パナソニック、LEDとセンサーで最大96%省エネする屋外用ポーチライト

~携帯電話で遠隔操作も可能

 パナソニック電工は、LEDとセンサーで省エネ・節電効果を狙った屋外用のポーチライト(玄関灯)、スポットライト、ブラケットなど「リモコンFreePaフラッシュ 段階光省エネ型(センサ付き)」シリーズ全16品番を、6月21日に発売した。希望小売価格は36,750円~51,975円。

玄関での使用イメージリモコンFreePaフラッシュ 段階光省エネ型 LEDポーチライト

 いずれも屋外に設置する防雨型の照明で、LEDとセンサー機能を搭載することで、省エネ性を高めた点が特徴。従来の白熱灯は、1日当たりの消費電力が459Wだったが、本製品では71Wと、約85%の省エネ、センサーを付けた場合は、1日当たりの消費電力は20Wと、白熱電球の約96%の省エネになるという。消費電力は全機種が7.4W。

 センサー機能では、暗くなるとほんのりとLEDを点灯し、人が来ると明るく点灯する「お出迎え点灯」機能のほか、あらかじめ設定した時間以上に人を検知すると、フラッシュ光で警告する「フラッシュ点灯機能」も搭載。同社では「省エネ(節電)と防犯対策の両立が可能」としている。

 また、携帯電話での操作切り替えにも対応。専用のアプリケーションを携帯電話にダウンロードすることで、携帯電話の画面にカードリモコン画像が登場。点灯する周囲の明るさや、点灯保持時間、フラッシュ開始時間などが変更できる。スマートフォンには非対応。同社では携帯電話で点灯モードが変更できる点について“業界初”としている。

 LED光源には、粒感のない均一な美しい光を実現するという「ワンコア(ひと粒)」タイプのユニットを採用。平均演色評価数はRa90と高く、万が一の場合にはLEDユニットだけを交換補修するため、器具を丸ごと交換する必要がないという。

 下位機種として、センサー機能を省いたLEDポーチライトやスポットライトなど16機種も発売される。希望小売価格は23,100円~38,850円。

LEDポーチライトの使用例
リモコンも付属。このリモコンを使わなくても、携帯電話でも操作できる“ワンコア”のLEDユニット





(正藤 慶一)

2011年6月21日 00:00