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パナソニック、ヘッドにLEDライトを搭載したサイクロン式掃除機

~床を照らしてゴミを見つけやすい

サイクロン式掃除機 MC-SS330G

 パナソニックは、ヘッドにLEDライトを搭載した、ゴミを見つけやすいサイクロン式掃除機「MC-SS330G」を8月25日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は70,000円前後。

 吸引力を持続する「ダブル反転気流」を採用したサイクロン式掃除機。ダブル反転気流とは、ダストボックス内の「メタルメッシュシリンダー」の内外で逆方向の気流を生み、ゴミと空気を分離し、ゴミが捨てやすいよう圧縮するというもの。さらに、目に見えない細塵を捕集する「逃がさんフィルター」と、0.3μm以上の微細塵を約99.999%キャッチする「ULPAフィルター」と合わせた3つの集塵機構によって、ゴミが溜まった場合にも吸引力をを99%持続させるという。

 同社の掃除機の上位機種では、家具の下や暗い場所を掃除しやすいよう、掃除機のヘッドの吸い込み口にLEDライトを搭載しているが、新製品ではさらに、ヘッドを取り外すと現れる小さなノズルの吸い込み口にもLEDライトを搭載した。これにより、部屋の隅や家具の隙間を掃除しやすくなったという。

親ノズルだけでなく、子ノズルにもLEDライトを搭載する

 省エネ機能として、床のゴミの量や床面を見分ける「エコナビ」機能を搭載。ハウスダストの量に応じて吸引力を調節する「ハウスダスト発見センサー」、床面の種類によって吸引力を調節する「床面検知センサー」、ハウスダスト量に応じて回転数を制御するブラシ回転制御機能、ノズルを床から浮かして約3秒後に運転を停止するアイドリングオフ機能を合わせたことで、「強」モード時に比べ、消費電力量を約56%削減する。

ハウスダスト発見センサー
床面検知センサー
ハウスダスト量に応じて回転数を制御するブラシ回転制御機能
ノズルを床から浮かして3秒経つと運転を停止するアイドリングオフ機能

 使い勝手の面では、本体、ノズル、延長管にサイレンサー構造を採用し、運転音を約48~55dBに抑えている。

 本体サイズは268×400×313mm(幅×奥行×高さ)。本体重量は5kg。集塵容量は0.6L。消費電力は約300~1,000W。吸込仕事率は約430W。カラーはプレミアムレッド。

「ダブル反転気流」を省略した下位モデルも登場

 同時に、「ダブル反転気流」を省略し、ノズルにLEDライトを搭載しない下位モデルのサイクロン式掃除機3機種も発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、アイドリングオフ機能を搭載した吸込仕事率620Wの「MC-SK14G」が30,000円前後、アイドリングオフ機能を省略した吸込仕事率600Wの「MC-SK14A」が23,000円前後、同じくアイドリングオフ機能を省略した吸込仕事率510Wの「MC-SKL14A」が17,000円前後。

MC-SK14G ブラック
MC-SK14A ブルー
MC-SKL14A ダークグレー

小林 樹