると、1/21以上の節約が可能だ。

【白熱電球:60W形】
消費電力は56W。消費電力1Wあたりの発光効率は、14.46lm/Wになる
【白熱電球:40W形】
消費電力37W。発光効率は、13.1lm/W
【電球形蛍光灯】
消費電力10W。発光効率は75lm/W
【バーベイタム・100%】
100%時の消費電力は8W。実測消費電力値の発光効率は91.3lm/Wとなる(公表スペックでは79.3lm/W)
【バーベイタム・40%】
40%時の消費電力は2W。実測消費電力値の発光効率は145lm/Wとなる(公表スペックでは78.4lm/W)
【バーベイタム・2.5%】
ワットチェッカーでは測定できないほど低い。公表スペック値から、発光効率は78.3lm/W

 初期費用となる電球代は、低価格化が進むLED電球の中では高めになるが、60W形白熱電球の取り替えで10カ月、40W形白熱電球で1年2カ月と、LED電球の中でも早めに電球代が回収できる。

 電球形蛍光灯との取り替えた場合、4年6カ月掛かる。この試算結果はLED電球の中でも比較的早めで、2個目の電球形蛍光灯に替える時点で逆転する。現在使っている電球形蛍光灯に満足しているなら、急ぐ必要はないが、明るさ、演色性、消費電力に、さらに「調光」という大きなアドバンテージは見逃せない。利便性から、既に数年使っている蛍光灯なら替えるのもアリだ。

【三菱化学 Verbatim(バーベイタム) LDA9L-H/3SK】
従来の光源と比較した“いつになったら元が取れるか”試算
使用光源消費電力
(実測)
1カ月3カ月半年
(6カ月)
10カ月1年
1年
2カ月
2年
4年4年半
バーベイタム
100%
8W2,803円2,888円3,017円3,189円3,275円3,360円3,789円4,819円5,076円
バーベイタム
40%
2W2,771円2,792円2,824円2,867円2,888円2,909円3,016円3,271円3,335円
バーベイタム
2.5%
0.23W
※スペック値
2,761円2,764円2,767円2,772円2,775円2,777円2,789円2,818円2,826円
白熱電球
40W形
37W269円665円1,329円2,192円2,587円3,054円5,174円10,348円11,677円
白熱電球
60W形
56W370円966円1,932円3,195円3,792円4,459円7,583円15,166円

17,098円

電球型蛍光灯
60W形
10W1,445円1,554円1,719円1,938円2,047円2,157円2,704円4,018円5,737円

※表中の金額は、電球代と電気代をプラスした「維持費」  ※1日の使用時間は8時間と仮定
※白熱電球は4カ月ごと、電球型蛍光灯は4年5カ月ごとに電球代を加算する (切れた電球代の購入費として)
※電気代は1kWh=22円で計算



調光すれば、更なる電気代の節約もでき、生活の快適性も大幅にアップする! 

 バーベイタムの調光機能搭載のLED電球に取り替えることで、生活の快適性がグンとアップするだろう。明るさを変えることで、リビングルームの多用な過ごし方に簡単に対応できる。玄関や廊下、階段なら、60W形白熱電球以上の明るさが得られ、調光すれば、電気代をあまり気せずに、点けっぱなしも可能だ。「起きている間は、できれば明るくしておきたい」という欲求をしっかり満たしてくれる。

 特に2.5%調光時は、就寝時の常夜灯として活用しやすい明るさがポイント。8時間毎晩点けっぱなしにしても、1年の電気代はわずか15円以下。スイッチの操作だけで、階段付近や廊下、玄関、トイレも含め、ほのかに明るくしておける安心感が簡単に手に入るのは魅力的だ。

 あえて欠点を挙げるなら、低価格化が進むLED電球の中ではやや高価。しかし、2~5千円もする調光器をわざわざ用意せずに、「調光」という利便性を家中の多くの場所で実現できるアドバンテージは、価格に十分見合っている。密閉器具には対応していないが、40,000時間の長寿命、当然ながら点滅による寿命への影響も無いなど、LED電球の利点は従来どおり。なお、AMラジオの側で点灯しても、受信障害を受けることもなかった。

 白熱電球からの取り替えに十分な実力を備え、これまで考えにくかった場所にも「調光」という機能が気軽に取り入れられる。調光による新たな快適性を提案するLED電球として、多くの場所にお勧めしたい。

三菱化学 「Verbatim(バーベイタム) LDA9L-H/3SK」はこんなLED電球

・100%時なら、60W形白熱電球を超える文句無い明るさが得られる

・既存の器具のまま、簡単に調光機能が取り入れられる

・元を取るまでの期間は短い。電球形蛍光灯との交換にもお勧め(1日8時間使用)

・電気代をあまり気にせず、明るいままでキープできる


 ←東芝「E-CORE 一般電球形 10.6W LDA11L-G」






2012年5月31日 00:00