家電製品ミニレビュー

Dole「ヨナナスメーカー901」

〜100%フルーツのフローズンアイスが作れる!

Dole「ヨナナスメーカー901」

 牛乳や生クリームを使わず、冷凍したフルーツで作るクリーミーな新食感スイーツ「ヨナナス」がアメリカで人気だという。ヨナナスは完熟したフルーツだけで作るヘルシーなフローズンアイス。自然な甘さで低カロリーなので、乳製品アレルギーの方、ダイエット中の方にも注目されているそうだ。

 これから夏に向けて、我が家では子供達のアイスクリームの消費量が大幅に増える。市販のアイスクリームは糖分が非常に多いので、ヨナナスメーカーを使ってみることにした。

メーカー Dole
製品名 ヨナナスメーカー901
希望小売価格 6,480円
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 6,480円

 購入したのはDoleの「ヨナナスメーカー901」。水や牛乳、砂糖を使わず、冷凍したフルーツを入れるだけで、フローズンアイスのようなデザート「ヨナナス」を作ることができる調理家電だ。

 ヨナナスメーカーの本体の大きさは180×350mm(直径×高さ)、本体重量は1.5kg。消費電力は200W。操作は本体に付属する電源スイッチだけだ。

本体は縦に細長く、それほど場所をとらない
本体の大きさは180×350mm(直径×高さ)
電源スイッチを押すだけの簡単操作

 本体上部には、煙突状の食材の投入口が付属し、その下には食材が出てくる「ドロップカバー」が付いている。本体には材料を押し込む際に使う「スカッシュスティック」も同梱されている。

スカッシュスティック。材料を押しこむのに使う
ドロップカバーを右回りに回すとはずれる
ドロップカバーを引き抜くようにして、本体からはずす。簡単にはずれた

 ドロップカバーの内側には、高速回転で食材を破砕するカッターや、食材が漏れないよう密閉するパッキン、ドロップカバーと本体を固定するキャップが内蔵されている。これらの部品は、全て外して水洗いできる。

キャップを左回りに回すとドロップカバーがはずれてカッターが出てくる
左からカッター、パッキン、キャップ。全部はずして洗えるので衛生的
波形の刃は鋭い

ヘルシーだけどクリーミー! アイスクリーム風ヨナナス

 はじめに下準備として、フルーツを冷凍しておく必要がある。フルーツは皮をむく、ヘタを取る、種を除くなど、すぐに食べられる状態にし、投入口の直径約4.3cmに入るサイズにカットしてから24時間冷凍しておく。

準備したフルーツ。完熟したものを使う
カットして24時間冷凍する

 まずは冷凍したバナナとイチゴで「ストロベリーヨナナス」を作ってみることにした。

 電源を入れてから投入口にフルーツを入れ、スカッシュスティックで上から押すようにすると、回転したカッターにフルーツが当たり、細かく粉砕していく。音は大きめなので、夜間の使用時は注意したほうがよさそうだ。

下に容器を置いてスタンバイOK
電源を入れて、冷凍したフルーツを入れていく
上からスカッシュスティックを押し込む

 何個かバナナを入れてみたが、はじめはなかなか出てこない。最初はかき氷のように細かく粉砕されて出てくるが、少し溶けてくるとクリーム状になってまとまって出てくる。バナナとイチゴを交互に入れて、しばらくするとヨナナスが出てきた。一度出始めるとニョロニョロと次々出てくるので楽しい。なお、2分以上の連続運転はできない。

フルーツを入れて押し込むだけなので操作は簡単。音が大きめなので最初は驚いてしまった
はじめはなかなか出てこないが、出始めるとどんどん出てくる
アイスクリームのようななめらかなヨナナスができた!

 イチゴは冷凍すると酸味が増して、甘さ控えめのヘルシーなアイスクリーム風ヨナナスとなった。さっぱりしていて大人は十分楽しめたが、子供はイチゴの酸っぱさに驚いたようだ。

 アイスクリームともジェラートも違う新しい食感だ。クリーミーで甘めなアイスクリーム風なヨナナスを楽しみたいなら完熟バナナを入れるとバニラアイスのようにねっとりした食感を楽しめる。

 バナナを使うことで甘くなるので、最初はバナナを中心に作ることをおすすめしたい。おいしく作る大事なポイントとしては、生のフルーツを使う場合、完熟しているものを使用することだ。バナナは少し黒くなったくらいがちょうどいい。

 フルーツを冷凍するときに「ちょっと量が多いかな? 」と思っても、ヨナナスにすると出来上がりは少量だ。1人分でバナナ2本使ってしまうので、フルーツは大めに冷凍しておいたほうが良い。

缶詰マンゴーと生パイナップルで、トロピカルなヨナナス

 次に、缶詰のマンゴーと生パイナップルのみでヨナナスを作ってみた。説明書によると、バナナを入れずにフルーツだけでヨナナスを作るとシャーベット状になるとのことだったが、この組み合わせはフローズンヨーグルトとアイスクリームの中間といった食感だ。

缶詰のマンゴーと生パイナップルの組み合わせで作ってみた
南国風でおいしい!

 乳製品が入ったアイスクリームよりもさっぱりしているが、シャーベットより後味に香りが残り、食べ終わった後の満足感も高い。缶詰のフルーツを少し入れるだけで、甘さが際立つので、缶詰フルーツを混ぜたヨナナスは小さなお子さんにもおすすめだ。

 香りのよいパイナップルとの相性も抜群で、とてもおいしい。我が家の子供達にも大変好評だった。

市販の冷凍カットフルーツとバナナで、アイスケーキ風に

 色々とフルーツをカットして冷凍するのが面倒な方は、冷凍のカットフルーツを使用するのも1つの方法だ。Doleのショップでもカットフルーツが販売しているが、今回は生協のカットフルーツを使用してアイスケーキ風ヨナナスを作ってみることにした。

 冷凍したバナナと冷凍カットフルーツを交互に入れてヨナナスを作り、型に入れる。再度冷凍室に入れ、食べるときに、少し解凍してから切り分ければ完成だ。残しておいたフルーツを少しトッピングすると華やかになる。

 アイスケーキ風にしておくと、時間があるときにまとめて作っておき、食べたいときに冷凍庫からサッと出すだけ。ヨナナスメーカーは運転音が少々音が大きいので、夜間に食べたいときは、昼間に作ってアイスケーキにしておくと便利だ。

面倒なときはカットフルーツを使うのがおすすめ
凍った状態のカットフルーツがいくつも入っている
ヨナナスを容器に入れて再度冷凍する
アイスクリーム風ヨナナスができた!
クリーミーでとてもおいしい。色々なフルーツが入っているので香りもよい

ドロップカバー内に残ってしまう量が多いのは残念

小さいお皿一杯分のヨナナスが残ってしまう。もったいないのでスプーンですくって食べている

 惜しいのは、ドロップカバー内に残ってしまうフルーツの量がかなり多いこと。ドロップカバー内部に小さなお皿一杯分程度のフルーツが残ってしまう。スプーンですくって食べているが、もう少し残らないように改良してもらえると嬉しい。

 お手入れは簡単だ。食器洗い乾燥機が使用可能で、手洗いする場合は、台所用洗剤で軽く洗うだけ。カッターに繊維が引っかかることはほとんどなく、水洗いすることで、ほとんどの汚れが落ちる。

 少々洗いづらいのはドロップカバーの筒状の部分だ。細くて手は入らないので、水筒用のブラシ等で洗っている。

おなかにたまるのでダイエット中の方におすすすめ!

 ヘルシーさを追求するなら生フルーツだけで作ることになるが、冷凍するとフルーツの酸味が強く感じられる場合がある。小さな子供や甘味に物足りなさを感じる方は、完熟バナナの割合を増やすか、缶詰のフルーツを少し混ぜると食べやすくなる。

 我が家の子供達はソーダ味などの甘いアイスが好きなので、ヨナナスを食べるかどうか心配だったが、フルーツの香りがよいので、とても気に入ったようだ。

 ヨナナスはアイスのように水っぽくなく、食べ応えがあり、食べ終わった後もおなかにたまる。市販のアイスのように強烈な甘さはないが、完熟したフルーツや缶詰の果物を少々足すことにより、十分満足できる甘さとなる。ヘルシーなので、ダイエット中の方も、ぜひチェックしていただきたい製品だ。

(石井 和美)