ニュース

大音量の熊よけスピーカー「くまようじん」ドウシシャの注目新製品

ドウシシャの展示会で新製品を見てきた

ゴリラに掴まれているかのような“痛気持ちいい”ふくらはぎケアアイテム「ゴリラのひとつかみ」で知られる家電メーカーのドウシシャが、新製品の展示会を開催した。そこで「いいね!」と感じた製品を厳選して紹介していく。

熊と闘わずに、そもそも出会わないようにするスピーカー

昨今、熊の出没が各地でニュースになっているが、10月上旬に発売予定のBluetooth搭載ポータブルスピーカー「くまようじん KUMA-1」は、音を発して熊との遭遇を回避するためのアイテム。価格はオープン。直販価格は4,378円。

Bluetooth搭載ポータブルスピーカー「くまようじん KUMA-1」

コンパクトなボディながら最大約94dBの大音量での再生が可能。同社によれば、94dBは電車の高架下で聞く音と同等の音量に相当し、屋外でも遠くまで音を届けられるという。つまり、遠くにいる熊の耳にも届きやすくして「こっちには近づかないでね」と伝えられる。

犬の鳴き声や散弾銃の発砲音、爆竹の音など7パターンの内蔵音源が用意されているため、ユーザーが音源を用意しなくても熊よけとして使える。中には、同品の開発者を含めた社員が会議室に集まり「火の用心」のようなノリで「くまよぉ〜じん!!」と叫んだものを録音した音声も入っている。

本体サイズは約50×98×28mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約82g。防水性能はIPX3に準拠。電源は単四形アルカリ乾電池3本を採用。連続再生時間は音量50%のBluetooth再生の場合で約12時間。内蔵音源を音量100%で再生した場合は約1時間、同50%の場合は約2時間。

操作部
背面クリップとハンドストラップを備え、腰ベルトやリュックサックに装着したり、手首に通して持ち運んだりできる
電源は単四形アルカリ乾電池3本

限界突破の超加湿モード搭載スチーム式加湿器「ゴリラのゴリ霧中」

「ゴリラのひとつかみ」の大ヒットにあやかった「ゴリラ」シリーズ製品が多いのが同社の特徴。スチーム式加湿器「ゴリラのゴリ霧中 GRK-2601」もその1つだ。同品は9月25日に発売され、直販価格は13,200円。

スチーム式加湿器「ゴリラのゴリ霧中 GRK-2601」

どのあたりが“ゴリラ”っぽいのかを同社スタッフは次のように語っていた。

「一般的な加湿器は1度の給水で長時間運転できるよう設計されているのに対し、ゴリラのゴリ霧中は、必要な時に一気に加湿できます。1時間だけ約1,000ml/時で超加湿を行なう『熱帯雨林モード』にすることで、スピーディーにお部屋を潤せるんです」

なお「熱帯雨林モード」にすると、本体に隠れていた「ゴリラランプ」が赤く点滅するのもおもしろい。また、熱帯雨林モードだけでなく、電源オンから加湿開始までが約15分と、一般的なスチーム式の加湿器よりも、立ち上がりが早いのも特徴の1つだ。

手ブレしてしまっているが、熱帯雨林モード時のゴリラランプ

本体サイズは約24.5×25×31cm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約2.3kg。水タンク容量は2.8L。適用畳数はプレハブ14畳、木造8.5畳。「強」運転時の連続加湿時間は約5.5時間。定格消費電力は立ち上げ時が1,150Wで、熱帯雨林モードは750W、強は400W、弱は280W、おやすみは140W。電源コード長は約1.5mで、着脱が容易なマグネットプラグを採用。

本体上部のフタを外すと、広口でメンテナンスしやすいタンクが現れる

赤外線分光放射率MAX90%以上の機能性インナー「ゴリラの鎧」

同社の「ゴリラ」シリーズはマッサージ系アイテムだけでなく、インナーウェアやサンダルなど、カテゴリーを広げている。中でも筆者が注目したのは、機能性インナー「ゴリラの鎧」だ。価格はタンクトップが4,400円、半袖Tシャツが4,950円。カラーはブラックとベージュの2色。

機能性インナー「ゴリラの鎧」

どこが機能的かといえば、遠赤外線分光放射率が最大90%以上という点。老舗寝具メーカーのロマンス小杉と共同開発したもので、「富士山みくりや溶岩パウダー」を練り込んだ特殊繊維を採用している。ロマンス小杉の説明員に詳しく説明してもらった。

「富士山の溶岩は玄武岩で、鉄分を豊富に含んでいて、一般的な溶岩と比べて遠赤外線効果が高いとされています。その溶岩を砕いて泥のような状態にした上で、繊維に練り込んでいるので、洗濯しても効果が落ちません」

鉄分を多く含む富士山の溶岩。これを砕いて泥状にしたものを、繊維に練り込むことで、遠赤外線分光放射率の高い生地となった

体から放出される遠赤外線をどれだけ効率よく輻射(跳ね返し)して体に戻せるかを示す「遠赤外線分光放射率」は、最大90%以上だという。自身の体温を効率よく再利用して身体を温め、血行促進につなげられるのだ。さらに、冷えを感じやすい肩や背中などの重要パーツは生地を2重構造にすることで、保温性と輻射効果をより高めている。

メンズとレディースが用意され、カラーはブラックとベージュの2色を用意。一般医療機器の機能性下着がトレンドとなっている昨今、いわゆるリカバリーウェアではないけれど、遠赤外線分光放射率が高くて血行促進も期待でき、タンクトップやカップ付きの半袖Tシャツもラインナップする「ゴリラの鎧」は、新たなトレンドを切り拓くかもしれないと感じた。

足裏を刺激する「ゴリラの裸足」につま先を覆うクロッグタイプ

4月に発売し、SNSなどで話題となった健康サンダル「ゴリラの裸足(はだし)」には、10月から順次、つま先を覆うクロッグタイプとメンズサイズがラインナップに追加される。価格はオープン価格。ドン・キホーテなどで購入できる。

ゴリラの裸足(はだし)クロッグタイプ

つま先から足の甲までを覆うクロッグ形状を採用したことで、秋冬シーズンでも足元が冷えにくく、日常使いしやすい。インソール中央部には、周りの凹凸よりも約5mm高く立体的なゴリラの顔を配置。歩くたびに“隠れゴリラ”が足裏をぐりぐりと刺激する。

周りの凹凸よりも約5mm高く立体的なゴリラの顔。歩くたびにゴリラが足裏をぐりぐりと刺激する

素材には、衝撃吸収性と弾力性に優れたEVA素材を採用。見た目のボリューム感に反して軽量かつ柔らかく、長時間の使用でも足への負担を軽減できる。

重さは約240g(Mサイズ、片足)。カラーはレディース向けにブラック、ベージュ、ミント、ピンクの4色、メンズ向けにグレー、ブラック、ベージュ、ネイビーの4色をラインナップする。サイズは、レディースがS(22cm〜23cm)、M(23cm〜24cm)、L(24cm〜25cm)、メンズがXL(25cm〜26cm)、2XL(26cm〜27cm)、3XL(27cm〜28cm)が展開される。

カラーはレディース向けにブラック、ベージュ、ミント、ピンクの4色、メンズ向けにグレー、ブラック、ベージュ、ネイビーの4色をラインナップ

熱湯を約2分で60〜65℃に冷まして飲み頃にする白湯呑み

色々な製品が展示されているドウシシャの展示会場で、湯呑みが展示されていた。開発者に話を訊いたところ、熱湯を2分待てば白湯としての飲み頃の60~65℃に冷まして、すぐ飲めるようにする白湯呑み「ONDOZONE白湯専科 白湯呑み」だという。価格は2,480円。

ONDOZONE白湯専科 白湯呑み

「一般的な機能性マグカップは温かさを長く保つことを目的に開発されることがほとんどですが、こちらは逆に、早く飲み頃の温度まで冷まして、その後適温をキープします」

そんな風に開発の担当者が話す「ONDOZONE白湯専科」は、2023年にマグカップが発売されて以来、シリーズ累計の出荷数が30万個を突破したという。そして今回、湯呑み形状が追加された。

本体はステンレスの2重構造で、その間に吸熱剤が封入されている。そして熱湯を注ぐと吸熱剤が一気に熱を吸収。約2分後には飲み頃とされる60〜65℃に温度が下がるのだ。その後は吸熱剤とステンレスの蓄熱効果により、適温を約30分間キープする。

実際に熱湯を注いで2分待つと、「あちちッ!」となることもなく、すぐに飲み始められた。真空断熱ではないため、湯呑みの外側にも熱が伝わり、ほんのりと温かくなるのもいい。一般的な陶器の湯呑みでは、熱湯やお茶を煎れた直後に両手で包むように持つことは、熱すぎてできないが、同品ではぽかぽかと温かいので心も体も温まりやすいだろう。

本体サイズは約70×70×90mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約188g。容量は約200ml。カラーはアイボリー、グリーン、チャコールの3色をラインナップする。

カラーは3色

動画や写真を入れ替えて持ち歩けるデジタル缶バッジ

今っぽいアイテムだなぁと思ったのが、9月16日に発売されたスマート缶バッジ「SmartBadge(スマートバッジ)」。円形の画面に、お気に入りの動画や写真を表示でき、ピンまたは紐で服やバッグなどに取り付けて持ち運べる。2サイズをラインナップし、価格は3,278円または4,378円。

「エントリーモデル EB160TS」(写真右)と「スタンダードモデル EB180TS」(写真左)の2サイズをラインナップする

「アイドルやキャラクターなどの推し活アイテムとしてはもちろん、お子様の可愛い瞬間であったり、ペットの動画、旅行の思い出などの画像や動画を自由に入れ替えて、身につけて持ち歩くことができます」(同社解説員)

使い方は、専用アプリを使ってBluetooth経由で画像や動画データを本体に転送する。アプリ内ではステッカーの追加や表面加工、動画の切り取りによるループ再生などの編集を行なえる。また、本体に表示中の画像をほかのSmartBadgeへ無線共有できる「画像シェア機能」も備える。

「エントリーモデル EB160TS」の本体サイズは、約49×10mm(直径×高さ)、重さは約25g。画面サイズは45mm。記憶容量は8MB。

「スタンダードモデル EB180TS」の本体サイズは、約58×9mm(直径×高さ)、重さは約28g。画面サイズは直径54mm。記憶容量は16MB。

ピンまたは紐で服やバッグなどに取り付けて持ち運べる