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セガトイズ、雄大なオーロラを映し出す「HOME AURORA」

HOME AURORA(ホームオーロラ)

 セガトイズは、家庭でオーロラのゆらぎを楽しめる「HOME AURORA(ホームオーロラ)」を3月27日より発売する。希望小売価格は3,500円(税抜)。

 自宅の天井や壁にオーロラを再現できる投影機。実際のオーロラは3Dの帯状で現れるが、ホームオーロラでは天井などの平面に刻々と移り変わる色と形を投影し、ゆらめくオーロラを再現する。

 本体前面には、透かし彫りの円盤を搭載する。電源を入れると円盤が回り、奥からLED光を透過させることで、天井や壁面にゆらめくオーロラを映し出す。

本体前面に透かし彫りの円盤を搭載。円盤を回転させながら、奥からLEDの光を放つことで、刻々と移り変わる光を投影する
プラスチックのカバーを外すと、円盤が露出する。ホコリが付いた時などに拭いてメンテナンスすれば良いという
光源と円盤間にゆがんだ透明プラスチック素材を搭載。ここを光が通ることで、オーロラのゆらめきを表現する
発光時

 光源には高輝度のマルチカラーLEDを1基搭載。運転ボタンを連続して押すことで、投影パターンはマルチカラー、緑、赤、青、青+緑、赤+緑、ミックス、OFFへと切り替わる。

 投影距離は約2mまで、投影範囲は約3m。投影角度は、付属のスタンドで調節できる。

 機能面では、60分のオートオフタイマーを搭載し、就寝前にリラックスしたい時に適しているという。

 製品発表会では、ドーム状の小型テント内にホームオーロラによるオーロラを投影。予想していたよりも投影範囲は広く、大きなオーロラが浮かび上がった。色や形の変化は限りなくランダムに近いため、ずっと見ていても飽きない。

ホームオーロラを「マルチカラー」設定で投影時。オーロラがゆらぎながら色と形を変えていく

 なおセガトイズでは、累計70万台を販売した家庭用プラネタリウム機「ホームスター」と併用できるよう、価格を抑えたとしている。一緒に使うことで、満天の星とオーロラの星空を同時に楽しめる。

ホームスターと併用し、星空とオーロラを組み合わせた様子。ホームオーロラのみの時と比べて「さらにリアル」な印象を受けた

 ホームオーロラの本体サイズは101×184×140mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはホワイトとネイビーブルー。電源は別売りの単三形アルカリ乾電池3本。電池寿命は約25時間。

側面。本体は卵型
背部。電源・操作ボタンは1つだけで、シンプルだ
底部には、別売りの電池を入れる
スタンド使用時

小林 樹