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ソニーの着るクーラー「レオンポケット」さらに強力に冷やす新モデル
2021年4月22日 10:53
ソニーは、冷却機能を強化したウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 2(RNP-2)」を4月22日より発売する。価格は14,850円。
スマートフォンアプリで操作して、本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温められるデバイス。専用シャツなどに入れて、首もとなどに接触させて使用する。2020年より一般販売開始されたREON POCKET(RNP-1A)に比べて吸熱性能を高めたのが特徴。また、耐汗/防滴に配慮した設計により、軽度な運動などにも使いやすくなった。
冷却機能の強化は、駆動回路の新設計により実現。サーモモジュールにより大きな電力を付与することが可能になり、小型/軽量ながら従来比最大約2倍の吸熱性能を持つという。また、体表面に接触する冷温部には、高い強度を備えながら、冷たさを伝えやすいステンレススティール「SUS316L」を採用した。温度レベルは冷/温ともに1～4のレベルで設定可能。
肌に密着する冷温部のシーリング処理に加え、電気基板やデバイスなどの内部部品に耐汗/耐水シーリング処理を施した。耐汗や防滴に配慮した設計により、ゴルフやウォーキングなどでも使える。
Bluetooth 5.0 Low Energy対応で、連携可能なスマートフォンの対応OSはiOS 13 以上とAndroid 8以上。
本体サイズは約54×20×116mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約92g。使用温度範囲は5℃～40℃。バッテリーの持続時間は、COOL時が約1.5～4時間(レベル1～4)、WARM時が2～4時間(同)。充電時間は約2.5時間。充電端子はUSB Type-C。充電ケーブルやシリコンコーティングシートが付属する。
なお、これまではREON POCKETを装着するためのシャツやネックバンドをソニーが自社で販売してきたが、新たに他社に対してもREON POCKET対応ウェアやアクセサリーのライセンス提供を開始。REON POCKET本体に装着できるアイテムを拡充できる。対応アイテムは、「REON POCKET CERTIFIED」のロゴが付与され、本体の吸気/排気構造に配慮したデザインと本体の格納部に日光を吸熱しにくい色を採用する。
第1弾として、スポーツブランドのデサントやマンシングウェア、ルコックスポルティフ、アパレルブランドのEDIFICE、エストネーションから対応のシャツが登場する。
