パナソニック、深澤直人デザインのLEDペンダントライトなど

 パナソニックは、深澤直人氏がデザインを手がけた家庭用照明シリーズ「MODIFY(モディファイ)」の新作として、光源に省エネタイプのLED電球を採用したペンダントライト「SPHERE(球)」など40品番を4月21日より順次発売する。価格は36,750円~133,350円。

SPHERE ペンダントDOME ペンダントBUCKET ペンダント

 「MODIFY」は、プロダクトデザイナーの深澤直人氏のデザインによる昔からの照明の“定番の形”を目指した家庭用照明シリーズ。セードの形状に、球体の「SPHERE」、半球体の「DOME」、円錐台形の「BUCKET」をラインナップする。

 新製品では、従来は蛍光灯だった光源に、LEDを採用した機種を追加。“今の時代にふさわしい”省エネのあかりへと改良(MODIFY)した点が特徴となる。

 「SPHERE」のペンダントライトでは、S/M/L/LLの4サイズのうち、Sサイズ以外に、LED電球を光源に採用したタイプを追加した。光源は、MサイズにはE26口金電球色の11WLED電球を1灯、Lサイズでは同2灯、LLサイズでは同3灯を搭載している。LEDは光が全方向に広がるタイプとなる。

 また、「SPHERE」のスタンドライトのMサイズとLサイズには、同社の「リビングライコン」など調光器に対応する半埋込式タイプを追加する。光源は、MサイズにはLED電球、LサイズではLED電球と電球形蛍光灯を揃える。Lサイズではほかに、コンセントから給電するタイプも用意する。

SPHERE ペンダントライトでは、光が全方向に広がるLED電球を光源に採用したタイプを追加SPHEREのスタンドライトでは、ライトコントロールに対応する半埋込式タイプも追加

 さらに、DOMEとBUCKETのペンダントライトでは、Sサイズのみに調色ユニットを内蔵。明るさに合わせて、人が心地よいと感じるバランスに電球色と昼白色を切り替える「シンクロ調色 明るさフリー」タイプと、光がまんべんなく広がるワンコア(ひと粒)ユニットを搭載した調光対応の「明るさフリー」タイプを追加する。

明るさに合わせて、人が心地よいと感じるバランスで変化する

 このほか、「BUCKET」タイプのラインナップに、屋外で使うエクステリア用の照明を追加した。光源をセードで覆うことで、セードの中で光を反射させ、まぶしさを抑えて光を広げる構造になっている。ブラケットとシーリングライトは玄関やテラスに、エントランスライトは庭の入り口や植栽を照らすのに適しているという。

BUCKET エクステリアブラケットBUCKET エクステリアスタンド
光源をセードで覆うことで、セードの中で光を反射させ、まぶしさを抑えて光を広げる
 




(小林 樹)

2012年4月4日 11:50