家電大賞 2022-2023「ロボット掃除機部門」ノミネート企画PR

わかってるな、このサイズ、この機能、このお値段!! SwitchBotのロボット掃除機「S1 Plus」

リーズナブルなのに高機能なロボット掃除機、SwitchBot「S1 Plus」

どんどん多機能になり、どんどん賢くなっていくロボット掃除機。できることが増えるのはうれしいけれど、その分お値段が上がっていくのは仕方のないところ。そこそこ高機能なミドルクラスのモデルになると、各社のロボット掃除機は今や10万円前後が当たり前だ。

そうなると、やっぱり機能を落としたエントリーモデルを選ぶしかないか……なんて気持ちになってしまいそう。だけれども、スマートホーム機器で知られるSwitchBotから登場した「S1 Plus」というロボット掃除機を見てみると、かなり多機能なのにリーズナブルっぽい雰囲気。ちょっとこれは、なかなかにコストパフォーマンスのいい製品なのでは?

ゴミ吸引と水拭き両対応で自動ゴミ収集、かつ妥協のない賢い自律動作

SwitchBotの「S1 Plus」は、ゴミ吸引と水拭きの両方に対応するロボット掃除機。本体だけでなく充電器を兼ねる自動ゴミ収集ベースがセットになっていて、自動ゴミ収集の機能もついている。それでいて標準価格は69,800円。同等の機能をもつ他社ライバル製品と比べても1段低い驚きの価格設定だ。

SwitchBot「S1 Plus」の本体。自動ゴミ収集ベースのない単体価格も39,800円と安価

とはいえ低価格なりの機能・性能に抑えられているのでは……と思いきや、そうでもなさそうだ。ゴミの吸引力を表す値は最大2,700kPaでライバルと遜色なし。バッテリー容量は5,000mAhで、静音動作時は最大で250分間、つまり4時間以上も掃除し続けられる。メーカーによると、フル充電なら155畳もの広さを掃除できるとのこと。日本の家庭であればだいたいの家を1台だけでまかなえるだろう。

内蔵ダストボックスの容量は350ミリリットルと大きくはないけれど、掃除終了後には自動ゴミ収集ベースが勝手にゴミ収集してくれるので、ダストボックスが一杯かどうかを気にする必要はない。自動ゴミ収集ベース内に備える大容量のダストバッグは、およそ70日間分のゴミを溜めておけるとのことで、ゴミ捨ての手間は最小限。なのに自動ゴミ収集ベースのサイズはコンパクトで、設置場所をあまり選ばずに済むのもうれしいところ。

本体のダストボックスに溜まったゴミは、自動ゴミ収集ベースに戻った後吸い上げられる

掃除方法は3種類。ゴミ吸引と同時に水拭きも実行する「清掃&水拭きモード」と、吸引だけの「清掃モード」、水拭きだけを実行する「水拭きモード」が用意されている。ゴミの吸引力は4段階で設定でき、水拭きするときの水分量も床面の材質などに合わせて3段階で調整できる。水拭きは本体側のタンクにあらかじめ水を入れておくタイプで、自重でモップを押さえつけて拭き掃除するシンプルなしくみだ。

賢く自律走行しながら掃除する性能面にも妥協はない。21種類ものセンサーを搭載し、周囲の壁や障害物、大きな段差を判断して回避しながら走行するのは当然のこととして、床面の材質を判定するセンサーによって、カーペット部分だけを強力にゴミ吸引するような設定も可能。部屋の間取りや床のタイプ、そのときの状況などに応じて適切に自動清掃してくれるようになっているわけだ。

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間取りを正確にマッピングするアプリ、スマートホーム機器との連携もOK

このようなロボット掃除機において本体のスペック以上に重視したいのが、スマートフォンアプリの使い勝手だろう。SwitchBotにはもともと同シリーズのスマートホーム機器を制御するための「SwitchBot」アプリがあり、「S1 Plus」も同じアプリで操作する。なので、SwitchBotシリーズのユーザーなら新たにアプリをダウンロードする必要はない。統一感のあるインターフェースで、これまで使用していたスマートホーム機器の延長でロボット掃除機も扱えるのは、使いやすさに少なからずつながってくる部分だろう。

そんなわけで「S1 Plus」で部屋の掃除を開始すると、自動で室内の間取りや障害物などを把握し、アプリ上にマッピングしていく。ひと通りのマッピングが完了すると部屋も自動で認識し、リビングや寝室、ダイニングといった実際の間取りに合わせてユーザーが名前を付けて管理できるようになる。その後はフロア全体や任意の部屋だけを掃除することもできるし、汚れが目立つ箇所などをマップ上の範囲指定で掃除するのもOK。巻き込みそうなものが置いてあるところは掃除しないようにする「進入禁止エリア」の設定もしっかり用意されている。

マッピングした間取り図は、真上俯瞰の2D表示だけでなく3D表示も可能

しかし、ときにはロボット掃除機のAIに任せず、あえてユーザーが手動操作で掃除したい場合もある。そんなときはアプリの画面タッチでロボット掃除機を直接操れる「リモートコントロールクリーニング」機能を活用したい。マップ上で指定しにくい箇所をピンポイントで念入りに掃除したいとき、一時的に障害物を避けて陰になっていたところを素早く掃除したいときなどに便利だ。

そしてSwitchBotシリーズならではの機能が、他のスマートホーム機器との連携ができること。これは多くのライバル製品との差別化ポイントともなっている。たとえば「SwitchBot開閉センサー」で部屋の扉が閉まったことを検知したときに「S1 Plus」でその部屋の掃除を始める、といったような連携設定をしたり、スマートロックの「SwitchBotロック」とSwitchBotのカメラの動体検知機能などを組み合わせて、人がいるときは掃除をキャンセルし、外出して留守になったと思われるタイミングで掃除を始める、みたいな自動化もできてしまう。豊富なスマートホーム機器をラインナップしているSwitchBotにしかできない、新しいロボット掃除機の活用方法が見つけられそうだ。

SwitchBotのスマートホーム機器と連携させることで、さらに効率良く掃除できるようになる

機能・性能を考えると割安、加えてサポートも充実

「S1 Plus」はスマートホームメーカーの製品ではあるけれど、サポート面の充実度は大手グローバルメーカーや国内メーカー並み、と言ってもいいかもしれない。たとえば商品到着後30日以内であれば、初期不良などの問題があったときに交換・返品・返金してくれる。そのうえで「S1 Plus」に限っては、通常の1年保証に加えてさらに1年延長となる計2年間の「あんしん保証サービス」が標準で付帯している。

もし通常の使い方で故障してしまったときは、日本国内に専門の修理受付センターが設けられているため、修理完了まで長く待たされるようなこともない。それ以外にも製品について気になることがあればメールのほか、アプリやWeb上でのチャットによる問い合わせも受け付けている。長く使い続けることになる家電製品だけに、こうした手厚いサポートがあることも購入にあたっては心強い部分だ。

決して突き抜けた性能をもつ製品ではない。けれど、ゴミ吸引と水拭きの両対応という重要な基本機能を押さえつつ、日本の家庭にも配慮したかのようなコンパクトな自動ゴミ収集ベースで、自動的にゴミ収集するワンランク上の機能までカバーし、アプリはひと通りの便利機能を網羅する。それなのに価格は控え目という「S1 Plus」は、まさに「わかってる」ロボット掃除機だ。

利便性を考えると一般的なエントリーモデルよりも上の機能がほしい、でも機能が少し追加されるだけで一気に値段が上がって手が出ない……と悩んでいるような人にこそおすすめしたい、満足度の高い1台だ。

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