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やじうまミニレビュー
ペグテック「トフカス」

~水洗トイレに流せる“おから”製猫砂
Reported by 本誌:伊達 浩二

「トフカス」のパッケージ
 昨年末に拾ってきた子猫も、ようやく体重が1kgを越え、ちゃんと育ちそうな感じだ。

 食事も、猫用ミルクを皿から飲めるようになり、乾燥キャットフード(通称:カリカリ)も食べるようになっている。生タイプの猫缶も猫には好評だが、カリカリを食べなくなるのが怖いので、週一ぐらいの頻度にしている。

 食事をすれば、当然排泄もするわけだが、これも紆余曲折の末、人間のトイレ内に置いたトレイを使ってくれるようになった。トイレの扉を少し開けておくと、勝手に行って用を足している。

 トレイは100円ショップで購入した四角いプラスチック製のものだ。これに通称“猫砂”と呼ばれる、猫のトイレ用の吸収材を使っている。

 最初は、A4サイズで深さ5cmほどの書類用のトレイに紙製の猫砂を使っていた。紙製の猫砂は、排泄物を吸収して固まるので、スコップで簡単にすくえるし、そのまま水洗トイレに流せるので、処理も簡単だ。

 ところが、猫は用を足したあとで、自分の排泄物を覆い隠すように激しく猫砂を掻くので、トイレの床に猫砂が飛び散ってしまう。

 そこで、もう一度100円ショップに行って、トレイを食器洗い用の深さ12cmほどのものに買い換えたのだが、まだ猫砂をこぼす。しかたなく、猫砂も変えることにした。それが今回紹介するペグテックの「トフカス」シリーズだ。

 購入したのは、「トフカスサンド」という商品で、ベーシックというか標準的な位置付けの製品だ。希望小売価格は1,260円で、近所のスーパーでは840円で販売されていた。


粒は俵型。あまり多くはないが、袋や容器の底には粉が溜まってしまう
 容量は7リットル(L)あり、幅30cm、高さ45cmの袋に入っている。中型のレジ袋にちょうど入るぐらいの大きさだが、紙製の猫砂に比べると比重が高く、1袋の重量は約4kgある。両手に1つずつ、合計2つ持つのがやっとだ。

 原料は、豆腐を作るときの副産物である“おから”を使っている。猫砂本体は、おからと油の香りがほんのりとするが、ウチの猫は気にならないようだ。

 紙製の猫砂にくらべて1粒が重いので、飛び散りは少なくなった。猫も手応えがあるためか、気に入ってくれたようだ。

 また、吸水性が良く、うまく固まるので処理もしやすい。メーカーサイトでは、厚みが5cmあれば、猫砂だけで吸収できるとしている。実際によく吸収するので、スノコ式のトイレは必要ない。


100ccの水をトレイにかけてみる
すぐにこのように固まる

 欠点といえば、すぐに固まるのと、色が変わらないので、小用をどこにしているのかわかりにくいことだ。スコップで少しかき混ぜると、うまく固まりが見つけられる。

 紙製と同様に燃えないゴミとして処理でき、水洗トイレにも流せる。メーカーサイトには、水洗トイレに流す様子のムービーが公開されているので、安心して購入できた。ただし、水に触れると固まりやすいので、少量ずつでもすぐに流してしまうのがコツだ。

 猫も気に入り、飼い主も楽になってありがたいのだが、猫砂としては少し高い。楽天市場で探すと一袋600円台からあるようだ。前に書いたように重い製品なので、まとめ買いをするときは通販の方が楽だろう。

 ついでに調べると、トフカスシリーズには、「トフカスサンドK」という高級タイプがある。希望小売価格は1,470円で、楽天市場では800円前後だ。試したところ、こちらの方が匂いが少ないので、室内に猫用トイレを置いている場合や、匂いに敏感な猫にお勧めだ。

 また、粒を大きくしてタブレット型にした「トフカスタブ」という製品もある。粒が大きいため、猫の足につきにくく、散らばりにくいそうだ。今のところ、猫が幼くて、ちゃんと掻けるか心配なので試していないが、力の強い成猫には向いているかもしれない。価格はオープンプライスで、楽天市場では900円台のようだ。


猫用グッズで狭くなったトイレ。左から脱臭機「エアリオン ワイド」、スコップとトレイ、こぼした猫砂用のホウキとチリトリのセット
 なお、3製品とも4袋が1箱に入っているので、注文は4袋単位ですると良いだろう。これぐらいの金額になると、送料無料になるショップもあるので、そこもチェックした方が良い。

 猫を飼うのは、かなり久しぶりだが、猫砂の発達にはおどろかされた。排泄物の処理が簡単になることで、飼育の負担が軽くなる効果は大きい。ペットを日常生活の負担ではなく、同居してくれるパートナーとして考えることができるようになるのがありがたい。マンションの室内で飼われている人は、ぜひ試してみることをお勧めする。





URL
  ペグテック
  http://www.pgt.jp/

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2007/01/10 00:00

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