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家電製品ミニレビュー
±0「お皿つきライト」
~ありそうでなかったアイデア系照明器具
Reported by 本誌:伊藤 大地
私は毎日寝る際、耳栓を着用している。
通りがうるさいわけではない。家族がうるさいわけでもない。実は、自分のいびきで目が覚めるのを防ぐためである。夜中に地震が来たら……などと想像するとちょっと怖いのだが、一切、ジャマされずにぐっすり寝られる環境がクセになってしまっている。
そんなわけで、耳栓ライフには満足しているのだが、ちょっとした不満がある。枕元が小物でごちゃつくことだ。眠る前に読み進める本を置き、なにか思いついた時のためのメモ帳とペンを置き、すぐになくなる耳栓の予備を置き、そしてメガネを外し……などとやっていると、枕元がモノであふれてしまう。特に耳栓が、すぐになくなってしまう。
ここをスッキリさせるアイテムがないかと探し回っているうちに見つけたのが、±0の「お皿つきライト XLT-Q010」である。
メーカー
±0
製品名
お皿つきライト
購入店
Amazon.co.jp
購入価格
15,750円
「名は体を語る」ではないが文字通り、スタンドライトにお皿がついた製品である。ここに、メガネやら耳栓やら指輪やらを置いてしまおうという魂胆だ。
光源は38Wのミニクリプトン電球だ。使用できる電球は40Wクラス、E17口金のもの。メインの照明ではなく、あくまでも補助的に使う照明器具である。枕元に置いて、小物を探したり、ちょっと本を読んだりするには、最適なサイズと明るさだ。ちなみに、クリプトン電球とは内部にクリプトンガスを封入して、長寿命にした白熱電球の一種だ。
お皿が付いていること以外は、本体の作りは非常に原始的。スイッチもON/OFFのみで、調光機能はない。転倒時に自動的に電源が切れるよう、スタンドの裏側にはボタン式のスイッチが付いている。通常のスタンドであれば、設置するいわゆるベースの部分にスイッチや調光レバーがあることが多いが、この製品ではベースそのものがお皿になっている。スイッチは電球を支える支柱の中心に付いている。
外観は白一色
スイッチはシンプルなレバー式
パッケージに同梱されているのは、E17口金、40Wクラスのミニクリプトン電球
電球の真上の部分に穴が開いており、熱が抜けるようになっている
カバーは軽く引っ張るだけで外れる
底面には転倒時に自動で電源がオフになるよう、スイッチ式の安全装置が付いている
枕元に置いた。耳栓やメモ帳、メガネをお皿に載せている。これなら夜中に踏みつぶす心配もない
さっそく、枕元に置いて、メガネ、耳栓、メモ帳、ペンなどを置いてみる。うん。いい感じだ。お皿自体はさほど大きくないので、メガネを置いてしまうと、一気に余裕がなくなるが、耳栓、アイマスク、メモ帳、ペンくらいなら十分に許容範囲内。なにより、読書用ライトと整理トレーが一緒になったメリットは大きい。暗闇の中で、枕元をまさぐる必要がないのはうれしい。
次に、玄関の下駄箱の上に置いてみた。というのも我が家の玄関の照明は、廊下と一続き。下駄箱の上のカギを探すだけで、4つの電気を点けるのはもったいないではないか。そこで、カギや、宅配便を受け取るときのための印鑑をまとめると同時に、簡易照明として使ってみようという算段だ。
実際にやってみると、下駄箱の上を照らすことについては全く問題ない。だが、玄関そのものを明るくするには、やはり明るさが足りないようだ。あくまで、機器周辺を照らすものであることは注意が必要だ。
左がパルックボールプレミア、右がパッケージ同梱のミニクリプトン電球
サイズがミニクリプトン電球より大きいので、フレームにわずかに触れる
最後に、はじめから付いてきたミニクリプトン電球を、より消費電力が少ない、電球型蛍光灯に変更してみた。パナソニックの「パルックボールプレミア(EFD10EL7E17H)」だ。
ミニクリプトン電球とまず違うのは、消費電力だ。ミニクリプトン電球では実測値で28Wだったが、パルックボールプレミアでは5W。約5分の1以下になった。定格寿命も1万時間で、一般的なミニクリプトン電球の3~5倍だ。電球型蛍光灯の弱点とされる、スイッチオンから点灯時間までの間についてだが、確かにミニクリプトン電球と比べるとワンテンポ遅いが、比べないとわからない程度だ。実用上、問題は感じない。私なら、これくらいの差なら断然、パルックボールプレミアを選ぶ。
ミニクリプトン電球使用時の消費電力を計る
実測値は28W
パルックボールプレミア使用時の消費電力を計る
5W。ミニクリプトン電球の5分の1以下だ
と、本筋からはそれてしまったが、省エネ(というより電気代節約)のため、パルックボールを付けたまま使っている。今や、寝室に欠かせないグッズだ。
正直、製品の作りだけから見たら、8,000円ぐらいがいいところだろうと思う。だが、ありそうでなかった、珍しい組み合わせの便利さは、価格という欠点を補ってあまりある魅力だ。いまさら語るまでもないが、深澤直人のデザインらしく性別、年代を問わないのもよい。ちょっとしたプレゼントにもオススメしたい。
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URL
±0(プラマイゼロ株式会社)
http://www.plusminuszero.jp/
製品情報
http://www.plusminuszero.jp/product/he04_dishlit.html
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2008/10/08 00:05
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