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シャープ、水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる「ヘルシオ ホットクック」
(2015/9/17 15:12)
シャープは、水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」を11月5日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後(税抜)。なお商品の生産は日本国内で行なうという。
メニューをセットすることで、自動で火加減が調整され簡単に無水調理できる電気無水鍋。無水調理とは、水を使わずに野菜などの食材に含まれる水分を活用した調理方法。ホットクックでは、ふたの内側に施した円錐の突起「旨みドロップ加工」が、食材から出た蒸気を水滴にして鍋の中を循環させる。
無水調理では、食材の持つビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素やミネラルを多く残せる、食材本来のおいしさを味わうことができるという。
本体サイズは、364×280×224mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約5.2kg。定格消費電力は600Wで、定格容量は1.6L。
自動でかき混ぜ、火加減調整されるので簡単に無水調理できる
搭載する「まぜ技ユニット」は、メニューに合わせて最適なタイミングで具材をかき混ぜてくれる。さらに温度や蒸気センサーを内蔵することで、火加減の調整も自動。煮物など85種類のメニューから調理を選び食材をセットするだけで、食材の状況を見極めて自動で調理する。
会場では実際にホットクックで実演調理が行なわれた。作られたのは野菜と鶏肉のカレー。玉ねぎの甘みや野菜の旨みなどがカレーのルーに溶け込み、おいしいカレーに仕上がっていた。
ホットクックには、85の自動メニューと15の手動メニューが搭載されている。煮物やスープ、シチューからヨーグルトや甘酒などの発酵メニューも簡単に作ることができる。