家電製品ミニレビュー

静電気もニオイも除去! 車載用プラズマクラスター発生機は冬のドライブのマストアイテム

車載用プラズマクラスターイオン発生機 IG-HC15

 これまでもいろいろな、プラズマクラスターを発生する製品を紹介してきた。筆者独自の実験から分かったのは、カビ菌などの発生を抑制する効果、ニオイの消臭効果、静電気を除去する効果など数々ある。

 今回紹介する「車載用プラズマクラスター発生機 IG-HC15」は、これらの機能を最大限に活かし、冬のドライブを快適にしてくれる最新製品だ。

メーカー名 シャープ
製品名 プラズマクラスターイオン発生機 IG-HC15
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 11,631円

使い方も設置も簡単

 IG-HC15は、車内のドリンクホルダーなどに置いて使うタイプ。高濃度のプラズマクラスター25000ユニットを搭載しており、車内のニオイやカビ菌、静電気を除去してくれる。窓が開けられず、セーターを着込んで乗る冬のドライブにぜひオススメしたい。

 設置は、車のシガープラグにUSBアダプタを差し込み、そこにプラズマクラスターのUSBコネクタを差し込んだら完了。本体は、ドリンクホルダーなどに置くだけでいい。

 もちろんUSBコネクタを外せば、車外に持ち出し可能。モバイルバッテリーやUSB ACアダプタ、パソコンのUSBコネクタに差し込めばパーソナルプラズマクラスター発生機としても使える。

添付されているシガープラグに差し込むUSBアダプタ取り付ける
プラズマクラスター本体のUSBコネクタをアダプタに差し込む
本体をドリンクホルダーなどに置く。コードは邪魔にならない高さになっているので引っかからない

 風量は電源ボタンを押すごとに、OFF→弱→標準→ターボ→OFFと切り替えができる。ターボにすると、信号待ちなどしているときにファンの音が少し聞こえるが、弱や標準ではほとんど運転音は聞こえないほど静かだ。

 風向きは三日月型のフラップを動かすことで大体上下30度ほどの角度調整ができ、左右の風向きはドリンクホルダーに置いてある本体の向きを変えるだけだ。

風量は3段階。最大のターボにすると信号待ちをしている間とか、ちょっと送風音が聞こえる程度
上下の風は三日月型のフラップで、左右は本体の向きを変える

 また電源は車のイグニッションキーと連動しているので、エンジンをかけると、前回運転してた風量で自動的に電源ONになる。

 マニュアルには明記されていないが、だいたい一般的な乗用車なら1台設置すればいいだろう。大型ワゴンやニオイや静電気が消えるまでに時間がかかると言う場合は、後部座席用に追加して設置するといい。

乾燥した車内の静電気を除去するスゴ技!

 冬のドライブで一番イヤなのは、バチバチ来る静電気。タダでさえセーターやヒートテックなどを着ているので静電気が起きやすいのに、車に乗ったらバチバチしまくる!

 家なら加湿器や炊事などで、乾燥した冬場の空気を加湿できるので静電気も抑えられるが、車の中ではそうはいかない。しかも車のヒーターは、エアコン暖房と同じなので車内がものすごく乾燥する。

 「飲み物とってー」とお願いすればバチッ! ドアの取っ手を触ればバチッ! 助手席の彼女の手を触れたらバチッ(恋愛初期だと頬を叩かれるバチッ! も含む)。冬の車内は、バチッ! への疑心暗鬼に満ち溢れる。

 でもプラズマクラスター発生機をつければ、静電気のバチッ! がなくなる。ウィルスの抑制や消臭効果など、空気清浄の効果についてはよく知られているが、筆者が声を大きくして、ん? Webだと文字を大きくして? お伝えしたいのが静電気の除去効果だ。

 その効果をたとえるなら、静電気を床のゴミだとすれば、ダイソンの掃除機をかけたみたいに、プラズマクラスターは静電気をグングン吸い込んでくれるのだ。マジかっ! ってぐらいに。

静電気の除去効果を実証するためにバンデグラフを用意した

 と言っても、まぁだいたい信じてもらえない(笑)ので、ちょっと車内で実験をしてみた。用意したのは、小学生向けの実験キットの静電気発生装置。カッコよく言うとバンデグラフという装置だ。

 下敷きで髪の毛をゴシゴシこする仕草を、モーターで自動的にやってくれて、缶に静電気を貯めるというものだ。バンデグラフからひょろん♪と伸びたヒモは、髪の毛の代わりで、ヒモがどれだけ逆立ったかで、どれだけ静電気が溜まっているかが分かる。

プラズマクラスターOFF

 プラズマクラスターイオンがない車内では、静電気をためて自然に放電するのを待つと、1分たっても2分たってもヒモが缶にくっつかない。つまり静電気はサッパリ放電せず溜まったままの状態が続く。

バンデグラフで静電気の発生を止めて1分以上待っても静電気は自然に放電されず残ったまま。この状態で缶に触ると、バチッ! っとくる
ヒモが缶にくっつことはなかった
プラズマクラスターON

 今度は静電気をためたら、電源をONにしてプラズマクラスターイオンを発生させる。

 すると見る見るうちにヒモが垂れ下がり、静電気が除去されているのが分かる。これがプラズマクラスターの、静電気をキャンセルする力だ。

プラズマクラスターイオンを発生させると10秒もしないうちに、静電気が完全に除去される。これはマジで凄いので、ぜひ皆さんにも体験して欲しい
ヒモが垂れ下がって、静電気が除去されているのがわかる

窓を開けられなくてもニオイを除去

 冬の車内はニオイもこもりやすい。タバコはもちろんドライブスルーで買ったハンバーガーや、パーキングエリアで買ったアメリカンドックの油のニオイ。またウィンタースポーツをやるヒトならよくご存知の、スノーブーツやスキーブーツが生乾きのあのニオイ。「ここは乾燥室かっ!」って感じに帰りの車内は、いい感じにクサい(笑)。

 そんなニオイもプラズマクラスターならニオイの元を分解してくれる。しっかり消臭してくれるので、快適な移動空間を提供してくれるだろう。

 なお、ニオイの実験は長期レビュー「プラズマクラスター空気清浄機 KC-Z80」を見て欲しい。

狭い車内のウィルスや花粉もお任せ

 スキー疲れで弱っているところに、風邪を貰ってしまったなんてのはよくありがち。しかも誰か一人風邪をひいてしまうと、帰りの車内は狭く密室になるので、風邪も移りやすい。

 そんなとき本製品があれば、風邪のウィルスを撃退し車内で感染するのを抑えてくれるだろう。風邪をひいてしまったヒトも、ひいていないヒトも気持ちよく帰ってこられる。

 カビ菌で実験した結果は、家電製品ミニレビュー「プラズマクラスターイオン発生機 車載タイプ IG-BC15」を見て欲しい。

 また3月ともなると今度は花粉症の季節がはじまり、山林のドライブコースを走っていたら突然症状が出たりなんてこともあるだろう。IG-HC15は、空気吸入口に花粉フィルターを設けているので、花粉の除去にも効果的だ。

空気吸入口には花粉除去フィルターが付いている。エアコンの吹き抱き口付近に設置すれば効率よく除去できるだろう
フィルターは取り外して洗える

高濃度プラズマクラスター発生器で冬の快適ドライブ

 プラズマクラスター発生ユニットの寿命は1万9,000時間。寿命がきたら、別売のユニット(2,800円+税)に交換可能だ。

 また、本体内には発生ユニットを掃除するお掃除ブラシも内蔵している。半年に1回、ホコリなどが気になるときに掃除してやるといい。

プラズマクラスター発生ユニットは、寿命は1万9,000時間あるので、別売のユニットに交換もできる。まあその前に車がダメになると思うが……
本体内にはお掃除ブラシも内蔵!
半年に1回ホコリなどを掃除してやるといい
イザというときは、本体側のプラグがマイクロUSBになっているのでAndroidスマホなら、このケーブルを使ってスマホの充電もできちゃう! 目の付けどころが、シャープだね!

 最後にワンポイントアドバイス! 車を降りたときにバチッ! っとくる静電気は、座席からヒト(セーター)が離れた瞬間に溜まる静電気が、車のボディに触ったときに一気に流れるもの。これはプラズマクラスターでは対応できないので、次のように車を降りるとバチッ! とこなくなるのでやってみて!

1.座席から体を離さないようにしてドアを開ける
2.片手を車のそとに出しボディーに触れる
3.その手を離さないように座席から体を起こす

 こうすると座席から体が離れたときに発生する静電気が体に溜まらず、車のボディーに流れていくのでバチッ! とこなくなる。これホント!

(藤山 哲人)