パナソニック、「斜め口金用」LED電球の調光タイプを発売延期

~8月から11月に。理由は“主力タイプ増産のため”

 パナソニックは、8月27日に発売する予定だった、斜め口金用のLED電球の調光器対応モデルについて、発売日を11月25日に延期すると発表した。

発売延期となった、「斜め口金用」のLED電球の調光タイプ製品パッケージ。左が電球色相当の「LDA6L-E17/D/BH」、右が昼光色相当のLDA6D-E17/D/BH

 発売延期となるのは、ダウンライトなど、口金が斜めに配置された照明器具に使用できるLED電球「LDA6L-E17/D/BH(電球色相当)」と、「LDA6D-E17/D/BH(昼光色相当)」。いずれも、調光器に対応したモデルとなる。

 延期の理由について同社では、「E17小型電球タイプ主力機種の増産対応のため」としている。パナソニックでは、4月にE17口金用LED電球の新製品を発売したが、想定以上に大きく需要が伸び、ユーザーに製品を十分に届けられない状態になっているという。

 なお、斜め口金用のLED電球については、調光器に対応しない「LDA6L-E17/BH(電球色相当)」と「LDA6D-E17/BH(昼光色相当)」が、6月より発売されている。





(正藤 慶一)

2010年8月6日 13:56