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家電製品ミニレビュー

バルミューダ「GreenFan Cirq」

〜静かさにプチ驚き! GreenFanのサーキュレーター
by スタパ齋藤
バルミューダ「GreenFan Cirq」

 家電Watch編集部から「貴様はサーキュレーター常用者だからバルミューダの例のアレを試してみなはれ」的なメールとともに、バルミューダの「GreenFan Cirq」が送られてきた。うぉ!! こここコレは!! 夏に激売れしたという「Green Fan2」のサーキュレーターバージョン!!


メーカー バルミューダ
製品名 GreenFan Cirq
希望小売価格 19,800円
購入場所 直販サイト
購入価格 19,800円


 まず「Green Fan2」だが、こちらのレポートのように「自然な風を送り出せる静音/低消費電力の扇風機」である。でもお高いんですのよ奥様、メーカー価格34,800円ですって。あらまあ。それでも生産が追いつかないほど激売れしたんですってよ。んまあ。的な。

 かなり話題になりましたな、「Green Fan2」。その風の独特の滑らかさと動作の静かさを体験した人はみな口を揃えて「本当に静かだし、風の感じも気持ちがいい」と言う。そうなのかーっ!? 欲しいじゃん!! でもお高いんですのよ奥様、メーカー価格3万(以下略)。

 さて、今回試す「GreenFan Cirq」は、前述の「Green Fan2」に搭載されたグリーンファンテクノロジー(自然な風や静音性をもたらした技術)をサーキュレーターへと応用した製品。風を送り出す部分については、高級扇風機「Green Fan2」と同様の性能を持っているようだ。

「GreenFan Cirq」のサイズは340×256×360mm(幅×奥行き×高さ)と大ぶり。質量は約2.5Kg。美しいデザインが目を惹きますな

 風量を4段回に切り替え可能で、リモコン操作ができ、上の図のように真横〜真上までに向きを無段階で変えられる。向きを変えるときのスムーズさが秀逸で、片手っていうか指2本でファンをつまんでスイッと角度調節ができるほどだ。

本体背面部分 操作部は本体上部にあり、風量を4段回に切り替え可能 付属のリモコンでも電源のオンオフや風量の切り替えが可能だ

 サーキュレーターとしてはやや大きい部類に入ると思うが、15m先の空気まで動かせて、最大30畳までの部屋に対応するとのこと。ちなみに、最大回転数は850回転/分、最大風速は230m/分、最大風量は52立方m/分だそうだ。なお、電源はACアダプタ(12V)で、コード長は約2.5m。消費電力は3〜20Wで、サーキュレーター類としては非常に低い部類となる。

 それから、個人的には質感やデザインが好感触。本体は樹脂製で、白い部分には光沢があり、黒い部分はツヤ消し。部屋に置いてもミョーな生活感が漂いにくいという印象を得た。ほか、ファンガードやファンを容易に外せるので掃除などのメンテナンスもラクそうだ。

 さて、前述のように4段回で風量を調節できるサーキュレーターだが、便宜的に4段回の風量を「弱」「中」「強」「最強」として話を進めよう。

 早速使ってみてプチ驚いたのが「弱」運転のときの静かさ。「弱」だと「耳から50cm程度の距離に置いて動作させてもほとんど気にならない騒音」だったりする。マジで静かと言えよう。

 もちろん「弱」だと風量が少なめだが、どうだろう、10畳くらいまでの部屋の空気をゆっくり攪拌できる程度かな? 拙宅では10畳ほどのリビングでガスストーブを使っているのだが、そこで試してみたらまずまず実用的な風量だと感じた。「弱」でも部屋全体を偏りなく暖房することができた。

サーキュレーターなので切タイマーや首振りといった機能はないが、このように垂直から水平まで90度の範囲/無段階で送風の向きを変えられる。※図は説明書より抜粋

 う〜ん、いいかも。こんなに静かなのにまずまず実用的な風量が得られる。また、風が顔などに直接当たっても、なんというか、ソフトで違和感が少ない。んむむ〜ちょっと欲しいゾこれ!! でもコレもお高いんですのよ奥様、メーカー価格19,800円ですって。んま。みたいな。

 さておき、「弱」以外で使うと、ソレナリに騒音がある。3m程度離れた位置でその音を聞くと、「中」が「まあまあ無視できる騒音」。「強」が「ちょっと耳障り」。「最強」が「ちょいウルサい」みたいな感じだ。

 ただ、「強」や「最強」あたりは、10畳程度の部屋ではビミョーに実用的でない風量になると思う。つまり風量多すぎでホコリが舞っちゃう感じ。より広い部屋で使うための風量、あるいは窓を開けて一気に換気するときのための風量というイメージである。

 大は小を兼ねる的な用途が想定できるなら、汎用性の高いサーキュレーターになるかもしれない。たとえば吹き抜けがある家で、夏場に下の涼しい空気を上に流して換気し、冬場は居室にこもって暖房効率を上げるために静音サーキュレーターとして使う、とか。

 逆に、広い部屋でも8畳間くらいまでという家だと、このサーキュレーターのパフォーマンスをフルに発揮させられないかもしれない。狭めの部屋で超静かなサーキュレーターとして使える点では非常に魅力的だが、でもお高いんですのよ奥様的な価格なので、やはりメーカーが言うところの「最大30畳までの部屋に対応」や「15m先の空気まで動かせる」という性能を活かしたいところ。

 まあそのあたり、考え方次第ではある。購入を考えているなら、サイズや質感、それから風量や騒音の体感を兼ねて、一度量販店で実機をチェックしたほうがいいと思う。

 ……あと、ももも、もしかしたらコレ、室内トレーニングをする人が扇風機的に使うのにいいかも!? 俺の場合は夏頃からウェイトトレーニングを始めたのだが、冬でも扇風機が必須。そこで、窓を開いてその近くに「GreenFan Cirq」を置き、外の冷たい風を室内に送り込んでトレーニングしてみたら快適だった。夏場にはエアコンを28℃設定で使いつつ2個の扇風機からの風を体に当てていても汗だくなので、「GreenFan Cirq」の「最強」モードでのウェイトトレーニングはイイかもしれない。

 あと、俺はやってないんですけど、ローラー台を使って室内で自転車のペダルを踏む人。「GreenFan Cirq」の「最強」運転は風量が非常に多いものの、なんというか、顔や体への風の当たり方がスムーズな印象。扇風機の風が目や耳にバホバホ当たってイラッとするような感じではないので、汗だく必至の夏場ローラー台トレーニングにも向くかもしれない。






2011年11月29日 00:00