パナソニック、約17%軽く乗りやすくなった電動アシスト自転車

ビビ・ライト・U

 パナソニック サイクルテックは、軽量で乗りやすい電動アシスト自転車「ビビ・ライト・U」を6月1日より発売する。車輪サイズは24インチの「BE-ENDU43」と26インチの「BE-ENDU63」が用意される。希望小売価格はいずれも105,000円。

 街乗り用の電動アシスト自転車。女性や高齢者にも扱いやすいよう、本体を軽量化した点が特徴。電動アシスト自転車はバッテリーが大型化し、本体重量が増してきていたが、新製品では軽量アルミ合金のフレームや、樹脂素材のバスケットなどを採用したことで、本体重量を21.5kgに抑え、従来モデルより約17%、4.3kg軽くなった。

 同社では、電動アシスト自転車は重いというイメージがあった人や、2段式の駐輪場を利用し、自転車を持上げる機会の多い人にオススメとしている。

 デザイン面では、小柄な人やスカートを着用した女性、高齢者の方でも乗り降りしやすいよう、U型のフレームを採用する。

 機能面では、走行状態をセンサーで感知し、自動で省エネ走行する「エコナビ」を搭載。道路状況や走行条件に応じて、アシスト力を最適制御する。消費電力が少ない走行時には、ハンドルのコントロールスイッチの「エコナビランプ」が緑色に光り、省エネを知らせる。

 バッテリーには、5Ahのリチウムイオンバッテリーを採用。満充電にかかる時間は約3時間。

 走行モードは、アシスト力の強い「パワーモード」、自動でアシストする「オートマチックモード」、アシスト力を抑えて走行距離を伸ばす「オートエコモード プラス」の3段階。走行距離はそれぞれ約19km、約23km、約33kmとなっている。

 26インチタイプの本体サイズは580×1,170mm(幅×全長)。本体重量は21.8kg。カラーはホワイト、ヴィクトリアチェリー、チョコブラウン。

本体重量19.9kgのさらに軽量モデルも

ビビ・ライト・F

 同時に、さらに軽量タイプの電動アシスト自転車「ビビ・ライト・F」も発売する。希望小売価格は99,800円。

 本体重量は“一般的な自転車並”の19.9kg。3.1Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、本体はフレームが2本連なったダブルループ型となっている。

 カラーはフレッシュライム、ホワイトベージュ。







(小林 樹)

2012年5月17日 13:10