● 長い夜を雰囲気よく楽しめる充電池式キャンドル
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箱のオレンジの取っ手がかわいい、キャンデラ「グロウ」の4本パッケージ
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最近、火を使うロウソクではなく、電池式のキャンドルが流行っているようです。電気のキャンドルというと、棒状のロウソクに炎の形をした点灯部分を持つ仏具をイメージされる方もいるかもしれませんが、最近流行しているものは、日常生活にマッチしたデザイン性の高いものです。
このデザイン性の高い電気キャンドルは、ヨーロッパやアメリカなどの複数のブランドから発売されており、いろいろなタイプが輸入されています。夏のヨーロッパは昼間がとても長く、夜中になるまでなかなか真っ暗になりません。日本の夕方ぐらいの明るさの時間帯がとても長いので、そんな時間を楽しむアイテムとしては電気キャンドルはベストなのかもしれません。
vesselの「candela(キャンデラ)」シリーズは、インテリアになじむスタイリッシュな形と使いやすさが特徴のアイテムです。高さのある「グロウ」、短めの「デミグロウ」、大きなサイズの「ルアウ」、ツノのあるポップな「トゥーリー」と4種類ありますが、購入したのは、先が少し細くなった円筒形の「Glow(グロウ)」と、ナメクジの頭のような形をした「Tooli(トゥーリー)」の2種類。グロウはスタイリッシュな小型ライトで、4本のライトと充電器がセットになっているものを、トゥーリーはカラフルでかわいいパープル/レッドと、グリーン/ブルーの2本ずつのセットを2つ、vesselの日本代理店のアークトレーディングの直販サイトで注文しました。メーカー希望小売価格はグロウが15,750円、トゥーリーは10,500円で、同額で購入しました。
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箱の側面にはいろいろな使い方のアイディアが
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「キャンドルより明るいLEDの光」「8時間利用可能」などの特徴のアイコン表示
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● 食卓の雰囲気をグンとよくする「グロウ」
グロウをはじめて見たときの印象は、シンプルで使いやすそうだなというもの。ランプの高さは約15.6cm、底面の直径は58mmで、500mlのペットボトルよりはひとまわり小さめで、電話の子機のようなサイズです。ランプをつけずに置いておくと真っ白なのですが、ランプをつけるとあたたかな暖色系の色で光り、グンと高級感が出ます。
ランプ1本の重さはとても軽く、約124g。表面の素材は光沢のあるプラスチックで、底面にはシリコンを使用しているので、机の上に置いていても安定しています。バッテリーはニカド充電池で、14~15時間のフル充電を1回で、約7~8時間点灯させることができます。この電池で約3年間繰り返し使えるそうで、内部のユニットだけの購入もできます。
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筒状のカバーの中はLEDと充電池
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購入時は3点がバラバラの状態です
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ベースに電池をセットし、LEDをかぶせて固定
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裏返して筒にかぶせます
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くるっと回転させて固定
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直接電源ボタンを押してランプの点灯・消灯もできます
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光源はLEDを使用。グロウには、以前白熱灯のタイプもあったようですが、現在はこのLEDタイプのみ。白熱灯のタイプに比べるとだいぶ黄色っぽい光のようですが、雰囲気は十分です。
使い方はシンプルで、充電台にセットして充電できたら、使いたい場所にグロウ本体だけを持っていくだけ。充電台からグロウを離すと、自動的にランプがオンになり、充電台に戻すとランプが消えるしくみですから、とてもスムーズに使えます。また、充電台まで戻さなくても、グロウの底面にあるスイッチをON/OFFすることでLEDの点灯・消灯もできます。
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本体をベースから離すと自動的にランプが付きます
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ランプ4本を充電ベースに立てたところ。基本はこの形で充電しておきます
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ベース部分は落ち着いたクリーム色
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ケーブルは取り外し可能です
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充電ベース底面。ランプは0.25Wと低消費電力ながら十分な明るさ
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グロウは下1/5ぐらいは充電池の部分なので暗め
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LEDと充電池の組み合わせは熱もほとんどなく、充電後や点灯中も「ほのかに温かい」という程度。布の上でも机の上でもそのまま置けますし、子どもが持っても安心です。
私の場合、最初の組み立てのときに、LEDの付いた電池カバーをセットする方向を間違えて、どうしてランプが付かないのか悩みましたが、もういちどセットしなおして無事完了。それほど詳しいマニュアルは入っていませんが、組み立てたあとはアイディアで好きに使ってほしい、というアイテムなんだと思います。
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普段の食卓も、かなり雰囲気が出ます
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普段よりライトを暗めにして、テーブルにグロウを並べると、キャンドルの効果は抜群。4本あると、2~3人での食事には十分です。この雰囲気は、まるでレストラン。小さなテーブルランプより明るめですが、普段よりゆったり話しながら食事したいときにはとても便利なアイテムです。雰囲気がいいためか、普段は付けっぱなしのテレビもグロウを使うときは消したくなるので、おのずと会話も増えました。
天井の蛍光灯から照らすあかりとは違い、グロウの光は上からではなくテーブルの上からの光なので、近くに置いたグラスが光ってとてもキレイ。料理も数割おいしそうに見えます。また、光がやわらかく、下から照らすことで、相手の表情もやわらかく見えるようにも感じます。
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あかりがあると、グラスの飲み物がとてもキレイ
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暗闇のなかでなくても、テーブルランプとして便利に使えます
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料理もいつもよりおいしそうに見えます
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ごく普通の夕食もゆっくり楽しむ気分になります
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同じ高さからのやわらかい光なので陰影がキレイに感じます
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本体が熱くないのでソファなどの布の上でも安心
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一人で時間を楽しむとき、たとえばソファで音楽を聴き、コーヒーを飲みながら雑誌をめくったり、といったリラックスタイムにグロウがあると雰囲気もアップ。キャンドルのように炎がまたたいたり揺れたりはしないので、ずっと見つめて考え事をするような感じではありませんが、「なんとなく落ち着く」のに役立つようです。
個人的にキャンドルもよく使いますが、火とロウを使うだけあって、うっかりロウを落としたところが取れなくなってしまったり、キャンドル自体が受け皿で溶けて処理が大変だったり、気がつくとトレイがものすごく熱くなっていて机に跡が付いてしまったり……と、いろいろ失敗もしてきました。もちろんキャンドルにはキャンドルのよさがありますが、日常的にあかりとして使う分には、このグロウは安心して使えて、キャンドルの良さをひんぱんに楽しめるアイテムだなと感じました。
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ホームページからダウンロードできる、グロウのペーパークラフト
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カッターとはさみで切ってグロウに着せます。明るいところで見ると少々微妙……
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ランプを付けるとさすがに雰囲気があります
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ミスタースノーマン。円形の穴はカッターでは無理がありました
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クリスマスツリー。クリスマスの季節に活躍しそうです
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エンジェル。複数並べるとサマになりそうです
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● カラフルでかわいい形をした「トゥーリー」
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トゥーリーのグリーン/ブルーの2本セット
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もう1つのトゥーリーは、触覚のようなツノのある、不思議なキャラクターのカラフルなランプです。仕組みはグロウと同じで、充電器のベースとランプの組み合わせ。両側のツノの部分と、下の方にそれぞれくぼみがあって、目と口のように見えます。パープル/レッドの2本セットと、グリーン/ブルーの2本セットでそれぞれ売られているのですが、どちらもとてもカラフルで、子ども部屋などにぴったり。
かなりキレイに色が出るので、雰囲気作りに色やポップさを出したいときにおすすめです。ランプを付けていないときは、この顔の側で並べてもアクセントになりますし、ランプとして使うときは、丸いカーブのおしり側もひかりがキレイに出て便利です。
個人的には、ランプを付けずにキャラクターとして見るときは顔側がかわいいと感じるのですが、ランプを付けると「目」や「口」が気になってどうしても見てしまうので、このおしり側の方を向けて使っています。
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トゥーリーのパープル/レッドの2本セット
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どちらも2本用の充電ベース付きです
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パープルの「目」と「口」。カタツムリやなめくじの顔ようにも見えます
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グリーン。見る角度によっても少し表情が変わります
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レッド。昼間はオレンジっぽい色合いに見えます
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ブルーの裏側。丸みがあってかわいい後ろ姿です
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カラフルなのでランプを付けないときも、飾っておけます
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ちょっとした棚があれば乗せておけるコンパクトさ
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あかりを付けると雰囲気は一変。カラフルな光です
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トゥーリーは、夕方家族が帰ってくるころ、玄関に置いて「お迎え」に使ったり、ホームパーティのときに使っています。色がハッキリしているので案外華やかになり、デザートを食べたり、お酒を飲んだり、ちょっと雰囲気を変えたいときに便利です。
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目で見ると、色合い自体はこのような感じで見えます
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ラグの上にて。パープルとレッドは微妙な色の違いです
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ツノの先と底面近くは少し暗め
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ライトを付けていると口がよく見えます
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販売されているセットとは違う組み合わせもなかなかキレイ
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お酒を飲むときなど、色があると華やかで雰囲気アップ
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グリーンとブルー。涼しげですっきりした色合いです
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パープルとレッド。かなり赤が目立って独特な雰囲気
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玄関で「お出迎え」させたら家族に大変うけました
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ちなみに、この「色」だけを楽しみたいなら、グロウに取り替え式のカラートップがオプションで発売されています。標準価格で1つ840円と手頃なので、これを使ってもいいかもしれません。ビートパープル、グリーンアップル、スカイブルーなど8色が揃っています。
● 夜に写真を撮るときの、ちょっとした小物としても
グロウやトゥーリーは、癒しのあかりでキャンドルの楽しさを手軽に実現できるアイテムです。土日はもちろん、忙しい平日でも、せめて夜だけは雰囲気よくゆったり過ごしたいという方におすすめ。
また、裏技的な使い方としては、夜に部屋の中で写真を撮りたいというときに、ちょっとした補助光のような役割も果たしてくれます。光がやわらかいのでフラッシュより雰囲気がいいですし、光を通して見えるグラスや飲み物などがとてもキレイに写ります。
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まったく熱くならないので子どもの傍でも安心。写真を撮る際の小物にも便利
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グラスの向こうに光があると、グラスが反射して飲み物がとてもおいしそうに見えます
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ただの水でも、グラスが光るおかげでなんだか豪華
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このLEDのキャンドルはどれもデザインがいいだけに、ちょっと割高なのが残念ですが、交換の電池からカバーまでオプションが充実しているので、一度購入すれば長く使える利点もあります。雰囲気のよさと手軽さは、価格分の価値はあると思える、いい製品です。
■URL
vessel
http://www.arktrading.jp/vessel/vessel.htm
有限会社アークトレーディング
http://www.arktrading.jp/index.html
「グロウ」製品情報
http://arktrading.jp/candela/candela.htm#
「トゥーリー」製品情報
http://arktrading.jp/candeloo/candeloo.htm
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