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アスク、太陽光でスマホを充電するソーラー充電器セット

~ニッケル水素電池で給電。パネルの耐水性と耐衝撃性を強化

Guide 10 Plus Kit

 アスクは、太陽光で蓄えた電気を使ってスマートフォンが充電できるパーソナル太陽光充電器「Guide 10 Plus Kit」を、7月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800円前後。

 米Goal Zero社が製造した出力7Wのソーラーパネル「Nomad 7 V2 Solar Panel」と、ソーラーパネルで発電した電気を単三乾電池4本に充電するポータブル充電器「Guide 10 Plus Battery Pack」をセット化した商品。従来モデル「Guide 10 Plus Adventure Kit」の後継機種に当たる。

 ソーラーパネル「Nomad 7」は、耐水性、衝撃に強いボディデザインを採用し、コンパクトに折りたためる点が特徴。また、USB、DC12V、Guide 10シリーズ用の出力端子や、シガーソケット用のケーブルも採用する。さらにパネル背面には、ケーブルなどが収納できるジッパー付きポケットポーチを用意している。

ソーラーパネルの「Nomad 7 V2 Solar Panel」。出力は最大7W
パネルをたたんで収納した状態
USBやDC12Vなどの出力端子を搭載
ケーブル類を収納するジッパー付きポケットポーチも用意される

 ポータブル充電器「Guide 10」は、eneloopなど単3形のニッケル水素電池が4本収納でき、ソーラーパネルに接続することで充電できる。充電したニッケル水素電池は、出力1AのUSBポートからスマートフォンや携帯ゲーム機などへ給電も可能。同社では太陽光を単三形ニッケル水素電池に最も効率よく充電できるよう設計されたとしている。このほか、非常用のLEDライトも搭載する。

ポータブル充電器の「Guide 10 Plus Battery Pack」
出力・入力端子は本体上部に付いている

 ソーラーパネルの本体サイズは、収納時が160×25×230mm(幅×奥行き×高さ)で、使用時が440×20×230mm(同)。重量は約512g。セルの種類は単結晶シリコン型。USB/DC12Vの出力は最大5Wで、Guide 10の場合は最大7W。充電時間の目安は、Guide 10が約2~4時間、携帯電話が約1~3時間、スマートフォンはGuide 10経由で約2~4時間。

 ポータブル充電器の本体サイズは、102×18×64mm(同)で、電池を除いた重量は約60g。バッテリー容量は単三形のニッケル水素電池4本で9.2Wh。非常用LEDライトの光色は白色で、点灯時間は約100時間。給電の目安は、iPodや携帯電話が3回、スマートフォンが2回、iPadがプラス約5時間駆動。パネルと充電器を繋ぐケーブルと、USB - Mini USBケーブルが付属する。ニッケル水素電池は別売りとなる。

正藤 慶一