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家電製品ミニレビュー
デロンギ「コンベクションオーブン EO1258J」

~手作りピザからトーストまで幅広く焼ける“本格派”オーブン
Reported by すずまり

シルバーのボディに黒いツマミがスタイリッシュな「EO1258J」
 「オーブンが欲しい!」と思う場面というのは、筆者の経験上、2通りあるのではないだろうか。1つは、手持ちの調理器のオーブン機能では飽き足りず、もっと手早く本格的な調理がしたくなったというパターン。もう1つが、それまで使用していたコンパクトなターンテーブル式のレンジから大型のオーブンレンジに買い換えたところ、実はトースト機能がなかったというパターンだ(意外と盲点だが、どんなオーブンレンジでもトーストができるわけではない)。

 今回ご紹介するのは、どちらのケースにもおススメできるデロンギのコンベクションオーブン「EO1258J」だ。30センチのピザがカリッと仕上がる円形のピザストーンが1枚付属しており、本体もワイヤーラックもピザストーンが置きやすい形にデザインされている。このあたりは、さすがイタリアのブランドという感じだ。

 しかし、ピザストーンが付属しているからといってピザ専用オーブンではない。「コンベクション(熱対流式)オーブン調理」、「オーブン調理」「スローべーク調理」「グリル調理」「解凍」といった調理モードを備えており、これらを使い分けることで幅広い調理が作れるのだ(各モードの詳細については後述)。付いていない機能を強いてあげるとすれば「電子レンジ機能」くらいかもしれない。

 では、どのような製品なのか具体的に見ていこう。

メーカーデロンギ
製品名コンベクションオーブン EO1258J
希望小売価格22,800円
購入店ビックカメラ
購入価格19,800円


正面から見たところ。470×375×230mm(幅×奥行き×高さ)と、電子レンジよりもややコンパクト
 「EO1258J」のサイズは470×375×230mm(幅×奥行き×高さ)。幅と奥行きは一般的な電子レンジとほぼ同サイズだが、高さはやや低く、割とコンパクトな印象を受ける。本体内部は310×300×130mm(上下ヒーター間の幅×奥行き×高さ)で、庫内容量は12.5L。深さ2cmのデュラストーン加工が施されたトレイが2枚、ワイヤーラック2枚、オイルプレート1枚、ピザストーン1枚が付属する。ワイヤーラックは上下2段にセットでき、「コンベクションオーブン調理」では、上下2段いっしょの調理も可能だ。ヒーターは上下についており、消費電力は1,400Wとなっている。

 操作はすべて本体右側に並んだ3つのダイヤルで行なう。上から温度ツマミ、スイッチ兼用のタイマー、調理ツマミの順で配置され、設定温度になると消えるサーモランプもついている。

 温度ツマミによる設定可能温度は60度~230度。60度は「保温」用で、調理後の保温や溶かしバターなどに利用できる。このほか、「解凍」と「グリル」も選択できる。


真横からみたところ 背面の様子。出っ張りはピザストーン用 斜め後ろから見ると、“小さく前へ習え”をしているような出っ張りがあり、ユニークな形をしている

パンくずなどを受け止める「くず受け」
庫内のようす
本体右側に配置されたツマミ。上から温度、タイマー、調理モードを変えるツマミとなる

 タイマーは5分刻みで最大120分まで設定可能。時間は一度120分までまわしてからセットする。調理中は時計が時を刻むような音が鳴り、時間がくると「チン!」という音とともに電源が切れる。細かい話だが、ゼンマイ式のため誤差が生じる可能性もあるため、特に数分という短い時間をより正確に計りたいときは、デジタルのキッチンタイマーとの併用をおススメしたい。

 調理ツマミは、調理内容に応じて「解凍」「保温およびコンベクションオーブン調理」「オーブン調理」「グリル調理」「スローべーク調理」を切り替えられる。


ワイヤーラックは上段用、下段用の2種類が用意される。写真は上段用 深さ2cmのトレイが2枚付属する オイルプレート。トレイと組み合わせて使用すると、油を落としながらの調理が可能になる

ピザ焼き専用のレンガ「ピザストーン」。30cmまでのピザが焼ける。薄く「Delonghi」のロゴが刻まれている ラックやトレイをセットした例。扉を開けるとラックが顔を出すオープンスライド式となっている

「オーブン」や「グリル」など、調理モードの理解が必要

調理モードの特徴は、付属する「操作ガイド」で解説されている
 「EO1258J」には、メニューを選ぶだけで調理できるようなボタンやダイヤルは一切用意されていない。そのため、「オーブン」と「グリル」などの調理モードを、料理に合わせて自ら選択する必要がある。つまり、これらのモードがどういった機能なのかを理解することが、製品の使いこなしに影響するわけだ。

 そこで、本製品に備わっている調理モードを詳しく見てみよう。

 「オーブン調理」モードは、ヒーターで庫内全体を一定温度に高め、その熱で食品全体を包み込んで加熱するモードである。食品はトレイ、または耐熱容器に入れ、ワイヤーラックの上に乗せて調理する。パンやケーキ、焼き豚、ハンバーグ、ローストチキンなどの調理に向いている。

 オーブンにはこのほか「コンベクションオーブン」というモードもある。通常の「オーブン調理」では、上下のヒーターから放たれる熱だけで加熱するが、「コンベクションオーブン」では、ファンで熱風を循環させて庫内全体の温度を均一を保つ仕組みになっている。

 次に「グリル」は、熱源となるヒーターから直接熱を照射して焼き上げる方式。「EO1258J」では上ヒーターのみによる加熱となり、食品を直接ワイヤーラックに乗せて調理する。簡単に言えば“直火焼き”のイメージなので、焼き魚や焼き鳥、ステーキなど、焦げ目をつける料理に適している。

 「スローベーク調理」はグリルとは逆で、下ヒーターのみで加熱する調理方式だ。110~160℃でじっくり熱を通す調理に適しており、煮込み料理や蒸し料理などができるモードだ。

 「解凍」は、ファンによる送風のみで自然解凍を促すモード。電子レンジに比べて時間はかかるが、室内での常温解凍にくらべ、約2/3程度で完了する。肉1kgなら約80~90分が目安となっている。

 では実際に試しながらの使用感をお届けしよう。取扱説明書には8品ほどのレシピが掲載されている。その中から「鶏もも肉のオーブン焼き」と「ピッツァマルゲリータ」を試してみた。加えて、レシピでは紹介されていないが、日常生活で利用シーンが多いと思われるトーストや揚げ物の温めにもトライしてみた。ぜひ参考にしていただきたい。


「鶏もも肉のオーブン焼き」(オーブン調理/上段/200℃/約40分)

鶏肉とタマネギをトレイに並べる。レシピでは先に鶏肉、10分後にタマネギを並べるとあるが、トレイの奥までタマネギを入れるには、オーブンに入れたトレイを一度全部出す必要があり、面倒なので最初から入れてしまった
 オーブン料理といえば、こんがり焼き上がった肉が定番。というわけで、まず挑戦するのが「鶏もも肉のオーブン焼き」だ。レシピでは骨付き鶏もも肉3人分が紹介されていたが、あいにく骨付き肉が手に入らなかったため、骨なしの鶏もも肉を焼いてみた。

 塩、コショウ、オリーブオイルをまぶした鶏肉とタマネギをトレイに並べ、予熱したオーブンの中へ。「オーブン調理」を選択し220℃にセットした。

 40分後には皮がパリパリに焼けたオーブン焼きが完成した。フライパンで焼くだけではこうはいかないという香ばしさである。非常にシンプルな料理だが、ワイルドでおいしい。トレイに食材を並べるだけという簡単さだが、非常に食べ応えがあった。特別な日でなくても積極的に作ってゆきたいと思える一品だ。オーブン料理デビューにいいかもしれない。


調理中の様子
【動画】調理中の鶏もも肉。カチカチ鳴っているのはタイマーの音

※動画はすべて別ウインドウで開きます
こんがりとした「鶏もも肉のオーブン焼き」のできあがり。左側の焼け具合がやや強いようだ

レモンをかければ完成
皮はパリパリ、中はしっとり 【動画】皮がカリカリに焼けたことが、音からもわかる

生地から手作りの「ピッツァマルゲリータ」 (コンベクションオーブン/230℃/15分 → スローベーク/3~5分)

意を決して生地からピザ作りに挑戦
 取扱説明書に付属のレシピの冒頭で紹介されているのが「ピッツァマルゲリータ」。生地から作るというのはさすがに手間だと思ったが、これを試さねばピザストーンの存在価値が薄れてしまう! と一念発起し、生地作りから挑戦した。すべて手作りで――といきたいところだが、ピザソースだけは手抜きして、市販のものを使ってしまった。

 生地はどういうわけか十分に発酵してくれず、やや控えめな分量となってしまったが、そのまま強行突破。生地を伸ばしてピザソースを塗り、チーズやバジルをトッピングしたら、十分に熱したピザストーンの上へ。230℃の「コンベクションオーブン調理」で15分焼いたら、つまみを回して「スローベーク調理」に切り替え、さらに5分程度焼いた。手作りの「ピッツァマルゲリータ」が完成した。ビザはパリパリのカリカリに仕上がり、生地も歯ごたえがあってとてもおいしかった。

 所定の時間でやってみたが、想像以上に焦げ目が付きやすいようだ。「コンベクションオーブン調理」の時間を5分程度に短縮し、「スローベーク調理」を5分伸ばしてもよかったかもしれない。

 なお、コンビニやスーパーなどで袋入りで売られている8インチ程度のインスタントピザも楽々焼ける。ピザストーンを使うとクリスピーな食感に仕上がるので、ピザ好きにはお勧めだ。


ピザストーンは230℃で予熱しておく 初回は慎重かつ控えめな分量。ピザ用ピールを持っていなかったため、移し変えに苦労した ピザストーンの上で焼けるピザ。水分を飛ばしてくれるため、パリッと焼ける

パリパリのカリカリに焼き上がったピザ
焼きすぎたような気もするが、手作りというだけでおいしさが増すというもの 生地は歯ごたえがあっておいしい

こちらはコンビニやスーパーで売られている、市販のインスタントピザ インスタントのピザもピザストーンに載せればかなり本格的に チーズの焦げ目も香ばしいピザが完成

焼き野菜 (コンベクションオーブン/下段/220℃/約18分)

 香ばしさと野菜本来の甘さが同時に堪能できるシンプル料理が「焼き野菜」。野菜を切って並べるだけなので、簡単な上にヘルシーなのだ。

 実はレシピには掲載されていないが、220℃の「コンベクションオーブン調理」(トレイは下段)にして約18分焼いたところ、しっかりとした焦げ目がついた。焼き加減については、素材や厚み、気温などに影響を受けるところなので、各自で調整してみていただきたい。野菜がトレイにくっついてしまう場合は、トレイに薄くサラダオイルを塗っておこう。あらかじめオリーブオイルを振りかけてもいいだろう。

 電子レンジ調理したしっとり野菜とは違った、パリッと香ばしい野菜が堪能できるので、作ったことがない方はぜひお試しいただきたい。しかも本品ならたっぷり焼き上げることができるので、お腹も満足すること間違いなし。冷蔵庫の中の片付けにも役立つ料理だ。


野菜を1cm弱程度の厚みにスライスして、トレイに並べる オーブンで加熱後の野菜。爪楊枝がすっと入れば完成だ 見た目は地味だが、野菜の味や歯ごたえが楽しめるメニューだ。ドレッシングをかけて温野菜のサラダとして食べてもおいしい

プリン (スローベーク/下段/150℃/30~40分程度)

「スローべーク調理」でプリンに挑戦。トレイに水を張り、プリンカップを並べる
 「スローベーク調理」は煮込み料理やテリーヌ(食材を型に入れ焼き上げる料理)、プリンなど高さのある料理に適しているという。しかし、それらの具体的な作り方はレシピには掲載されていなかった。

 そこでオーブンを使った「プリン」の作り方をネットで検索し、ヒットしたページを参考に作ってみることにした。

 ネット情報によれば、およそ150~160℃で30~40分蒸し焼きにするのだという。一般的なプリンのレシピに従い、水を張ったトレイの中にプリン液を満たしたカップを配置し、オーブンの中へ入れた。設定は150℃で30分にしてみた。

 30分後、プリンはほぼ固まった状態になっていた。上からの加熱がないためか、表面が乾燥することもなかった。固まり具合がやや弱く感じたため、さらに10分加熱したところ、今度は長すぎたようで少々「す」が入ってしまった。30分後は加熱せず、余熱で5分程度蒸らせば十分だったかもしれない。幸い「す」の状態はひどくはなく、滑らかでおいしいプリンをつくることができた。


オーブンに入れたら「スローベーク調理」で約40分 やや「す」が入ってしまったのは残念だが、プリン完成

中も滑らかだ
同じくコンベクションオーブンを使って焼き上げたピザといっしょに(ピザは焼きすぎたが……)

トースト (コンベクションオーブン/上段に下段用ラック/230℃/5分弱 ※予熱なし)

一般的な食パンなら一度に3枚焼ける。強引に4枚焼けないこともないが……
 本製品の導入時に気になったのが「トーストはおいしく焼けるか?」という点。製品選びでは、トーストや揚げものの温めがおいしくできるかといった些細な部分が、意外と抜けてしまうものだ。

 取扱説明書では「オーブン調理」でできると触れるのみで、目安となる設定情報は一切提供されていない。メーカーのWebサイトによると「グリル」で片面ずつ1~2分ずつ焼くようにとあったが、どうやらそれは旧製品の情報らしい。戸惑ったためサポートに電話で問い合わせたところ、「コンベクションオーブン調理」がいいという。三者で内容が異なる展開に悩みはさらに深まってしまった。

 小型の安いオーブントースターでも、自分好みの焼き加減を得るまでには、製品のクセも理解した上で試行錯誤が必要なのも事実。そこであれこれ試してみたところ、好みの設定が見えてきた。

 「EO1258J」でトーストを作るなら、調理ツマミを「コンベクションオーブン調理」にあわせ、温度は最大(230℃)に設定する。上段に下段用のワイヤーラックを入れ、食パンを並べる。予熱なしでも5分程度経てば、こんがりきつね色ができあがる。裏面の焦げ具合が甘くなるが、十分サクサクとした食感が楽しめる。「オーブン調理」でも十分おいしく焼けるが、熱風のためか「コンベクションオーブン調理」のほうが表面がカラッとドライになる印象だ。

 もちろん、仕上がりは季節やパンの種類、パンの配置場所によっても変わる可能性があるので、あくまでも参考程度に考えていただければ幸いだ。

 ちなみにこの「コンベクションオーブン調理」で予熱してみたが、焼け具合は予熱なしと同程度。結果はほとんど変わらない。したがって、予熱なしでも十分OKだろう。


下段のワイヤーラックに配置し、230℃の「コンベクションオーブン調理」で約5分焼いた表 下段のワイヤーラックに配置し、230℃の「コンベクションオーブン調理」で約5分焼いた裏。やや焦げが強くなる。このため、もう少し高い位置で焼きたい 表裏の焼き加減を調整するために、上段に下段用のフラットなワイヤーラックをセットして焼いてみた。逆に、下段に上段用のラックをセットするというのもありだ

「コンベクションオーブン調理」で焼いたトーストの表側。もっと薄くてよければ調理時間はさらに短くなる 上段に下段用のフラットなワイヤーラックをセットしたトーストの裏。ほどよい焼き加減だ

揚げ物の温め(グリルまたはオーブン/上段/160~180℃/5~10分)

 日常生活でありがたいのは揚げ物の温め直しである。取扱説明書では触れていないが、本品でも可能だ。試した結果、「オーブン調理」でも「グリル」でもどちらでもOKだった。

 使用方法は、「オーブン調理」または「グリル」のどちらかを選択したら、温度を160~180℃程度に設定する(オーブンの場合)。油を落とせるように下段にアルミホイルを敷き、上段のあみに直接食品を置いたら、様子をみながら5~10分間加熱する。

 個人的には「グリル」のほうが「オーブン調理」よりもカラッとした仕上がりになるようで気に入っている。


 ちなみに、日本人のソウルフードである「餅」も焼ける。サラダオイルを塗ったアルミホイルに餅を並べ、トレイを下段にセットして「グリル」で10分程度だ。途中で裏返せばなおよし。


【動画】冷蔵庫で保存していたお総菜のメンチカツを温めると、衣にサクサク感がよみがえった
餅も焼ける

本格的なオーブン料理にチャレンジしたい方におススメ

 広い庫内で、5つの調理モードが選べ、2段調理も可能。コンベクションオーブン「EO1258J」は、温め直しから本格的なオーブン料理までカバーできる頼もしい製品だ。

 難点は、すべてが手動なため、“スイッチ一つで自動調理”のような便利さはない。調理モードはどれを選ぶか、温度は何度にするか、トレイの位置はどこがよいか、加熱時間は何分必要かなどを適宜判断する必要がある。日本のメーカーが得意とする全自動調理に慣れていると、確実に戸惑うことだろう。また、製品とは直接関係ないが、プリンやトーストの具体的な操作方法を電話窓口へ伺ったところ「お好みで設定してください」「市販のレシピ本などを参考に調理してください」と、対応が素っ気なかったのも残念。初心者にも優しく、わかりやすいアドバイスをお願いしたいところだ(ちなみに後日、メーカーより丁寧な回答がいただけた)。

 しかし、コツを掴めば、柔軟な調理が可能になる。操作もダイヤル式で直感的なため非常にわかりやすい。実際、使い始めは少々戸惑ったのだが、慣れてくるとかなり魅力的な製品だと分かった。コンパクトなのに庫内が広く、タイマーが120分まで設定できる点もありがたい。オーブン料理に長けた方や、これからオーブン料理を追求しようという方にはうれしい製品といえるだろう。

 小さなオーブントースターでは物足りなくなった方は、ぜひチャレンジしてみていただきたい。





URL
  デロンギ・ジャパン株式会社
  http://www.delonghi.co.jp/
  製品情報
  http://www.delonghi.co.jp/product/list/oven/eo1258j.html

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2009/01/21 00:01

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