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イデアインターナショナル「ICON SOCKET」
~ACアダプタも差せるデザイン系テーブルタップ
Reported by 本誌:伊藤 大地
イデアインターナショナル「ICON SOCKET」
職業柄、身の回りにはわんさかと電気機器があるので、テーブルタップだけはいくらあってもありすぎることはない。だが、ただ数があればそれでいいかというと、それも違う。
難しいのは、見た目と便利さのトレードオフだ。見た目を重視するなら、デスクの上にタップを置かず、視線に入る範囲からタップを追い出してしまうのが簡単だが、それだとタップへのアクセスが悪くなってしまう。逆に、タップをアクセスしやすい場所に置けば、すっきりとした外観が失われてしまう。要は、デスクの上に見えていてもカッコ悪くないタップが欲しい。そこで見つけたのが、イデアインターナショナルの「ICON SOCKET」だ。希望小売価格はオープンプライス。ホワイト、ブラック、グレーの3色展開だが、今回はホワイトとブラックを購入した。Amazon.co.jpで3,150円だった。
なんといっても、まず触れるべきはそのデザインだろう。タップとしてはめずらしい円形のボディに描かれたコンセントのアイコン、そしてボディのフチに沿って配置された5つのコンセント口。さすがに、デザイン雑貨に強いイデアの商品だけはある。
デザイン雑貨には、見た目ばかりにこだわって、実用性をまるで無視したモノも多い。はじめ、このタップを見たときは、あまりにもオシャレだったので「危ないかな」という印象を抱いていた。
製品パッケージ
製品パッケージは本体のデザインが生かされている
今回は黒と白を購入した
コンセント口が円を描くように配置されているため、大きなサイズのACアダプタをさせる
だが、実際に使いはじめると、そうした疑いは一気に消え去った。なかなか、この円形という形は理にかなっているのだ。
まず、ACアダプタが差しやすい。コンセント口が円を描くようにレイアウトされているため、わりに大きなサイズのACアダプタを挿入しても、隣のプラグと干渉しない。ACアダプタが複数差せるタップというと、以前レビューしたエレコムのバータイプの製品のように、単純に穴の間隔を拡げるアプローチの製品が一般的だ。ただ、このアプローチの弱点は、間隔を拡げるがゆえに、タップ自体のサイズが大きくなってしまうことだ。
一方、ICON SOCKETは、直線上にコンセント口を配置するという常識をそもそも取り払ったことで、コンパクトなサイズを維持しながら、ACアダプタを複数差しても干渉しないようなつくりになっている。
この穴にコンセントを差していくと、円の中心となるタップ本体から、放射線状にコードが伸びていく形になる。コンセント口を立体に配置して、コードを一方向にまとめるエレコムのボックス型タップとは、まるで対照的なアプローチだ。
バラバラな方向にコードが散らばるのだから、乱雑な印象を受けても不思議ではないのだが、実際に目で見ると比較的、整った印象を受けるから不思議だ。ただ、伸びたコードを制御するのはユーザー自身なので、使い手のセンスが問われる部分ではある。
ちなみに、アダプタそのものが充電器になっており、コードがないタイプの充電器(たとえばデジカメの充電器など)を差すと、コンパクトなタップの周りにきれいに収まり、非常に相性がよい。
ちなみに本体裏面にはマグネットがついており、キャビネットやスチールデスクに固定して使うことも可能だ。ただ残念なことに、大きめのACアダプタを差してしまうと、このマグネットが機能しない。ACアダプタの突起が干渉して、マグネットの面がデスクなどの接地面と密着しなくなってしまう。1個でも大きいアダプタを差してしまうとマグネットが使えないので、ACアダプタを差したい人は注意が必要だ。
本体裏にはマグネットがついている
コードをどうまとめるかは使い手のセンスにかかっている
大きめのACアダプタを差すとマグネットが機能しなくなってしまう
ケータイ、ニンテンドーDS、デジカメなどこれだけ電機製品が増えてくると、デスクの上に置いて使う、いわば「見せるタップ」というものが必要になってくるが、デザイン性とACアダプタ対応という機能性を兼ね備えている点は、高く評価できる。
円形タップというアイディアは、今後、たとえばコードリールを付けてコードの長さを調節できるようにしたり、積み重ねてスタックできるようにするなど、いろいろな発展系を生む余地がありそうだ。
最後に本製品のみに関わることではないが、OA用途のタップを作っているメーカーに1つ提案したい。テーブルタップにUSB給電ポートを付けてみてはいかがだろうか。たとえばiPodは、パッケージにACアダプタが付いていない。パソコンを常時使う人であればよいが、そうでない人にはわざわざAC→USBの変換アダプタが必要になる。ダイアテックの「モバイルクルーザー」がコンビニ売りされるほどポピュラーな存在になったのにはこういう背景がある。決してニッチなニーズではないと思うのだが、いかがだろうか。
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URL
イデアインターナショナル
http://www.idea-in.com/
製品情報
http://www.idea-in.com/takumi/iconsocket/
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