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家電製品ミニレビュー
ツインバード「LEDベッドライト LE-H222」

~ベッドに直接取り付けられるエコな読書灯
Reported by 林 佑樹

 寝っ転がって本を読むことが多い。テキトーな姿勢で活字から漫画までとにかく読む。快適な時間であり、ストレス解消のひとコマであり、職業的な情報収集及び勉強の時間なのだが、この季節には“暑さ”という問題がある。読書灯として愛用しているスタンドライトは、文字をしっかりと照らしてくれるのだが、残暑厳しいこの季節では読書もままならない。そんな理由から低発熱のLEDを使用したベッドライトを探した。見つけたのがツインバード「LEDベッドライト LE-H222」だった。希望小売価格8,400円。楽天市場では4,171円で販売されている。

 本機は、どこにでもカンタンに取り付けられるように、90×90×65mm(縦×横×奥行き)、重量390gとコンパクトで軽量なデザインである。見た目も洒落ているのでインテリアとしても十分に機能するだろう。なお、カラーにはホワイト、ブラック、ブラウンの3種類が用意されている。


90mm×90mm×65mm(縦×横×奥行き)、重量390g。コンパクトで場所取らず。ケーブルの長さは1.8mだ
セードを開くとLEDがお目見えする。ちなみに正面から見るとものすごく眩しい

 長いアームを持たない代わりに、約270度の横回転、縦軸180度の可動が可能なセードをもっているため、ぐるぐる回して自由な配光ができ、あらゆる読書スタイルに対応してくれる。また面白いのは、ベッドの背板やパイプに取り付けるのが主な用途ながら自立も可能なところで、使い勝手の良さが光っている。ある程度の高低差があれば読書をするに十分な光源をできるように配慮したのだろう。


セードはグリグリ動かせる。動画のように自由自在に向きを変えられ、環境にあった配光が可能

 取付はこれもよく使い勝手が考えられていて好感が持てる。固定の要となるクランプには凹みがあり、板状の場所だけでなく、丸パイプにも取付が可能なのだ。スペーサーも用意されており、板状の場合は厚さ15~55mm、丸パイプの場合は直径20~55mmと幅広く対応し、ベッド周辺だけでなく、机やメタルラックへも楽に取付できる。自由度の高いセードの作りとどこにでも取り付けられる利便性の相乗効果は絶大だ。


クランプの中央部には凹みがあって、丸パイプにも取付可能。またクランプ表面は滑り止め処理が施されている
クランププレートはリリースレバーで固定されている。リリースレバーを引っ張ることで調整可能だ

細めの丸パイプに付属のスペーサーを使って取り付けてみた。振り回しても外れず、かなり安定していた
スペーサーを外して、クランププレートを最大まで引き出せば、直径55mmの缶にも取り付けできる

 ちょっと注意したいのは丸パイプに取り付けるとき。ベッドの背板ならば軽く触っても動かないが、筆者はやや細い丸パイプに取り付けているため、スイッチを片手で押そうとすると少し動いてしまう。接する面積上しかたないが、なるべく太いパイプへ設置した方が良いだろう。


本棚に取り付けてみた。幅は約16mmだが十分に安定しており、ちょっと触った程度では位置がずれなかった
厚さ約26mmの机に取り付けてみた。これくらいの厚さが一番安定するようだ

明るさを比べてみた。こちらは「強」。ちなみに光を浴びているのがスペーサーだ
こちらは「弱」。「強」よりもかなり光が弱いことがわかると思う

 また点灯スイッチを押すごとに「切」→「強」→「弱」へと切り替えできるが、ライトと本が近くない限り「弱」を使うことはないと思う。紙面と本体を30cmほど離した状況で使用しているが「弱」では明るさが足りないのだ。どちらかというと「弱」は、寝ていてトイレや水を飲みに起きたときのライトとして活用している。ただこのような使用環境だと、スイッチの順番が「弱」→「強」だったらよかったと思う。いきなり「強」で点灯するため、寝ぼけまなこには眩しすぎるのだ。


点灯スイッチはOFFのときに緑色のランプが点灯し、「強」「弱」のときは点灯しない
スリープスイッチは、LED点灯中のみ操作を受け付ける仕組み。スイッチを入れた1時間後に自動的に消灯する

セードを閉じた状態でLEDを点灯させるとナイトライトに早変わり
 さて本機は低発熱・低電圧、かつ長寿命である。LEDの寿命は約4万時間という特性を活かして、ナイトライトとしても活躍してくれる。セードを閉じた状態でも両サイドから少しだけ明かりが漏れる作りで、読書中は普通にライトとして使い、寝る前にセードを閉じるといった読書灯以外の活用法もあるのだ。LEDの特性をよく活かした機能だと思う。

 もう1つ、こっそり説明書に書かれている機能がある。点灯スイッチとスリープスイッチを同時に押すとLEDの光量がろうそくのようにゆらぐモードになるのだ。目覚ましになるかも思い、試しに寝ている友人の顔に当ててみたら、目覚めることはなく、うなされているだけだったので目覚ましとしては使えなさそうだ。正直なところ、用途が思い浮かばず、シャレ機能として認識している。

 また本機は、写真撮影時のスポットライト的な運用もできる。このときに活躍するのが「弱」で、セードを傾けて真正面から光りを当てないようにすれば、キレイな陰影を生み出すことができるのだ。また周辺を明るくしておけば、オークション用の写真を撮るときの補助光としても便利である。白色LEDよりもマイルドな温白色の勝利といえるだろう。


読書灯だけでなく、スポットライト的な使い方もできる。写真はセージを傾けて間接的に光りを当てている状態
商品撮影を意識してライティングしてみた。左手側から本機を使って光りを当てている
こんな感じで愛用している。本棚に入りきらずテキトーに積まれている本までよく見えるほど、しっかりと照らしてくれるのだ

 立秋も過ぎて、残暑を切り抜けたら読書の秋が待っている。とても読書しやすいので、寝る前に必ず本を読む人だけでなく、ケータイでWebブラウジングする人にもオススメしたいベッドライトだ。





URL
  ツインバード工業株式会社
  http://www.twinbird.jp/
  製品情報
  http://www.twinbird.jp/product/leh222/

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2008/08/19 00:01

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