日立、省エネ性がアップした縦型洗濯乾燥機

白い約束 NW-D8KX

 日立アプライアンスは、省エネ性能がアップした縦型洗濯乾燥機「白い約束 NW-D8KX」を6月20日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万円前後。

 白い約束シリーズは同社の縦型洗濯乾燥機で中位機種にあたる製品。今回のリニューアルでは、省エネ性能を重視し、洗濯乾燥時間を従来の150分から20分長い170分に設定した。これにより、消費電力量を従来の2,200Whから2,070Whに削減している。

 乾燥方式には、乾燥運転時に衣類から出る湿気を冷却し、水に変えて排出する「水冷除湿乾燥方式」を採用する。除湿された空気を再び温風として使うため、湿気が外に出ない循環構造となっている。このため、使用時の室内の温度上昇を抑えられるという。

 洗浄コースでは、洋服の型くずれを防ぐために、洗濯槽の回転数を抑えた「消臭・除菌」コース、衣類についた花粉の再飛散を抑える「花粉」コースなどが搭載されている。

 本体サイズは、612×625×1,011mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約74kg。洗濯の標準使用水量は125L。洗濯~乾燥時で約153L。1回の洗濯にかかるランニングコストは水道水使用時で約94円、風呂の残り湯を利用した場合で約71円。

NW-D7KX

 また洗濯容量7kg、乾燥容量4kgの「NW-D7KX」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12万円前後。





(阿部 夏子)

2009年6月12日 18:51