ぷーこの家電日記

ニトリのきんぴらピーラーが大活躍! 便利すぎて作りすぎちゃう

第637回

とうとう10月。エアコンを入れると寒いし、切ったままだと湿気で不快。何が最適解か分からない状態の季節に加え、嫌になるくらいの毎日の雨。日照時間は短いし気圧は乱高下しているようで、体調は絶不調だ。早くカラッと秋晴れの10月が来て欲しいと願っているのであります。

9月はそんな感じで天気も体調もイマイチ続きだったけれど、夫の転勤に伴う引っ越しの準備で、思う存分たくさんの買い物をし、ストレスが飛んでいくほどスッキリした。

買い物をしてストレスを発散するという人の気持ちが非常によく分かった。新生活を送るための物を買い揃える機会なんてそうそうない。あれもこれも色々買い込みながら、30年ほど前に初めて一人暮らしを始めた時のワクワクを思い出し、懐かしくて楽しい。

向かった先はニトリ。グループ会社の島忠ホームズも同じ建物に入っているので、家具やインテリアなどだけじゃなくて、洗剤などの日用品もまとめて手に入る。広々とした店の中はまるでテーマパークだ。いつもはある程度の目的があって、目的の物とチラッとその周りを見て帰る程度。今回も必要最低限の一人暮らしグッズを買うつもりだったけれど、そもそもその「必要最低限」が何なのか忘れてしまっていてカーテンくらいしか思いつかない。

ということで、すべての売り場を舐めるように全部巡り巡って買い物スタート。普段当たり前に使ってるけど完全に忘れてるような物が次々と出てくる「あ! 洗面器いるよね!?」とか、「バスマットもいるし、物干し竿もか!」とかとか。

キッチン用品は、私ならあれもこれも欲しくなっちゃうけれど、夫は自炊はするけれど料理自体が好きなわけではないので、肉と野菜をただ焼くとか、「一人鍋」をするくらいの簡単な調理しかする予定もないようで、まな板やお玉、フライ返し、菜箸、計量カップ、ピーラーを買うことに。

私は「この安い行平鍋とフライパン買おうかな」なぁんていうので、「深型のフライパン1個あれば、焼くも煮るもできるからこっちにしたら?」と、完全に初めての一人暮らし準備の息子に同行するお母さんである(笑)。おしゃれなインテリアなどにまったく興味がない息子(夫だが)は、特にこだわりもなく、必要なものしか買わない。

「これいる?」「いらない」「これは?」「いらないかな」と、私が楽しくなりすぎて、あれこれ持たせたくなる。そして数時間、広々とした店舗を歩き続けて、大きなカートいっぱい山盛りの買い物をした。

夫の買い物をしながら「どさくさに紛れてすみませんー」と、自分の物もいくつかカゴに入れてたっぷり買い物をした(笑)。その中で買って良かったのが「マグネットほうきちりとりセット」と「きんぴらピーラー」である。

ほうきちりとりセットは、前々から飛び散った猫砂を集めるために小さな卓上ほうきセットのようなものが欲しくて探していたのだけど、卓上用のほうきよりも持ち手部分が長くて俄然使いやすい。今までは床用お掃除シートで集めて捨てる前のシートで包みながら手で拾っていたけれど、ほうきでさっと猫砂を集めてから床掃除ができるようになったので、「なんで今まで買わなかったんだろう」と思うほど快適になった。丁度いいサイズのほうきちりとりセットが無かったから今まで買わなかったんだけど、私の最適解はニトリにあったのだ。マグネット付きで、玄関ドアにも邪魔にならずに貼り付けられるので、玄関用にもう1つ追加で買おうと思う。

もう一つ購入した、きんぴらピーラー。私はきんぴらが大好きである。特にレンコンのきんぴらが好きだけど、ごぼう、にんじん、大根も好き。シャキシャキの食感が大好きで、食べ出したら止まらないというか、きんぴらは副菜じゃなくてメインでいいし、毎日でも食べられる。

夫と暮らしている時は、さすがにそれだけじゃ物足りないよねとガツンとした主菜を作ったりしていたけれど、10月からは一人暮らしになるので、心置きなくご飯と味噌汁ときんぴらだけなんて生活を送れる。

きんぴらが大好きだけど、難点は「細線切り面倒くさい」なのである。そんなタイミングでちょうど見つけたきんぴらピーラー。「どさくさに紛れてこれ欲しい!」と買ってもらった。これで大量のきんぴらを楽に作れるんじゃないかという期待があったのだ。

でも、私はピーラーを信じていない。皮剥き用は便利だけど、キャベツの千切り用のピーラーも、白髪ネギを作るためのピーラーも上手に使えた試しがない。「包丁のほうがマシじゃないか! くっそー、騙された!」と何度も裏切られたような気持ちになっては「2度とピーラーなんて買わない」とその度に思っていたのだけど、やっぱり欲しくなるのがピーラー。

懲りないし学習しないし、どこかで期待してしまうのだ。きんぴらピーラー、買って早速ワクワク期待しながら使ってみると、「うーん、やっぱりダメじゃん。繊維が刃に詰まって切れないし、疲れるし、上手に切れない」と放り投げたい気分になった。「また裏切られたー」とガッカリしながら、「きんぴらピーラーの評判ってどんなもんだろ?」とネットで見て、初めて「使い方を間違えていた」私の問題だったことを知って驚いたのだ。

皮むきピーラーと同じように食材を手に持って、ピーラーを使っていたのだけど、正解は、まな板に食材を置いて押さえながら、ピーラーを押し付けるように引く、だった。上手く力が伝わるので、刃もしっかり入り、嘘みたいにスイスイ切れる。手も痛くならない!もう、目から鱗ポロポロだったし、ものすごく使いやすいし、簡単にたくさんのきんぴらが作れちゃう。きんぴらだけじゃなくて、じゃがいものガレットやにんじんラペなど、細切りのメニューが格段に楽!冬は大根サラダにも大活躍しそう。

「使えねーな! なぁんて酷いこといって本当にごめんなさい。最高です!」とピーラーに平謝りして、めちゃくちゃ感動してしまった。きんぴらピーラーたくさん買って「使ってみて!」って友人に配りたい衝動に駆られているほどに、「どさくさに紛れて買って良かったー!」と思った逸品なのでありました。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。