オンウェーブ、50,000時間近く使えるLED電球

LED電球「超輝(ちょうぴか)」シリーズ

　オンウェーブは、寿命が50,000時間のLED素子を採用したLED電球「超輝(ちょうぴか)」シリーズ18機種を、4月12日に発売した。

 希望小売価格は、白熱電球60W相当の「電球60W型」が5,980円、白熱電球40W相当の「電球40W型」が4,980円。電球型を小型・軽量化した「ミニ電球」形が4,580円。ダウンライトやスポットライトなど、ハロゲンランプとの置き換えを狙った「ハロゲン型」が7,980円。ハロゲン型をよりコンパクトにした「ミニハロゲンランプ」形が4,980円。

　E17/E26口金の60W/40W白熱電球、E11/E17/E26口金のハロゲンランプに置き換えられるLED照明で、いずれもLED素子の寿命が50,000時間と長い点が特徴。同社は実際の使用シーンでは、熱の影響などを受けるものの、50,000時間に近い時間で使えるとしており、1日10時間の使用でも約10年間玉切れの心配が無く、電球交換の必要がないという。なお、一般的なE26口金のLED電球における定格寿命は40,000時間となっている。

　また消費電力は、電球60W型で3.6W、電球40W型で3Wと、現在市販されている一般的なLED電球よりも少なくなっている。このため白熱電球と置き換えると、消費電力を約1/15に、電球形蛍光灯は約1/3に抑えられるという。同社では、消費電力の少ないLEDを多く使用した“多灯式”であることが消費電力の少なさにつながっているとしている。

　さらに重量も、電球60W型のE26口金タイプで54gと、他社製品よりも軽くなっている。

　LED素子には日亜化学の日本製超高輝度LED素子を採用。使用温度はマイナス20℃から50℃まで。ケースはポリカーボネートで、照明カバーは乳白色。

　ハロゲン形の2シリーズは受注生産となる。電球タイプの詳細は以下の表の通り。

60/40W形の白熱電球に交換できる「電球形」。E26口金とE17口金用、白色と電球色タイプがそれぞれ用意される	電球形よりもコンパクトな「ミニ電球形」	ハロゲンタイプはE17/E26のほか、E11口金タイプ((写真)も用意される