ビジネスべんり帖

短くなった鉛筆たちをつなぐ「TSUNAGO」で大切な鉛筆が復活!

ビジネスべんり帖は、ビジネスシーンで役立つ雑貨や文房具を紹介するコーナーです

 子どものころ鉛筆そのものに愛着があり、短くなっていくのが寂しかった記憶がある。今回ご紹介するのは、そんな大切な鉛筆たちをつないで、1本の長い鉛筆にできるという鉛筆削り器「TSUNAGO」だ。

想いをつなぐ鉛筆削り「TSUNAGO」
メーカー名中島重久堂
製品名想いをつなぐ鉛筆削り「TSUNAGO」
実売価格1,620円(東急ハンズ価格)

 鉛筆削り器といっても、芯を尖らせるために削るのではない。2~3本の鉛筆たちがぴったりジョイントできるよう、それぞれ必要な部分を3工程かけて削っていくものだ。

短くなった2本の鉛筆。まだ使えるが書きづらい
キャップを回すたびに違った削り方ができる穴が現れる

 キャップを回し、最初に出てくる穴で、1本目のおしりの芯を削っていく。削るというより、キリで穴を開けていくイメージなので、ちょっと力とコツが要る。2つめの穴では、2本目の鉛筆の先を特殊な形に削り、3つめの穴でその形を整える。すると2本の鉛筆がぴったりジョイントするのだ。

芯に穴を開けていく感じ。粉状の芯がこぼれる場合があるので注意
黒くて見えにくいが、ぼこっと深い穴が開いた
2つ目の穴で削るとこんな感じになる
2本の凹凸がぴったりはまるので、木工用ボンドで接着して乾かす

 短くて使いづらかった鉛筆が、見事1本の長い鉛筆になった。使ってみたがまったく違和感がないし、ジョイント部分もきちんと削れる。これは単なる「もったいない」精神では終わらない、手を加えることで大切なものが再生する喜びを感じさせてくれるアイテムだ。

お気に入りの鉛筆が新品のときと同じ長さになった
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田中 真紀子