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やじうまミニレビュー
複数のACアダプタが接続できるテーブルタップ2製品

Reported by 本誌:伊藤 大地

 本コーナーでも何回か、テーブルタップのレビューをお届けした。その中でも触れたことだが、タップを選ぶ上で重要な要素として、「ACアダプタが接続しやすいか」というポイントがある。

 そこで今回はちょっと趣向を変えて、「ACアダプタを接続するタップ」という視点で作られたエレコムの2製品について、レビューをお届けしたい。

 テーブルタップタイプの「T-AC2520S」と、4つ又ケーブルタイプの「T-AD4WH」の2製品だ。Amazon.co.jpでの購入価格はそれぞれ、1,947円、1,264円だった。


T-AC2520S
 T-AC2520Sは、一般的なバータイプのテーブルタップだ。細長い棒状のボディ側面に合計5つのコンセント口が付いている。コンセント口の間隔が約45mmとかなり余裕を持った作りになっており、大きめのアダプタを差しても、隣の口に干渉しないようになっている。

 左右両方の側面にコンセント口を設けているため、コンセント口同士の間隔は広い。しかも、タップ全体の大きさは31×240×22mm(幅×奥行き×高さ)と、一般的な製品と同程度に仕上げているのが特徴だ。今回レビューしたのは5つ口、統合スイッチなしの製品だが、同じシリーズは、5つ口で統合スイッチ付きのモデルのほか、3つ口スイッチあり、なしの合計4モデルがある。

 最大電源容量は家庭用電気機器として上限となる1,500W。1つの口に対しての供給量は特に定められておらず、合計で1,500Wを超えなければよいとしている。

 全体的な印象としてはホワイトではなく、アイボリーのカラーリングや、細かい溝の入ったボディ表面など、デザインに若干の古さが感じられる。しかし、コンセント口の間隔が、ここまで広いタップは極めて少なく、貴重な存在だ。


反対側には3つ口
間隔は約45mm
幅広のアダプタ、充電器類もきっちりと差し込める

T-AD4WH
 一方のT-AC2520Sは筐体を持たず、1つの電源から取ったコードを4つに分岐させたものだ。コード長が短いため、ACアダプタとコンセント口までの距離を伸ばす、延長コードの代わりにはならない。

 総電源容量は1,200W。1つの口の許容量が300Wに制限されており、デスク周りでいうとハイスペックなデスクトップPC、キッチン周りでいうと電子レンジやトースター、電気ケトルなど、消費電力の高い機器を接続することはできない。

 一見、役割としてはほとんど同じに見える両者だが、どちらを選ぶかは置き場所によって決定するとよいと思う。

 T-AC2520Sでは、本体そのもののを置くスペースが必要となるが、T-AD4WHでは筐体そのものがないので置き場所は不要。ただし前述の通り、コード長がないので、必然的に親コンセントの近くに設置する必要がある。

 一方のT-AC2520Sは接続したACアダプタはタップ本体にしっかりと固定されるため、ACアダプタ同士で絡み合ったりする心配はない。タップ自体の置き場所を変える際にもタップ本体を持ち運べばよいので、扱いやすい。多少の場所は取るが、メンテナンスのしやすい形状と言えるだろう。


タップに据え付ける形ではないので、充電器のように大きなものでも接続可能 1つ口あたりの許容量は300Wまで トータルの許容量は1,200W

 総合すると、ごちゃごちゃしたコード類を1カ所に押し込むならば、筐体のないT-AD4WHの方を、たとえデスク裏でもきちんと管理しておきたい人、デスクやテーブルの上に置きたい人はT-AC2520Sを選ぶとよいだろう。





URL
  エレコム株式会社
  http://www.elecom.co.jp/
  T-AC2520S 製品情報
  http://www2.elecom.co.jp/cable/pc-tap/t-ac2520/index.asp
  T-AD4WH 製品情報
  http://www2.elecom.co.jp/cable/pc-tap/t-ad/index.asp

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2007/05/10 00:00

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