飛行機に持ち込みできる大容量蓄電池「スゴイバッテリー Air」

「スゴイバッテリー Air」

　システムトークスは、飛行機に手荷物として持ち込める大容量バッテリー「スゴイバッテリー Air」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は32,800円前後。

　スゴイバッテリーは、2012年に発売された可搬型の蓄電池で、リチウムタイプで75,000mAh、鉛タイプで12,900mAhという大容量が特徴となっている。しかし、海外で使用するために飛行機に持ち込みたいという要望が多かったため、旅客機の手荷物規定に適合した製品としてAirが開発された。

　Airでは、本体サイズやコネクタの種類などは従来の製品と共通だが、リチウムポリマー電池の容量を37,500mAhに抑えている。重量はリチウムタイプの2.5kgから1.5kgに軽くなった。

　充電は付属のACアダプターのほか、ソーラーパネルからの直流、自動車のシガーライターソケットに対応する。出力は、シガーライターソケット、Mini DINポートからの直流が2個、USBポート(最大2A)が2個。なお、シガーライターソケットに別売りのAC100V変換インバーターを取り付けることで、AC100Vも使用できる。

コネクタ部分は従来モデルと共通

女性が片手で持てる大きさと重さ

　標準バージョンには、100～240V対応のACアダプターと12V出力ケーブル1本が付属する。さらに、シガーライターソケット用充電ケーブルと、携帯電話用のモバイル充電アダプターセットが付属する「DXバージョン」も用意される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,800円。

　本体サイズは235×76×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.5kg。使用温度範囲は-15℃～50℃。