ニュース

パナソニックのドラム洗濯機18機種に不具合、発火の恐れも

2021年発売のドラム式洗濯乾燥機「NA-LX129AL」

パナソニックは、2021年8月~2024年8月に製造したドラム式電気洗濯乾燥機18モデルにおいて、無償部品交換と訪問点検を実施する。洗剤や柔軟剤の自動投入ユニットに不具合があり、場合によっては発煙や発火に至る恐れもあるという。

リコール対象モデルは、2021年発売のNA-LX129ALやNA-LX129AR、2023年のNA-LX129CL、NA-LX129CRなど(末尾のLは左開き、Rは右開き)。品番や製造番号は、正面ドア内側上部や本体右側面下部の表示ラベルなどで確認できる。

2023年発売のNA-LX129CL

不具合の内容について同社は「自動投入ユニットの不具合により、自動投入タンクとの接続部から洗濯槽の外へ漏れた洗剤や柔軟剤などが製品本体内部を伝って製品背面もしくは側面下側のリード線に付着すると、場合によってはリード線被覆の絶縁性能が劣化して局所的な短絡が生じ、リード線の下部にある樹脂部品に延焼して発煙・発火に至るおそれがある」と説明している。

対象製品のユーザーに対しては、事故防止のために「洗剤自動投入機能の中止」と、「タンクを空にした(または、タンクを取り外した)状態での手動投入による使用」を呼び掛けている。機種ごとの手動投入設定については、リコールの告知サイトにおいて動画で案内している。

加えて、二次元コード、インターネットによる申し込み、またはフリーダイヤルの問い合わせ先まで連絡するよう案内。上記に連絡することで、洗剤や柔軟剤などが洗濯槽の外へ漏れない対策を施した自動投入タンク(3個)が送付される。

このタンクをユーザー自身で交換することにより、再び洗剤自動投入機能を利用可能になる。対策済みのタンクには、正面の数字の上に横棒の表示がされている。交換や設定の手順などもサイト内で案内されている。

後日、点検担当者がユーザー宅を訪問。追加の対策として、自動投入ユニットのパッキンの交換とリード線の下部にある樹脂部品へ不燃シートを取り付けるほか、リード線への洗剤や柔軟剤などの付着状況の点検を実施する。

この点検で、リード線への洗剤や柔軟剤などの付着が確認された場合は、別の修理担当者が再度訪問し、リード線交換の修理を行なう。