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家電製品ミニレビュー
無印良品「アルミフロアライト(アーム式)」

~ベッドで本を読む習慣の人に
Reported by 本誌:伊達 浩二

無印良品
「アルミフロアライト(アーム式)」
 これをやらないとどうしても眠れないという作業を「就眠儀式」と言うそうだが、私の就眠儀式は本を読むことだ。

 上半身を起こして読んでいると、なかなか寝付けないので、普通に枕を使いながら仰向けになって読んでいることが多い。重い単行本では手が疲れてしまうので、文庫本ばかり読んでいる。

 こういう姿勢では、本の表紙側が天井を向いてしまい、文字の印刷面は暗くなってしまう。最近、視力が衰え気味なこともあって、フロア型のスタンドを導入してみた。

 今回、選んだのは無印良品の「アルミフロアライト(アーム式)」で、価格は直販サイトで10,500円、送料が525円だった。

 フロアライトは、その名のとおり、床に置いた状態で使用する照明器具だ。簡単に言えば、机で使うアーム型の照明器具の根本に、安定したベースに、高さを稼ぐポールを立て、その上にアームをくっつけたと思えばよい。以前の無印良品の製品では、ベース、アーム、ライトの部分がそれぞれ別売されており、組み合わせて使うようになっていたが、昨年秋ぐらいから単体の製品として1つのパッケージになったものが販売されている。

 このフロアライトの特徴は、アームの自由度が高いことで、今回のようにベッドの枕元を下から照らしたいというような用途にも対応できる。

 到着した箱は、かなり重い。自分で持ち帰るよりは、送ってもらった方が良いと思う。重量の大半は、直径31cmのベースで占められている。取扱説明書は紙一枚だったが、部品点数が少なく、組み立ては簡単なので問題はない。


箱を開けた状態。取り出して下に置いてあるベースが直径31cmなので、箱の大きさがわかる。箱の中は、ポールとアームだけで部品は少ない。白い箱は電球 まず、ベースにポールをネジ止めする。これにアームをネジ込むと、ほぼ終了

 組み上がった本体はシルバーで、高級感というよりはシンプルを感じる素材と配色だ。思っていたよりも高い位置にアームがあり、最大164cmまで上げることができる。ベッドやソファで使うだけではなく、机の横に置いて机上を照らすという使い方もありそうだ。

 電源スイッチはカバー部分にある回転式のもので、ONとOFFの切り換えだけで調光機能はない。このあたりもデスクライトっぽい仕様だ。

 電球をセットする口金は、標準のE26型で、一般的な電球が問題なくセットできる。対応する電球は60Wまでだ。標準で入っていたのは、60W型のレフランプだった。

 さっそくベッドの横に設置してみると、どういう姿勢でいても手元を照らせるので、とても快適だった。アームの位置をいろいろ変えてみても、ベースが重くどっしりとしているので、バランスを崩すようなことはない。


アームを一番上まで上げた状態 枕元まで下げた状態。アームの可動範囲で言うと、もう少し下まで下がる

 ただし、レフランプはかなり熱く、カバーの部分まで熱くなる。カバーが顔の横にあるような変則的な使い方をしているので、ちょっと怖い。考えた末に、60W型の電球型蛍光灯に交換した。点灯した直後は、ちょっと暗い感じだが、しばらくして安定すれば明るさも問題ない。なにより、熱くならないので、つけっぱなしにして寝ても心配はなさそうだ。

 フロアライトとしては、そんなに高い部類の製品ではないが、全体のバランスや安定性も高く、かなり気に入っている。ただし、電気料金の面だけではなく、環境保護的な意味からも、最初から電球型蛍光灯をセットにした製品を用意してほしい。

 この製品は、雰囲気作りを目的とした補助照明器具としては、調光機能がないなど物足りないところもあるが、ベッドやソファで手元を照らすような実用的な照明器具としてはお勧めできる。暗い場所での読書は視力の減退につながりやすいので、同じ習慣を持つ人には広くお勧めしたい。





URL
  無印良品
  http://www.muji.net/
  製品情報
  http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247362640

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2008/02/01 00:13

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