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EENOUR、発電機能を備えた溶接機 電源ない場所の作業に
2025年12月1日 10:05
EENOUR(イーノウ)は、発電と溶接を1台で行なえる「発電機兼用溶接機 DK4600iW」を発売した。直販価格は299,000円。
電源のない場所でも溶接作業ができるブランド初の発電機兼用溶接機。別々の機材を用意する必要がなく、配線や搬送の手間を減らすことができ、日常の施工から災害時の非常用電源まで幅広いシーンで活躍する。
3,500Wの高出力を誇り、2つのACコンセントを備えているため、作業機器から複数の家電製品まで様々な機器に同時給電が可能。溶接電流を100Aで使用していても、アングルグラインダー、小型カッター、作業灯、ヘアドライヤーなど、約800Wの電動工具を同時に駆動できるという。
また、溶接性能も非常に幅広く、MMA手溶接をサポートし、電流調整範囲は30A～120A。酸性系溶接棒/低水素系溶接棒に対応可能で、適用溶接棒直径は1.6～4mm。薄板から構造部材まで安定した溶接成形ができる。
燃費性能に優れた排気量160ccの空冷4ストロークOHVエンジンと7Lの大容量燃料タンクを備え、100%負荷で約2.7時間、1/4負荷では最大約8時間の連続運転が可能。さらにエンジンは磁性オイルゲージを採用しており、金属粉を吸着してオイルをクリーンに保ち、エンジン内部の摩耗を抑えることで長く使える点も特徴とする。
遮音綿&密閉型ボディを採用し、振動と騒音を大幅に低減。実測値は59dBと静かで、高出力を保ちながら快適な作業環境を実現するという。
本体サイズは49.6×34.5×54cm(幅×奥行き×高さ)。重量は約42kg。定格出力は3.5kVA(最大出力4kVA)。定格電圧は100V。定格電流は35A(電流調整刃に30〜120A)。定格周波数は50/60Hz(切替式)。燃料は無鉛レギュラーガソリン。内蔵バッテリーはリン酸鉄リチウムバッテリー(12.8V/2Ah)。
