編集部がガチで選ぶ、今欲しいのはこの家電! ～男の1人暮らしの場合

　立春も過ぎ、いよいよ新年度が近づいてきた。新しい住まいや家電を品定めしている方も多いのではないだろうか。

　今日から3日間に渡って、“新生活で揃えたい家電”をテーマに、編集部員3名それぞれが予算と生活環境に合わせた家電をピックアップした。いずれもこれさえあればとりあえず新生活がスタートできるという品揃えだ。増税前のこの時期、家電の買い替えを検討している方にも参考にして欲しい。

・1日目「自炊と時短にこだわる20代OLの場合」―予算20万円
・2日目「男の1人暮らしは10万円でスタート」―予算10万円
・3日目「30代夫婦2人暮らしの場合」―予算50万円

8畳1Kに住む男の1人暮らしに必要な生活家電　by.中野信二

　男の1人暮らしには、とりあえず生活必需品があれば良い。引っ越し先で新しい生活を始めるにあたり、最低限必要な生活家電として、以下の4製品を選んだ。予算は10万円で、使った金額は合計で75,990円だった。

　男の1人暮らしには、基本的に冷蔵庫や洗濯機、照明器具があれば問題ないと思っている。部屋も8畳の1Kだから、掃除はクイックルワイパーで充分だ。

　毎日の食事は、近所のコンビニやスーパーで売っている弁当と、吉野家やモスバーガーなどのファーストフード店で済ませる。電子レンジは買う予定ではなかったが、予算が余ったし、弁当を帰って温めるのものいいかと思い追加で買うことにした。

“冷やせる/凍らせる”“洗える”“照らせる”が揃えばOK!

　買ってきたものを冷やしたり、凍らせることができる冷蔵庫、衣類を洗える洗濯機、部屋を明るく照らせる照明器具の3製品があれば、男の1人暮らしは始められる。

・冷蔵庫～ハイアール「ファン式冷蔵庫 JR-NF140H」―30,500円

ハイアール「ファン式冷蔵庫 JR-NF140H」

　冷蔵庫は、容量100L以下でも大丈夫だと思っていた。だが、100L以下の冷蔵庫ではほとんどの製品が直冷式で、霜取りを自分でやらなければならない。せっかくの自由時間の一部を霜取りに費やしたくないので、奮発して自動霜取り機能が付いている容量138Lの「JR-NF140H」にした。

　氷やアイスノン、アイスクリームに加え、キンキンに冷やしたビールを冷たいまま飲むためのグラスも入れるので、冷凍庫の容量が46Lあるもの嬉しいところ。あと、電子レンジを本体の上に置けるのも良い。

・洗濯機～ハイアールアクアセールス「全自動洗濯機 AQW-S452」―29,800円

ハイアールアクアセールス「全自動洗濯機 AQW-S452」

　「AQW-S452」を選んだのは、上蓋の吸気口から取り込む風と遠心力で衣類を乾かす「風乾燥」機能で、簡単な乾燥までを自動でできるから。面倒くさがりの自分にとっては、黒カビのつきにくいステンレス槽や抗菌パルセーターが使われているほか、簡易な槽洗浄機能があるのもありがたい。

・照明機器～アイリスオーヤマ「ECOHiLUX CL8D-ALE」―7,980円

アイリスオーヤマ「ECOHiLUX CL8D-ALE」

　「CL8D-ALE」は、定格光束が4,200lmのLEDシーリングライトだ。～8畳の標準定格光束は3,300～4,300lmだから、8畳用のLEDシーリングライトとしてはかなり明るいし、消費電力も46Wで電気代の節約にもなる。購入したのはLOHACO(ヨドバシ.comでは販売していなかった)だ。

予算が余ったので電子レンジを購入

　自炊する気はないので、炊飯器は買わなかった。だが、買ってきた弁当を温めたり、冷凍食品(主に冷凍枝豆)を解凍したいと思い、電子レンジを追加した。

・電子レンジ～ハイアール「電子レンジ JM-17E」―5,820円

ハイアール「電子レンジ JM-17E」

　電子レンジ選びでは、安さを重視した。

　「JM-17E」はターンテーブル式の電子レンジ。200/500/700Wの3段階で、温めや解凍ができるのが魅力的だ。

特にこだわりがなければ安価なものを選びたい

　自分は自炊するタイプではないので、最小限の機能を搭載した安い白物家電があれば生活を始められる。予算は10万円だったので掃除機を買っても良かったが、そうしなかったのは、余ったお金を趣味や貯金にまわしたかったからだ。

　特にこだわりがなければ、各メーカーが展開している新生活○点セットを選択肢に入れてもいいだろう。さらに安く揃えられる。